はじまり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一ヶ月後、選抜戦が始まり、代表者二人が決まった。
「これは・・・さすがというべきか・・・・・・」
その二人は危なげなくバトルで勝ち続け、バトルを間近でみていたワタルは思わず感嘆した。
選抜戦後、勝ち抜いた二人とワタルはセキエイリーグのとある一室に集まった。
「ナツキに、レッドくん、久しぶりだね。まずは代表者選抜おめでとう。また1ヶ月後に今度はガラルで本戦のワールドリーグカップが開催される。俺と、ナツキとレッドくんでカントー・ジョウトの強さを見せつけてやろう!!」
ワタルの呼びかけに、二人は頷いた。
「ナツキもレッドくんも公式戦とはずいぶん離れていたけど、随分と鍛え続けていたみたいだね。」
「公式戦には出てないってだけで野良バトルとか修行は欠かさずやっていたから。たまにレッドくんとかグリーンくんとかに相手してもらったり・・・」
「・・・僕もシロガネ山でずっと修行を・・・たまにナツキさんが差し入れを持ってきてくれるからついでにバトルをしたり・・・。」
「そんなことしてたのか!?そりゃあ、相変わらず強い、というかさらに磨きがかかってるわけだ・・・。」
二人の強さの秘密を垣間見たワタルは一息ついて今後の予定について説明した。
「先ほども言った通り、一ヶ月後にガラルで本戦があるんだが、二人ともダイマックスバトルの経験は?」
ワタルの問いに二人を首を横に振った。
「おそらくガラル出身の奴らは間違いなくダイマックスを使ってくるし相当強い。だからこちらもダイマックスバトルができるに越したことはない。」
そう言ってワタルは二人にダイマックスバンドを手渡した。
「これをつけていればパワースポットでポケモンをダイマックス化できる。あとは練習あるのみだ。」
「練習?ダイマックスはガラル地方特有の現象よ。まさか一ヶ月前から修行しに行くなんて言わないわよね?」
「そのまさかだ。修行場所にはもう連絡してある。先方も快く引き受けてくれた。というわけで、二人とも、出発の準備をしてくれ。」
なんとも強引なその言葉で、ナツキは仕事を休む連絡を入れたりと3日ほど奔走したのだった。