モンブラン・クリケット
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ロビンと二人、船へ戻るとナミが怒っている声が聞こえた。
「ナミ?」
「随分荒れてどうしたの?」
理由はよくわからないがナミの機嫌がものすごく悪い。
「ああっ♡おかえり!ナツキちゃん、ロビンちゃん!お食事になさる?お風呂になさる?」
「どこ行ってたんだ?」
サンジは無視してルフィの質問に答える。
「あっちの方でお買い物とかしてた」
「服の調達と、空島への情報でしょ?」
ナツキとロビンがそう返事をすると、ナミが怒り出す。
「そうよ、あんたよ!ロビン!あんたが空島がどうとか言い出すからこんなことになったのよ!!もしありもしなかったら海のモクズにしてやるわ!!」
「「?」」
・・・ナミはなんでこんなに怒ってるの?
「あ、今はそっとしといてやってくれ。っていうより近づかない方がいいぞ」
ひとまずウソップのアドバイスに従おう。
「はい、ルフィ、これ・・・・・あれ、なんで怪我してるの?ケンカしたの?」
「気にすんな、それは。・・・お!宝の地図だっ!」
私は酒場で男から調達した地図をルフィに手渡す。
ルフィには悪いが宝の地図ではなくジャヤの地図だ。
ロビンが話し出した。
「東にバツ印があるでしょう?そこにジャヤのはみ出しものが住んでるらしいわ。名前はモンブラン・クリケット。夢を語りこの町を追われた男。話が合うんじゃない?」
そして一行の目的が、クリケットに会うことに決まる。
錨を上げて東の海岸へと向かう。
「ナツキとロビンがが調べてきたのか〜。よくやった」
「えへへ。ほとんどロビンにくっついてただけだけどね。海賊のことたくさん教えてくれたの。」
次からは一人でもちゃんとできるように心構えしておこう。
船番をしていたウソップたちから、サルベージのところで出会った猿がいたと聞き、最低限の警戒をして船は進む。
すると、また変な船に出会ってしまった。
「早速変なのに出くわしちまったな。でもあいつじゃねェみたいだぞ。ウソップ」
ルフィがそう言う。
「でもなんだか猿っぽい人だね」
「思い切った顔してんなー。何類だ?」
「人類だ。バカヤロー」
お猿さんその2の船ではなんだか色々ごちゃごちゃ言っている。
話の流れで、猿その1のマシラを蹴飛ばしたことを伝えると、知り合いだったようで猿2は怒ってしまった。
ルフィももう少し言葉を選べば良いのに・・・。
「音波!"[#ruby=破壊の雄叫び_ハボック・ソナー#"!」
猿が歌い出し、敵の船がみるみる壊れていく。
「で、何やってんだ。あいつら」
「自滅中かな・・・?」
「でもすげェな。声で船が壊れてくぞ」
サンジとルフィと口々にそう言って、目の前の光景をのんびり眺める。
そこにナミが、今のうちに進もうと言うので持ち場に着こうとした時、バリバリと船が音を立て始めた。
「メリー!?」
「・・・!まずい!やっぱりこの船にも影響が!」
すでに長く航海をしているメリーはボロボロだと言うのに、この音の攻撃はかなりまずい。
「ぬう・・・!"ミツミツ・コーティング"!!」
蜜蝋で船体を覆うと、船の破壊がひとまず収まる。
「おおおお!ナツキ!すげーな」
ルフィが叫んだ。
嬉しいけど、それどころではない。
「こんなの応急処置だよ!そんなに強度はないから早くここ離れよう!!!」
「全速前進!この声の届かない場所へ!!」
とにかく全体を覆うことを優先したから、蜜の層は薄いし、何よりずっとメリーを蜜蝋まみれにさせるわけにもいかない。
ナミの掛け声でメリー号は急いで目的地へと進んでいった。
段々と猿の声が遠ざかり、ようやく聞こえなくなってきた。
「回収〜」
蜜蝋をズルズル回収していく。メリーは元通りだ。
「もうやめるのか?」
「応急処置だって言ったでしょ。熱に弱いし、燃えやすいからそのままだと危ないよ。あくまで緊急用」
ルフィは少し残念そうにしていたが、蝋まみれの船はちょっと嫌だ。
「ナツキ、修理手伝えるか?」
ウソップがそう言って工具と木材を持ってきた。
「手先は器用だからできると思う」
「そーか。おめー芸術家だもんな。じゃあこのあたり任せていいか?」
船の床の剥がれてしまった部分を補修する。
こういうのは得意だ。
「はいこれ。ナツキのやったところ綺麗ね」
ナミがそう言ってドリンクを渡してくれた。
「絵画以外も彫刻とか一通り手は出したことあるから綺麗にやるのは得意だよ。でも船の構造とかはよくわからないから、見た目だけなんだけどね」
「でもメリーも綺麗にしてもらったほうが喜ぶわよ。ナツキがいてよかった」
「えへへ。そうかな?ありがとう」
修理をしながらも、船は進んでいき、ようやくジャヤの東の海岸に辿り着いた。
「ナミ?」
「随分荒れてどうしたの?」
理由はよくわからないがナミの機嫌がものすごく悪い。
「ああっ♡おかえり!ナツキちゃん、ロビンちゃん!お食事になさる?お風呂になさる?」
「どこ行ってたんだ?」
サンジは無視してルフィの質問に答える。
「あっちの方でお買い物とかしてた」
「服の調達と、空島への情報でしょ?」
ナツキとロビンがそう返事をすると、ナミが怒り出す。
「そうよ、あんたよ!ロビン!あんたが空島がどうとか言い出すからこんなことになったのよ!!もしありもしなかったら海のモクズにしてやるわ!!」
「「?」」
・・・ナミはなんでこんなに怒ってるの?
「あ、今はそっとしといてやってくれ。っていうより近づかない方がいいぞ」
ひとまずウソップのアドバイスに従おう。
「はい、ルフィ、これ・・・・・あれ、なんで怪我してるの?ケンカしたの?」
「気にすんな、それは。・・・お!宝の地図だっ!」
私は酒場で男から調達した地図をルフィに手渡す。
ルフィには悪いが宝の地図ではなくジャヤの地図だ。
ロビンが話し出した。
「東にバツ印があるでしょう?そこにジャヤのはみ出しものが住んでるらしいわ。名前はモンブラン・クリケット。夢を語りこの町を追われた男。話が合うんじゃない?」
そして一行の目的が、クリケットに会うことに決まる。
錨を上げて東の海岸へと向かう。
「ナツキとロビンがが調べてきたのか〜。よくやった」
「えへへ。ほとんどロビンにくっついてただけだけどね。海賊のことたくさん教えてくれたの。」
次からは一人でもちゃんとできるように心構えしておこう。
船番をしていたウソップたちから、サルベージのところで出会った猿がいたと聞き、最低限の警戒をして船は進む。
すると、また変な船に出会ってしまった。
「早速変なのに出くわしちまったな。でもあいつじゃねェみたいだぞ。ウソップ」
ルフィがそう言う。
「でもなんだか猿っぽい人だね」
「思い切った顔してんなー。何類だ?」
「人類だ。バカヤロー」
お猿さんその2の船ではなんだか色々ごちゃごちゃ言っている。
話の流れで、猿その1のマシラを蹴飛ばしたことを伝えると、知り合いだったようで猿2は怒ってしまった。
ルフィももう少し言葉を選べば良いのに・・・。
「音波!"[#ruby=破壊の雄叫び_ハボック・ソナー#"!」
猿が歌い出し、敵の船がみるみる壊れていく。
「で、何やってんだ。あいつら」
「自滅中かな・・・?」
「でもすげェな。声で船が壊れてくぞ」
サンジとルフィと口々にそう言って、目の前の光景をのんびり眺める。
そこにナミが、今のうちに進もうと言うので持ち場に着こうとした時、バリバリと船が音を立て始めた。
「メリー!?」
「・・・!まずい!やっぱりこの船にも影響が!」
すでに長く航海をしているメリーはボロボロだと言うのに、この音の攻撃はかなりまずい。
「ぬう・・・!"ミツミツ・コーティング"!!」
蜜蝋で船体を覆うと、船の破壊がひとまず収まる。
「おおおお!ナツキ!すげーな」
ルフィが叫んだ。
嬉しいけど、それどころではない。
「こんなの応急処置だよ!そんなに強度はないから早くここ離れよう!!!」
「全速前進!この声の届かない場所へ!!」
とにかく全体を覆うことを優先したから、蜜の層は薄いし、何よりずっとメリーを蜜蝋まみれにさせるわけにもいかない。
ナミの掛け声でメリー号は急いで目的地へと進んでいった。
段々と猿の声が遠ざかり、ようやく聞こえなくなってきた。
「回収〜」
蜜蝋をズルズル回収していく。メリーは元通りだ。
「もうやめるのか?」
「応急処置だって言ったでしょ。熱に弱いし、燃えやすいからそのままだと危ないよ。あくまで緊急用」
ルフィは少し残念そうにしていたが、蝋まみれの船はちょっと嫌だ。
「ナツキ、修理手伝えるか?」
ウソップがそう言って工具と木材を持ってきた。
「手先は器用だからできると思う」
「そーか。おめー芸術家だもんな。じゃあこのあたり任せていいか?」
船の床の剥がれてしまった部分を補修する。
こういうのは得意だ。
「はいこれ。ナツキのやったところ綺麗ね」
ナミがそう言ってドリンクを渡してくれた。
「絵画以外も彫刻とか一通り手は出したことあるから綺麗にやるのは得意だよ。でも船の構造とかはよくわからないから、見た目だけなんだけどね」
「でもメリーも綺麗にしてもらったほうが喜ぶわよ。ナツキがいてよかった」
「えへへ。そうかな?ありがとう」
修理をしながらも、船は進んでいき、ようやくジャヤの東の海岸に辿り着いた。