モックタウン
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ジャヤの気候海域に入ったようでポカポカとした陽気が安定してきた。
「ジャヤはきっと春島だな」
ルフィが船首の上に寝転んでそう言った。
「島に着いたらどうすればいいの?」
「好きにしていいんだぞ。おれはメシ屋だなァ。ナツキも一緒に行くか?」
「んー・・・・今はお腹減ってないから遠慮しとこうかな。適当にブラブラして空島のこと聞いてくればいい?」
「そんな感じだ!」
「じゃあそうする」
上陸後の予定が決まった。
キャンバスの材料もミューゼスからあまり持ってきていないから買わないと。小さめのスケッチブックも欲しい。
「でもそうか、一緒に行かねェのか。メシ屋」
「あ・・・・えっと、じゃあ着いてこうか?」
そう尋ねるとルフィは口をまっすぐにして悩みながら答えた。
「ん〜〜〜〜〜・・・いや!腹減ってねェのはしょうがないからな。・・・うん。付き合わなくていいぞ!ナツキには好きなことしてて欲しいからな」
「ごめんね。ちょっとだけお買い物したかったんだ。また誘って!今度はお腹ぺこぺこの時に!」
「おう!そしたら一緒に行こうな!メシ屋!」
「うん。楽しみにしてる」
そんな感じでルフィと話したり、欲しいものをリストアップしているうちに、ジャヤが見えてきた。
「うっは〜〜!!いいな〜〜!!いい感じの町が見えるぞ!」
ルフィの言葉通り、リゾート感溢れる町並みが見えてくる。
しかし海賊船が停泊しているし、なんだか物騒な叫び声も聞こえる。
「治安は良くなさそう・・・」
まあ能力もあるし、大丈夫か。
そうこうしているうちに、ルフィとゾロはあっという間に下船して、ウキウキと町を眺めていた。それを心配したナミもついていく。
「おいしょ・・・。初上陸・・・!!」
何はともあれ、これが私の記念すべき海賊としての初上陸!!
船長のルフィのお許しも出たし、買い物をして、是非とも空島の情報を手に入れて活躍したい。
「絵描きさん、私もいいかしら」
「少し画材を買いたいんだけどいい?」
「ええ。もちろん。私も服が欲しいんだけどいいかしら?」
「うん。一緒にお買い物しよう」
こうしてロビンと二人、ルフィたちとは別の通りに進んでみる。
今まで、先生や兄弟弟子たちとしか買い物に言ったことがなかったから、ロビンと二人で歩くのはなんだか新鮮だ。
「ふふっ」
「? どうかした?」
「こんなふうに家族以外の人と歩くのってあんまりなかったから嬉しくて」
「・・・・フフ、そう。それはよかったわ」
そう言って微笑むロビン。
ロビンは優しくて、なんでも知っていて、お姉ちゃんがいたらきっとこんな感じなんだろうな。
「絵描きさんは服はいいの?」
「んー、かわいい服が好きなんだけど、船の上でそれってどうなのかな・・・?」
「一緒に探す?少しはアドバイスできると思うわ」
「え!本当?ありがとう!」
それからロビンと一緒に服を選び、その後画材を買い足す。
「ンフフ!満足満足・・・・・あ!情報!」
「酒場かどこかで休憩がてら話を聞いてみましょうか」
「うん」
酒場で情報収集って、なんだか海賊っぽくて楽しそう。
そして酒場に入ると、予想通りだが、ガラの悪い奴らが大勢いた。
「ギャハハ!姉ちゃんたちこっち来いよ!」
「可愛い嬢ちゃんに綺麗な姉ちゃんだな!ガハハ!」
「まず町に着いたらログが溜まる期間を聞くのが鉄則よ」
「あ、なるほど。大事だもんね」
ロビン姉さん、男どもを完全に無視。
さすがです。
ロビンがカウンターに座り、その横に腰掛ける。ロビンが店員にログを聞くと4日で溜まるそうだ。ということはせいぜい2日間くらいしかジャヤにはいられない。
「なら早く情報を集めないとだね。ねえ、おじさん、空島について何か知ってる?」
その瞬間、酒場が一瞬にして静まり返った。
「・・・ん?」
そして、酒場中で笑い声が巻き起こった。
「ギャハハハハ!」
「そ、空島って・・・!!ハッハ!!」
何が起きたのだろう。とにかく笑われているのは私のようだ。
「私、何か面白いこと言った?」
酒場の男たちに向かって言う。
皆笑うが、私は全く面白くない。
「空島なんて信じてるのか?クク・・・!そんな夢物語、ガキじゃあるめェし・・・!!」
どうやら酒場全員がその発言をした男に同意らしい。うんうんと皆頷いていた。なんともイライラする酒場だ。
「夢物語でもガキでも大いに結構!海賊だもの。夢くらい見るでしょう?」
「ギャハハハ!嬢ちゃん、か、海賊なのか!ハハハ・・!随分可愛い海賊がいたもんだ!」
「やめとけやめとけ。夢ならおれが見せてやるよ。ほら、こっち来い」
下卑た声で男たちがそう言った。
「・・・・すっごく不愉快」
「そうね。出ましょうか。収穫もなさそうだし」
ロビンもそう言うので席を立ち上がる。
「全く、何が空島だ。クリケットの黄金も馬鹿げてるが、それ以上の大馬鹿者だ」
一人の男に気になる発言をされ、ロビンと二人、立ち止まった。
「クリケットの黄金?」
そう尋ねてみると、男はまたあの不愉快な調子で答えた。
「ジャヤには黄金卿があるんだと馬鹿げた夢を追うジジイだ。くだらねェことばっかり言うんで、終いには町を追い出されてやがる。いやーあいつは傑作だぜ!」
「その人はどこにいるの?」
「あ?なんだ、興味あんのか?・・・ヒヒ・・そうだな・・・・。一晩お前らの体を貸してくれるっつーなら教えてやってもいいぜ。ギャハハ!」
なんだこの男は。
「嫌に決まってるでしょ。場所を教えるくらい良いじゃない。けち!」
「ハハハ!おれも海賊だ。タダで情報をもらえると思うなよ?ハッハー!」
思わずムッとすると、肩にロビンの手が置かれた。
「絵描きさん、あなたも海賊ならこんな時はこうよ」
「?」
「"三輪咲き "」
「!」
ロビンが腕をクロスさせると酒場中の人間から腕が生えた。
「クラッチ」
「「「「ぎゃああああっ!!!」」」」
「さあ、そのクリケットという男の居場所を教えなさい」
「・・・か、かっこいい・・・・・!!!」
ロビン姉さんの力技でジャヤの地図と、そのクリケットと言う男の情報を得ることができた。
「さすがロビン!私も見習う!」
「フフ・・さ、船に戻りましょうか」
「ジャヤはきっと春島だな」
ルフィが船首の上に寝転んでそう言った。
「島に着いたらどうすればいいの?」
「好きにしていいんだぞ。おれはメシ屋だなァ。ナツキも一緒に行くか?」
「んー・・・・今はお腹減ってないから遠慮しとこうかな。適当にブラブラして空島のこと聞いてくればいい?」
「そんな感じだ!」
「じゃあそうする」
上陸後の予定が決まった。
キャンバスの材料もミューゼスからあまり持ってきていないから買わないと。小さめのスケッチブックも欲しい。
「でもそうか、一緒に行かねェのか。メシ屋」
「あ・・・・えっと、じゃあ着いてこうか?」
そう尋ねるとルフィは口をまっすぐにして悩みながら答えた。
「ん〜〜〜〜〜・・・いや!腹減ってねェのはしょうがないからな。・・・うん。付き合わなくていいぞ!ナツキには好きなことしてて欲しいからな」
「ごめんね。ちょっとだけお買い物したかったんだ。また誘って!今度はお腹ぺこぺこの時に!」
「おう!そしたら一緒に行こうな!メシ屋!」
「うん。楽しみにしてる」
そんな感じでルフィと話したり、欲しいものをリストアップしているうちに、ジャヤが見えてきた。
「うっは〜〜!!いいな〜〜!!いい感じの町が見えるぞ!」
ルフィの言葉通り、リゾート感溢れる町並みが見えてくる。
しかし海賊船が停泊しているし、なんだか物騒な叫び声も聞こえる。
「治安は良くなさそう・・・」
まあ能力もあるし、大丈夫か。
そうこうしているうちに、ルフィとゾロはあっという間に下船して、ウキウキと町を眺めていた。それを心配したナミもついていく。
「おいしょ・・・。初上陸・・・!!」
何はともあれ、これが私の記念すべき海賊としての初上陸!!
船長のルフィのお許しも出たし、買い物をして、是非とも空島の情報を手に入れて活躍したい。
「絵描きさん、私もいいかしら」
「少し画材を買いたいんだけどいい?」
「ええ。もちろん。私も服が欲しいんだけどいいかしら?」
「うん。一緒にお買い物しよう」
こうしてロビンと二人、ルフィたちとは別の通りに進んでみる。
今まで、先生や兄弟弟子たちとしか買い物に言ったことがなかったから、ロビンと二人で歩くのはなんだか新鮮だ。
「ふふっ」
「? どうかした?」
「こんなふうに家族以外の人と歩くのってあんまりなかったから嬉しくて」
「・・・・フフ、そう。それはよかったわ」
そう言って微笑むロビン。
ロビンは優しくて、なんでも知っていて、お姉ちゃんがいたらきっとこんな感じなんだろうな。
「絵描きさんは服はいいの?」
「んー、かわいい服が好きなんだけど、船の上でそれってどうなのかな・・・?」
「一緒に探す?少しはアドバイスできると思うわ」
「え!本当?ありがとう!」
それからロビンと一緒に服を選び、その後画材を買い足す。
「ンフフ!満足満足・・・・・あ!情報!」
「酒場かどこかで休憩がてら話を聞いてみましょうか」
「うん」
酒場で情報収集って、なんだか海賊っぽくて楽しそう。
そして酒場に入ると、予想通りだが、ガラの悪い奴らが大勢いた。
「ギャハハ!姉ちゃんたちこっち来いよ!」
「可愛い嬢ちゃんに綺麗な姉ちゃんだな!ガハハ!」
「まず町に着いたらログが溜まる期間を聞くのが鉄則よ」
「あ、なるほど。大事だもんね」
ロビン姉さん、男どもを完全に無視。
さすがです。
ロビンがカウンターに座り、その横に腰掛ける。ロビンが店員にログを聞くと4日で溜まるそうだ。ということはせいぜい2日間くらいしかジャヤにはいられない。
「なら早く情報を集めないとだね。ねえ、おじさん、空島について何か知ってる?」
その瞬間、酒場が一瞬にして静まり返った。
「・・・ん?」
そして、酒場中で笑い声が巻き起こった。
「ギャハハハハ!」
「そ、空島って・・・!!ハッハ!!」
何が起きたのだろう。とにかく笑われているのは私のようだ。
「私、何か面白いこと言った?」
酒場の男たちに向かって言う。
皆笑うが、私は全く面白くない。
「空島なんて信じてるのか?クク・・・!そんな夢物語、ガキじゃあるめェし・・・!!」
どうやら酒場全員がその発言をした男に同意らしい。うんうんと皆頷いていた。なんともイライラする酒場だ。
「夢物語でもガキでも大いに結構!海賊だもの。夢くらい見るでしょう?」
「ギャハハハ!嬢ちゃん、か、海賊なのか!ハハハ・・!随分可愛い海賊がいたもんだ!」
「やめとけやめとけ。夢ならおれが見せてやるよ。ほら、こっち来い」
下卑た声で男たちがそう言った。
「・・・・すっごく不愉快」
「そうね。出ましょうか。収穫もなさそうだし」
ロビンもそう言うので席を立ち上がる。
「全く、何が空島だ。クリケットの黄金も馬鹿げてるが、それ以上の大馬鹿者だ」
一人の男に気になる発言をされ、ロビンと二人、立ち止まった。
「クリケットの黄金?」
そう尋ねてみると、男はまたあの不愉快な調子で答えた。
「ジャヤには黄金卿があるんだと馬鹿げた夢を追うジジイだ。くだらねェことばっかり言うんで、終いには町を追い出されてやがる。いやーあいつは傑作だぜ!」
「その人はどこにいるの?」
「あ?なんだ、興味あんのか?・・・ヒヒ・・そうだな・・・・。一晩お前らの体を貸してくれるっつーなら教えてやってもいいぜ。ギャハハ!」
なんだこの男は。
「嫌に決まってるでしょ。場所を教えるくらい良いじゃない。けち!」
「ハハハ!おれも海賊だ。タダで情報をもらえると思うなよ?ハッハー!」
思わずムッとすると、肩にロビンの手が置かれた。
「絵描きさん、あなたも海賊ならこんな時はこうよ」
「?」
「"
「!」
ロビンが腕をクロスさせると酒場中の人間から腕が生えた。
「クラッチ」
「「「「ぎゃああああっ!!!」」」」
「さあ、そのクリケットという男の居場所を教えなさい」
「・・・か、かっこいい・・・・・!!!」
ロビン姉さんの力技でジャヤの地図と、そのクリケットと言う男の情報を得ることができた。
「さすがロビン!私も見習う!」
「フフ・・さ、船に戻りましょうか」