モンブラン・クリケット
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無事サウスバードを捕らえたので、クリケット達のいる海岸へと向かう。
「なんか様子が変だよ・・・・!?」
遠くに見えるのは、私の見間違いだろうか。
近づいてみると、見間違いなどではないことがわかる。
「クリケットさん!?」
「ひし形のおっさん!!マシラ!!ショウジョウ!!!」
三人が倒れていて、ゴーイング・メリー号もボロボロに壊されていた。
「何が起きたの!?しっかりして!大丈夫!?」
そう尋ねても、クリケットは力無く頷くだけだった。
「ルフィ!!」
家の中を確認していたナミが叫んだ。
「金塊が・・・奪られてる・・・・・!!」
「!!」
犯人は金塊泥棒ということ?
思いつくのは、クリケットが金塊を持っているということを知っていそうなモックタウンの人。
「・・・ああ・・・ああ・・・いいんだ・・・。そんなのはよ。忘れろ。これは・・・。それよりお前ら・・・」
「そんなのはってなんだよ!!おやっさん10年も体がイカレるまで海に潜り続けてやっと見つけた黄金じゃねェか!!」
「黙れ・・・いいんだ・・・・。これァ、おれ達の問題だ・・・聞け」
有無を言わさぬ様子で、クリケットは今すぐ空島へ行く準備をしろと言う。
「おい、ルフィ」
ゾロがルフィを呼び、ある一点を示した。そこには何かのマークが描かれていた。
ナミがベラミーのマークだと言った。
「ベラミー?」
誰だろう。
とにかくそいつが金塊泥棒で、3人とメリーにひどいことをしたやつなんだ。
「海岸に沿ってったら昼間の町に着くかな?」
「ええ。着くわよ」
ルフィは一人でそいつらに報復するみたい。
優しい人だから、すごく怒ってるんだ。
「おい、小僧。どこへ行く・・・!!てめェ、余計な真似すんじゃねェぞ!相手が誰だか分かって・・・・」
「朝までには戻る」
ルフィはそう言って、一人で海岸沿いに走っていってしまった。
「・・・・行っちゃった・・・。ゾロ、ルフィ、一人で大丈夫かな?」
「あァ。問題ねェよ」
「・・・・そっか。ゾロがそう言うならそうなんだね。私が心配するのもお門違いか・・・」
少ししょんぼりすると、ポンと頭の上にゾロの手が置かれた。
「お前もクルーなら、船長を信じろ」
「!!」
ゾロのその言葉で、どうするべきかわかった。
私も仲間だから、心配するんじゃなくて、ルフィを信じないといけないんだ。
「うん・・・!わかった」
また一つ、海賊のことがわかった気がする。
さあ、ルフィを信じて、私は空に行く準備をしよう。
**********
朝が来た。
ルフィはまだ来ない。
「何やってんのよっ!あいつったらもーーーっ!!」
ナミはカンカンだ。
「迎えに行ったほうがいいかな?」
そう言った時、ちょうどルフィの声が聞こえてきた。
「おーーーーい!!!」
よかった。帰ってきたんだ。
怪我もなく元気そうである。
「これ見ろ!!ヘラクレス〜〜〜〜〜!」
「「「何しとったんじゃーーーー!」」」
「・・・本当に心配いらなかった・・・・」
ちょっと呆れてしまったが、きっとルフィはこういう人なんだ。
なんか、少しわかってきたかもしれない。
昨日も鳥探しだと言うのに虫を探していたし。
「自由人だなー」
きっと、それがルフィのいいところ。
そんなルフィはゴーイング・メリー号をみて目を輝かせていた。
「飛べそ〜〜〜〜!!」
「だろう!?」
ルフィとウソップはノリノリだがそれは少数意見だった。
「私、あれ見ると不安になるわけよ・・・」
「まあ、そうだな。鶏より鳩の方がまだ飛べそうな・・・」
「それ以前の問題でしょ!バカねっ!!」
・・・・うん。
船に翼っぽいのをつけたところで飛び上がったりしないしね。
大きな不安を抱えたまま、皆船に乗り込む。
「小僧、おれァここでお別れだ」
クリケットが陸から船を見上げてルフィにそう言った。
「一つだけ、これだけは間違いねェことだ!!黄金郷も空島も、過去誰一人ないと証明できた奴ァいねェ!!」
「うん!」
「馬鹿げた理屈だと人は笑うだろうが、結構じゃねェか!!それでこそ!ロマンだ!!」
「ロマンか!!!」
「そうだ!!金を・・・ありがとうよ・・・!おめェら空から落ちてくんじゃねェぞ!」
いいひとだ。クリケットさん。
初めて会った私たちに、全力で協力してくれた。
「クリケットさん、黄金卿探し応援してるね!」
クリケットと別れ、一味はマシラとショウジョウと共に南に現れる積帝雲へ向けて出航した。
「なんか様子が変だよ・・・・!?」
遠くに見えるのは、私の見間違いだろうか。
近づいてみると、見間違いなどではないことがわかる。
「クリケットさん!?」
「ひし形のおっさん!!マシラ!!ショウジョウ!!!」
三人が倒れていて、ゴーイング・メリー号もボロボロに壊されていた。
「何が起きたの!?しっかりして!大丈夫!?」
そう尋ねても、クリケットは力無く頷くだけだった。
「ルフィ!!」
家の中を確認していたナミが叫んだ。
「金塊が・・・奪られてる・・・・・!!」
「!!」
犯人は金塊泥棒ということ?
思いつくのは、クリケットが金塊を持っているということを知っていそうなモックタウンの人。
「・・・ああ・・・ああ・・・いいんだ・・・。そんなのはよ。忘れろ。これは・・・。それよりお前ら・・・」
「そんなのはってなんだよ!!おやっさん10年も体がイカレるまで海に潜り続けてやっと見つけた黄金じゃねェか!!」
「黙れ・・・いいんだ・・・・。これァ、おれ達の問題だ・・・聞け」
有無を言わさぬ様子で、クリケットは今すぐ空島へ行く準備をしろと言う。
「おい、ルフィ」
ゾロがルフィを呼び、ある一点を示した。そこには何かのマークが描かれていた。
ナミがベラミーのマークだと言った。
「ベラミー?」
誰だろう。
とにかくそいつが金塊泥棒で、3人とメリーにひどいことをしたやつなんだ。
「海岸に沿ってったら昼間の町に着くかな?」
「ええ。着くわよ」
ルフィは一人でそいつらに報復するみたい。
優しい人だから、すごく怒ってるんだ。
「おい、小僧。どこへ行く・・・!!てめェ、余計な真似すんじゃねェぞ!相手が誰だか分かって・・・・」
「朝までには戻る」
ルフィはそう言って、一人で海岸沿いに走っていってしまった。
「・・・・行っちゃった・・・。ゾロ、ルフィ、一人で大丈夫かな?」
「あァ。問題ねェよ」
「・・・・そっか。ゾロがそう言うならそうなんだね。私が心配するのもお門違いか・・・」
少ししょんぼりすると、ポンと頭の上にゾロの手が置かれた。
「お前もクルーなら、船長を信じろ」
「!!」
ゾロのその言葉で、どうするべきかわかった。
私も仲間だから、心配するんじゃなくて、ルフィを信じないといけないんだ。
「うん・・・!わかった」
また一つ、海賊のことがわかった気がする。
さあ、ルフィを信じて、私は空に行く準備をしよう。
**********
朝が来た。
ルフィはまだ来ない。
「何やってんのよっ!あいつったらもーーーっ!!」
ナミはカンカンだ。
「迎えに行ったほうがいいかな?」
そう言った時、ちょうどルフィの声が聞こえてきた。
「おーーーーい!!!」
よかった。帰ってきたんだ。
怪我もなく元気そうである。
「これ見ろ!!ヘラクレス〜〜〜〜〜!」
「「「何しとったんじゃーーーー!」」」
「・・・本当に心配いらなかった・・・・」
ちょっと呆れてしまったが、きっとルフィはこういう人なんだ。
なんか、少しわかってきたかもしれない。
昨日も鳥探しだと言うのに虫を探していたし。
「自由人だなー」
きっと、それがルフィのいいところ。
そんなルフィはゴーイング・メリー号をみて目を輝かせていた。
「飛べそ〜〜〜〜!!」
「だろう!?」
ルフィとウソップはノリノリだがそれは少数意見だった。
「私、あれ見ると不安になるわけよ・・・」
「まあ、そうだな。鶏より鳩の方がまだ飛べそうな・・・」
「それ以前の問題でしょ!バカねっ!!」
・・・・うん。
船に翼っぽいのをつけたところで飛び上がったりしないしね。
大きな不安を抱えたまま、皆船に乗り込む。
「小僧、おれァここでお別れだ」
クリケットが陸から船を見上げてルフィにそう言った。
「一つだけ、これだけは間違いねェことだ!!黄金郷も空島も、過去誰一人ないと証明できた奴ァいねェ!!」
「うん!」
「馬鹿げた理屈だと人は笑うだろうが、結構じゃねェか!!それでこそ!ロマンだ!!」
「ロマンか!!!」
「そうだ!!金を・・・ありがとうよ・・・!おめェら空から落ちてくんじゃねェぞ!」
いいひとだ。クリケットさん。
初めて会った私たちに、全力で協力してくれた。
「クリケットさん、黄金卿探し応援してるね!」
クリケットと別れ、一味はマシラとショウジョウと共に南に現れる積帝雲へ向けて出航した。