モンブラン・クリケット
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「ついたわ。地図の場所。ここに例の・・・誰だっけ」
「モンブラン・クリケット」
ナミの質問にロビンが答える。
「す、すげェ!!あれがそいつの家なのか!?スッゲー金持ちなんじゃねェのか!?」
岸から見えたのは、大きなお城。
でも遠近感も何もないしあれはどうみても・・・・
「バーカ。よく見ろよ」
「夢見る男ねェ・・・・。少なくとも、見栄っ張りではあるようだな」
その城はベニヤ板に描かれた大きな絵。そして裏には半分だけの家。
「一体、どんな夢を語って町を追われたの?」
「詳しくはわからないけど、このジャヤという島には莫大な黄金が眠っていると言ってるらしいわ」
「黄金郷があるって言ってるらしいよ。夢があって良いよね!」
ナミの質問に、ロビンと二人でそう答えた。
みんなの目が輝き出した。するとナミが咄嗟にこう言った。
「掘るのよチョッパー!金が出るわ」
「え!?掘ったら出るのか?」
いや、出ないんじゃないかな・・・・?
なんてナミには言えないけども。
「お邪魔します」
ルフィは早速無遠慮にその家に入るが、家主は留守らしい。
そしてナミが一冊の本を見つけた。
タイトルは『嘘つきノーランド』
ナミがその絵本を読んでくれた。黄金郷があると嘘をついた男の話だった。
「_____哀れ、ウソつきは死んでしまいました。勇敢なる海の戦士に、なれも・・・せずに・・・」
「おれをみんなァ!切ない文章勝手に足すなァ!!」
「あっはっは!」
「ナツキも笑ってんじゃねェ〜〜〜!」
「ぎゃあああ〜〜〜〜っ!!!」
突然ルフィの悲鳴が聞こえて振り向いた。
ルフィが海に落ちてしまったようだ。
「え!?」
助けようにも私は泳げない。
そしてルフィに代わって、栗を頭に乗せた男が海から上がってきた。
「てめェら誰だ!!人の家で勝手におくつろぎとは良い度胸。狙いは"金"だな。死ぬがいい」
多分、なんか勘違いされてる・・・!
この人がきっとクリケットさんだ。モンブラン、のってるし・・・(?)
襲いかかってくるクリケットに、サンジが応戦する。
しかし突然クリケットは倒れてしまった。
「え!?だ、大丈夫!?」
咄嗟にクリケットさんに駆け寄った。
すごく苦しそうだ。
「チョッパー!」
「わ、わかった!」
ルフィがウソップのおかげで海から引きずり上げられている。
その間に、チョッパーはテキパキと処置をし、家の中にクリケットを横にならせた。
チョッパーが言うには、彼は潜水病というダイバーがかかる病気らしい。
「本当は持病になったりするようなものじゃないんだけど・・・この人はずっと。毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」
「一体何のために・・・!?」
ナミがつぶやいた。
「わからないけど、危険だよ。場合によっちゃ潜水病は、死に至る病気だ」
そこで私は部屋の中の一つの写真が目に入った。
「これって・・・」
そこには道中出会った二匹の猿男たちに囲まれて笑顔で笑うクリケットさんの姿。
「・・・お友達なのかな?」
そしてしばらくすると、案の定二匹が慌てて家に顔を出したのだ。
「「おやっさァん!!!大丈夫かァ!!!?」」
「なんだお前ら、今このおっさんを看病してるんだからどっか行けよ」
「「いい〜〜〜〜奴らだなあ」」
あっという間にルフィと意気投合したその猿二匹、ショウジョウとマシラの親玉が、このクリケットらしい。
少しするとクリケットも目を覚ました。やはり金塊狙いの海賊だと勘違いをしていたらしい。
「空島に行きてェんだ!行き方を教えてくれ!!」
「空島?・・・ウワッハッハッハ!!お前ら、空島を信じてるのか!?」
クリケットが大声で笑った。
酒場の時と同じだ。彼が唯一の手がかりだったのに、ここもダメなのだろうか・・・。
「空島はねェのか!?」
「・・・・フフ、さァな。あると言っていたやつを一人知っているが、そいつは世間じゃ伝説的な大嘘つき。その一族は永遠の笑い者だ」
「じゃあクリケットさんは何か知ってるのね!」
よかった。前言撤回だ。モックタウンの奴らとは違ったようだ。
クリケットが言うには、その大嘘つきの名はモンブラン・ノーランド。クリケットは彼の子孫だという。
さっき、ナミが呼んでくれた本のモデルとなった人だ。
そして、彼と、ノーランドの不思議な縁について昔話を語った。
「黄金があるのならそれもよし・・・ねェのならそれもよし・・・。別に黄金を見つけて、奴の無実を証明したいわけじゃねェ。おれの人生を狂わせた男との、これは決闘なのさ。おれがくたばる前に、白黒はっきりさせてェんだ・・・・!!」
クリケットはそう言って海を見つめた。
そして猿たちとの出会いを語ってくれた。
「5・6年前になるか・・・。おれの噂を聞いて押しかけてきた。ノーランドの黄金は絶対あると思うんだ、ってな」
たった一人、来る日も来るひも海中を潜り続けていたクリケットの生活に、彼らはズカズカと入り込んできたという。
「勝手におれの手下になって暴れまわりやがる・・・。ああいう一途なバカには、正直、救われるんだ・・・。わかるか・・・・?」
ウソップが号泣してその話を聞く。
「まーでも猿の話は置いといてよ、」
「じゃ、聞くなァ!歯ァ食いしばれ〜〜〜〜!!!」
「だから・・・!!おれは空島に行きてェんだよ、おっさん!!!」
「モンブラン・クリケット」
ナミの質問にロビンが答える。
「す、すげェ!!あれがそいつの家なのか!?スッゲー金持ちなんじゃねェのか!?」
岸から見えたのは、大きなお城。
でも遠近感も何もないしあれはどうみても・・・・
「バーカ。よく見ろよ」
「夢見る男ねェ・・・・。少なくとも、見栄っ張りではあるようだな」
その城はベニヤ板に描かれた大きな絵。そして裏には半分だけの家。
「一体、どんな夢を語って町を追われたの?」
「詳しくはわからないけど、このジャヤという島には莫大な黄金が眠っていると言ってるらしいわ」
「黄金郷があるって言ってるらしいよ。夢があって良いよね!」
ナミの質問に、ロビンと二人でそう答えた。
みんなの目が輝き出した。するとナミが咄嗟にこう言った。
「掘るのよチョッパー!金が出るわ」
「え!?掘ったら出るのか?」
いや、出ないんじゃないかな・・・・?
なんてナミには言えないけども。
「お邪魔します」
ルフィは早速無遠慮にその家に入るが、家主は留守らしい。
そしてナミが一冊の本を見つけた。
タイトルは『嘘つきノーランド』
ナミがその絵本を読んでくれた。黄金郷があると嘘をついた男の話だった。
「_____哀れ、ウソつきは死んでしまいました。勇敢なる海の戦士に、なれも・・・せずに・・・」
「おれをみんなァ!切ない文章勝手に足すなァ!!」
「あっはっは!」
「ナツキも笑ってんじゃねェ〜〜〜!」
「ぎゃあああ〜〜〜〜っ!!!」
突然ルフィの悲鳴が聞こえて振り向いた。
ルフィが海に落ちてしまったようだ。
「え!?」
助けようにも私は泳げない。
そしてルフィに代わって、栗を頭に乗せた男が海から上がってきた。
「てめェら誰だ!!人の家で勝手におくつろぎとは良い度胸。狙いは"金"だな。死ぬがいい」
多分、なんか勘違いされてる・・・!
この人がきっとクリケットさんだ。モンブラン、のってるし・・・(?)
襲いかかってくるクリケットに、サンジが応戦する。
しかし突然クリケットは倒れてしまった。
「え!?だ、大丈夫!?」
咄嗟にクリケットさんに駆け寄った。
すごく苦しそうだ。
「チョッパー!」
「わ、わかった!」
ルフィがウソップのおかげで海から引きずり上げられている。
その間に、チョッパーはテキパキと処置をし、家の中にクリケットを横にならせた。
チョッパーが言うには、彼は潜水病というダイバーがかかる病気らしい。
「本当は持病になったりするようなものじゃないんだけど・・・この人はずっと。毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」
「一体何のために・・・!?」
ナミがつぶやいた。
「わからないけど、危険だよ。場合によっちゃ潜水病は、死に至る病気だ」
そこで私は部屋の中の一つの写真が目に入った。
「これって・・・」
そこには道中出会った二匹の猿男たちに囲まれて笑顔で笑うクリケットさんの姿。
「・・・お友達なのかな?」
そしてしばらくすると、案の定二匹が慌てて家に顔を出したのだ。
「「おやっさァん!!!大丈夫かァ!!!?」」
「なんだお前ら、今このおっさんを看病してるんだからどっか行けよ」
「「いい〜〜〜〜奴らだなあ」」
あっという間にルフィと意気投合したその猿二匹、ショウジョウとマシラの親玉が、このクリケットらしい。
少しするとクリケットも目を覚ました。やはり金塊狙いの海賊だと勘違いをしていたらしい。
「空島に行きてェんだ!行き方を教えてくれ!!」
「空島?・・・ウワッハッハッハ!!お前ら、空島を信じてるのか!?」
クリケットが大声で笑った。
酒場の時と同じだ。彼が唯一の手がかりだったのに、ここもダメなのだろうか・・・。
「空島はねェのか!?」
「・・・・フフ、さァな。あると言っていたやつを一人知っているが、そいつは世間じゃ伝説的な大嘘つき。その一族は永遠の笑い者だ」
「じゃあクリケットさんは何か知ってるのね!」
よかった。前言撤回だ。モックタウンの奴らとは違ったようだ。
クリケットが言うには、その大嘘つきの名はモンブラン・ノーランド。クリケットは彼の子孫だという。
さっき、ナミが呼んでくれた本のモデルとなった人だ。
そして、彼と、ノーランドの不思議な縁について昔話を語った。
「黄金があるのならそれもよし・・・ねェのならそれもよし・・・。別に黄金を見つけて、奴の無実を証明したいわけじゃねェ。おれの人生を狂わせた男との、これは決闘なのさ。おれがくたばる前に、白黒はっきりさせてェんだ・・・・!!」
クリケットはそう言って海を見つめた。
そして猿たちとの出会いを語ってくれた。
「5・6年前になるか・・・。おれの噂を聞いて押しかけてきた。ノーランドの黄金は絶対あると思うんだ、ってな」
たった一人、来る日も来るひも海中を潜り続けていたクリケットの生活に、彼らはズカズカと入り込んできたという。
「勝手におれの手下になって暴れまわりやがる・・・。ああいう一途なバカには、正直、救われるんだ・・・。わかるか・・・・?」
ウソップが号泣してその話を聞く。
「まーでも猿の話は置いといてよ、」
「じゃ、聞くなァ!歯ァ食いしばれ〜〜〜〜!!!」
「だから・・・!!おれは空島に行きてェんだよ、おっさん!!!」