英埃

19世紀、英国統治下のエジプトを舞台にした男たちの物語。
(元ネタ:旧Twitterで募集した「#自分の考えた世界観でキャラクター化」)

英国サイド
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バード
 英国の統治下にあるエジプトで領事として働く。いつもにこやかで紳士然としているが、自分の思惑をしたたかに秘めている。いつか全てを手に入れようと目論む野心家。複雑な過去があるらしく、ちょっとのことでは眉一つ動かさない。

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ジェフリー
 考古学者の卵。由緒正しい伯爵家の嫡子で、周囲の反対を押し切って家出同然でエジプトにやって来た。ふにゃふにゃのもやしに見えて一度こうと決めたら絶対に譲らない。野心とは無縁な学者肌で、没頭すると周りが見えなくなる。童顔なのを気にしている。

エジプトサイド
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ターイル
 とある遊牧民の首長の息子。幼少期、自分が生まれた時、空に吉兆が現れた事を聞き、自分は将来何か大きな事を成す人間だと信じるようになる。古いしきたりや縛られる事が嫌いで、明るく豪胆な性格だが人の話を聞かない所がある。溢れる野心を持て余し気味な若者。2人の兄がいる。

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ニタム
 ターイルにとって2番目の兄。家計を助ける為に現在は街で働いている。幼い頃から勉強が好きな優等生で、人当たりが良く落ち着いた物腰。身一つで自分の力を試したい野心を抱えつつ、踏み出す勇気が持てず本心に蓋をして見て見ぬふり。上の学校を出た為、英語が一通り話せる。

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アハメド
 窃盗や略奪を生業にする遊牧民。頭の回転が速く柔軟な性格だが、損得勘定が露骨な守銭奴。懐に自然に入り込む人懐こさを持ちつつ、外と内の線引きが明確。将来大成したいと思う一方で、野心に執着しない冷静な一面も。幼い2人の妹をとても可愛がっている。何気なく口が悪い。

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名無しの少年
 街に住む子供。姉と寝たきりの母との三人暮らし。英国人に対して敵意を燻らせている。他人に対してはあまり笑わず、必要なことしか話さない。生意気な振る舞いでよく悔しい思いをしているが、反省は全くしていない。お金を貯めて、いつか砂漠で暮らすのが憧れ。