決勝リーグ
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[ナツキとのバトル後の写真]
kibana241
砂まみれの俺様とナツキ。
最高のバトルサンキュー。
#ワールドリーグカップ
#砂パ被り
doragon23 いい写真!
kinabafan92 お疲れ様!めちゃめちゃ良かった!
rurina049 なに青春しちゃってんの
kibana241 @rurina049 何が悪い
pokesuki ナツキ選手とキバナ選手でタッグバトル組んだら最強ですね!
kibana241 @pokemonsuki それめちゃめちゃあり
「すげーいいねつくじゃん。さすがナツキ」
「ジュラ」
「なんだよ、お前も気に入ったのか?」
「ジュラ!ジュラ!」
ナツキとの写真をアップしたところを見ているとジュラルドンが興奮していた。昨日のバトルを思い出しているのだろう。ナツキが気に入った、と言うよりかは、ナツキとまたバトルをしたくてたまらないようだ。
「ま、そのうちな。疲れてないなら今日のバトルを見に行くぞー」
本日は第7試合。ワタル対ダイゴの戦いだ。迫力満点の試合だったが、ダイゴの鋼タイプのタフさを突き破ることが後一歩で叶わず、ワタルの敗退で幕を閉じた。
「お疲れ様」
「ああ。悪いな。負けてしまった」
控室のワタルに会いに行くと、ダイゴに負けたのことがだいぶ悔しいようだった。
「べつに謝ることじゃないよ。どちらかは負けるんだから」
「そうだな。・・・分かっていても悔しいな。
ところで、だいぶ公式戦に慣れてきたように見えるが、楽しんでるか?」
ワタルの問いにナツキは頷いた。
「昨日の試合は負けちゃったけど、応援されてるんだなって実感できた。久しぶりに、自分だけじゃなくて、みんなが応援してくれるし勝ちたいな、って思ったの」
ワタルは満足そうに微笑んだ。
「それは良かった。本当は、この大会に無理矢理参加させられて後悔してるんじゃないかって心配だったんだ」
「そんなことないよ!・・・本当はセキエイ高原リーグの威信とかじゃなくて、私のためにこの大会を勧めてくれたんでしょ?」
「・・・バレてたか」
「だってワタル、リーグの強さとかそこまで気にしていないでしょう?急にどうしたのかな、もしかして違う目的があるのかな、って考えるのは普通だよ。付き合い長いしね」
「ハハ、まあ、そうだな。確かにリーグの威信にはそこまで執着していないが・・・・・」
ワタルはナツキを見てニヤリと微笑んだ。
「ナツキがダンデを打ち負かすところは見てみたい」
その言葉を聞いてナツキの目が、バトル時のように鋭くなった。
「任せて。今負ける気しないから」
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『さあ!本日は決勝リーグ第8試合!ダンデ対ナツキだーーーー!ダンデ選手はこれまで無敗!しかし!ナツキ選手は予選リーグでダンデ選手を唯一打ち負かしたマサル選手を相手に勝利を収めた!これはひょっとするとひょっとするかーーー!?』
フィールドの端と端、ダンデとナツキはお互いを見つめる。
「ナツキ、ようやく君とバトルできる・・・!」
「私も、最強と言われた人とバトルできるなんて光栄です。でも、負ける気は一切ありません!!」
『バトル・・・開始っ!!!!!』
「いけっ!ギルガルド!」
「あなたに決めた!デンリュウ!!」
最初のバトルはダンデのギルガルド対ナツキのデンリュウだ。
「最初から全開よ!デンリュウ!ほうでん!!!」
デンリュウが全力で辺りに電撃を撒き散らす。
「ギルガルド!キングシールドだ!」
キングシールドによってギルガルドは守られる。
「デンリュウ!距離をとってじゅうでんよ!」
キングシールドは触れると攻撃力が下がる。触れないように指示をし、攻撃力を高めるためじゅうでんを指示する。
「ギルガルド!今のうちにてっていこうせんだ!」
「避けるのよ!!」
距離をとっていたことが幸いし、間一髪でデンリュウはてっていこうせんをかわす。技の反動で、ギルガルドはダメージを喰らう。
「今よ!全力でかみなり!」
じゅうでんによって蓄えられた電気エネルギーが大きなかみなりとなってギルガルドに直撃した。それはキングシールドでさえも破る威力だった。
『ギルガルド!戦闘不能!』
「くっ!戻れ!ギルガルド!・・・いけっ!ドラパルド!!」
ダンデの2体目のポケモン、ドラパルドが現れる。ドラゴンとゴーストタイプのポケモンだ。
「デンリュウ!ほうでんよ!」
「ドラパルド!シャドーボールだ!」
両者の技がヒットした。運の悪いことにドラパルドは麻痺状態になってしまった。
「ドラパルド!!」
「デンリュウ!まだいけるわね!今がチャンスよ!近づいて!!」
ナツキの指示をひたすら信じ、デンリュウはドラパルドとの距離を一気に詰める。
「動けっ!ドラパルド!!」
ダンデの応援虚しく、ドラパルドは思うように体を動かせない。
「デンリュウ!そこでりゅうのはどう!!!」
ほぼゼロ距離でりゅうのはどうがドラパルドに直撃した。効果は抜群だ。
『ここでダンデ選手のドラパルドが戦闘不能!ナツキ選手!止まらなーーーーい!!!』