胎動
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ひとまず仮契約ということで一年ガラルのリーグ委員会に世話になることが決まった。そのことをナツキが両親とワタルに知らせると、皆が良い反応を示した。
『なるほど、その手があったな。やはりガラルに行ってよかったな、ナツキ』
「うん。キバナくんにはお世話になりっぱなしで・・・」
『ああ・・・そうだな・・・・俺からも礼を行っておくな』
キバナのナツキへの想いをなんとなく察しているワタルはそう返した。そしてジョウトの様子や、セキエイ高原リーグのことなど互いに近況や他愛無い話をして電話を切った。
「・・・キバナくんにお礼言わないとね。ちょうど明日はリョウタさんに会う日だし」
ルカリオもその言葉に頷いた。
そして翌日、ナツキは予定通りガラルジムで、リョウタのポケモンを見終わったと、自身のトレーニングを終えたらしいキバナの元へ駆け寄った。
「キバナくん、」
「ぬわっ!?ナツキ!?な、なな、何だ!?」
「・・・・・あ、」
やたらと焦るキバナに、ナツキは先日抱きしめられたことを思い出してしまい、キバナに釣られ顔を赤くした。
「あー、えっと、その、昨日、ダンデさんに会って・・・」
「は?・・・あー、仕事の話か。ちょ、飯食おうぜ。そんで話そ。」
「うん、わかった」
そんなわけで、トレーニングで疲れているポケモンはボールに戻し、二人でガラルのレストランに来た。
「で、引き受けるのか?」
「うん。とりあえず1年間ダンデさんのところにお世話になることにしたの。後のことはそれから決めようってなった。・・・それで、キバナくんが色々ダンデさんにお願いしてくれたんでしょ? ありがとう。・・・私、キバナくんにお世話になりっぱなしで・・・・・」
「良いんだよ、別に。お節介とかじゃねーならよかった。っつーかダンデの野郎、言うなって言ったのに・・・・」
「うん。フフッ、それでリザードンに怒られてたよ」
「ハハ、あいつらはどっちがトレーナーなんだか分かんねえな」
穏やかな空気が流れていた。
(・・・これって・・良い雰囲気なんじゃねーか・・・?)
いつもよりナツキの反応に手応えを感じたキバナは、あることを思いついた。
「あ、なあ、ナツキ、ワイルドエリアはもう行ったか?」
「うん。ちょっとだけポケモンと散歩してみたよ。でも、町の近くだけね。危ないって聞いていたから、キバナくんに必要なことをちゃんと聞いてから探索しようと思って。」
「なら今週末一緒に行ってみねーか?」
「いいの?行きたい!忙しくはない?」
キバナはジムチャレンジにも休日があることをナツキに伝える。仕事である以上、確かに無休はあり得ないかとナツキは納得した。
「じゃあお願いします。」
「ハハ、いいぜ。どんと頼れよな!」
心の中でガッツポーズをしながらキバナはそう返した。
『なるほど、その手があったな。やはりガラルに行ってよかったな、ナツキ』
「うん。キバナくんにはお世話になりっぱなしで・・・」
『ああ・・・そうだな・・・・俺からも礼を行っておくな』
キバナのナツキへの想いをなんとなく察しているワタルはそう返した。そしてジョウトの様子や、セキエイ高原リーグのことなど互いに近況や他愛無い話をして電話を切った。
「・・・キバナくんにお礼言わないとね。ちょうど明日はリョウタさんに会う日だし」
ルカリオもその言葉に頷いた。
そして翌日、ナツキは予定通りガラルジムで、リョウタのポケモンを見終わったと、自身のトレーニングを終えたらしいキバナの元へ駆け寄った。
「キバナくん、」
「ぬわっ!?ナツキ!?な、なな、何だ!?」
「・・・・・あ、」
やたらと焦るキバナに、ナツキは先日抱きしめられたことを思い出してしまい、キバナに釣られ顔を赤くした。
「あー、えっと、その、昨日、ダンデさんに会って・・・」
「は?・・・あー、仕事の話か。ちょ、飯食おうぜ。そんで話そ。」
「うん、わかった」
そんなわけで、トレーニングで疲れているポケモンはボールに戻し、二人でガラルのレストランに来た。
「で、引き受けるのか?」
「うん。とりあえず1年間ダンデさんのところにお世話になることにしたの。後のことはそれから決めようってなった。・・・それで、キバナくんが色々ダンデさんにお願いしてくれたんでしょ? ありがとう。・・・私、キバナくんにお世話になりっぱなしで・・・・・」
「良いんだよ、別に。お節介とかじゃねーならよかった。っつーかダンデの野郎、言うなって言ったのに・・・・」
「うん。フフッ、それでリザードンに怒られてたよ」
「ハハ、あいつらはどっちがトレーナーなんだか分かんねえな」
穏やかな空気が流れていた。
(・・・これって・・良い雰囲気なんじゃねーか・・・?)
いつもよりナツキの反応に手応えを感じたキバナは、あることを思いついた。
「あ、なあ、ナツキ、ワイルドエリアはもう行ったか?」
「うん。ちょっとだけポケモンと散歩してみたよ。でも、町の近くだけね。危ないって聞いていたから、キバナくんに必要なことをちゃんと聞いてから探索しようと思って。」
「なら今週末一緒に行ってみねーか?」
「いいの?行きたい!忙しくはない?」
キバナはジムチャレンジにも休日があることをナツキに伝える。仕事である以上、確かに無休はあり得ないかとナツキは納得した。
「じゃあお願いします。」
「ハハ、いいぜ。どんと頼れよな!」
心の中でガッツポーズをしながらキバナはそう返した。