時空の騎士
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
沙織(どうしたら、一番犠牲が少なく…いいえ、犠牲が出ないか…。エトナ山が噴火するからにはもう時間はそんなに残ってはいない。)
いったん休憩にして各々意見をまとめておくようにと解散したが、テラスで休んでいる沙織は女官が用意してくれたお茶に手を付けることなく考え込んでいた。
封印するにはどうしたって自分の力が最後には必要になるから、アテナの聖衣を纏っての出陣はもう決めている。
おそらく、シオンあたりが封印の道具を預けてもらえれば良いと言いそうだが、それは全力で拒否するつもりだ。
ロス「アテナも悩んでおられる…。誰も犠牲にしたくないのだろう。」
テラスから少し離れたベンチにかけて、アイオロス、サガ、カノンの年長組は悩む沙織の姿に心を痛めていた。
サガ「聖闘士として生きている以上、最悪の事態など覚悟の上…。それは我らの総意でもあるのだが…。」
カノン「アテナらしいではないか、俺達だって仲間に傷ついたり最悪の事態になることは避けてほしいからな。」
ロス「だな…。教皇もテネオという牡牛座が遺した資料があるそうだから、それを探すと図書室へ向かわれたよ。」
対処方法が少しでもあるように、それを自分たちへ伝えて無事に帰るために。
「皆さん、悩んでいますね。」
背後から聞こえてきた涼やかな声に、3人が一斉に振り向く。
「「アオイ?」」
サイレンから離れないようにしていたアオイがそこに居たのだ。
「アテナ、ずいぶんお悩みのようですね。いえ…アテナだけでなく皆さんも。」
サガ「そうだな…。少しでも犠牲を少なくする方法を思案されているのだ。」
「…戦女神という名前に似合わず、お優しいですね。」
ロス「だからこそ、俺達はあの方に命を捧げているのさ。」
忠誠を捧げる主君の個性は色々だ。
慈悲深い者、絶対的な恐怖で支配する者、他を寄せ付けない強い者、頼りなくて守ってあげたくなる者…。
アオイが忠誠を捧げていたフィルモア皇帝は、強く、優しく、少しでも流れる血が少ないようにと努力をする聡明な人物だった。
どことなく、アテナと重なる。
「優しいあの方のために、ますますお力になりたいと思ってしまいますね。だったら…。」
アオイは静かに沙織へ近づいていく。
何をするのだろうと見ていると、沙織に語り掛けた。
「アテナ、お悩みですね。」
沙織「アオイさんっ、サイレンは良いのですか?」
「しばらくはスーリヤに任せても大丈夫でしょう、何かあればすぐに通信が入ります。」
沙織の横に座り、彼女の表情を覗き込むと悩んでいるのが丸わかりだ。
いったん休憩にして各々意見をまとめておくようにと解散したが、テラスで休んでいる沙織は女官が用意してくれたお茶に手を付けることなく考え込んでいた。
封印するにはどうしたって自分の力が最後には必要になるから、アテナの聖衣を纏っての出陣はもう決めている。
おそらく、シオンあたりが封印の道具を預けてもらえれば良いと言いそうだが、それは全力で拒否するつもりだ。
ロス「アテナも悩んでおられる…。誰も犠牲にしたくないのだろう。」
テラスから少し離れたベンチにかけて、アイオロス、サガ、カノンの年長組は悩む沙織の姿に心を痛めていた。
サガ「聖闘士として生きている以上、最悪の事態など覚悟の上…。それは我らの総意でもあるのだが…。」
カノン「アテナらしいではないか、俺達だって仲間に傷ついたり最悪の事態になることは避けてほしいからな。」
ロス「だな…。教皇もテネオという牡牛座が遺した資料があるそうだから、それを探すと図書室へ向かわれたよ。」
対処方法が少しでもあるように、それを自分たちへ伝えて無事に帰るために。
「皆さん、悩んでいますね。」
背後から聞こえてきた涼やかな声に、3人が一斉に振り向く。
「「アオイ?」」
サイレンから離れないようにしていたアオイがそこに居たのだ。
「アテナ、ずいぶんお悩みのようですね。いえ…アテナだけでなく皆さんも。」
サガ「そうだな…。少しでも犠牲を少なくする方法を思案されているのだ。」
「…戦女神という名前に似合わず、お優しいですね。」
ロス「だからこそ、俺達はあの方に命を捧げているのさ。」
忠誠を捧げる主君の個性は色々だ。
慈悲深い者、絶対的な恐怖で支配する者、他を寄せ付けない強い者、頼りなくて守ってあげたくなる者…。
アオイが忠誠を捧げていたフィルモア皇帝は、強く、優しく、少しでも流れる血が少ないようにと努力をする聡明な人物だった。
どことなく、アテナと重なる。
「優しいあの方のために、ますますお力になりたいと思ってしまいますね。だったら…。」
アオイは静かに沙織へ近づいていく。
何をするのだろうと見ていると、沙織に語り掛けた。
「アテナ、お悩みですね。」
沙織「アオイさんっ、サイレンは良いのですか?」
「しばらくはスーリヤに任せても大丈夫でしょう、何かあればすぐに通信が入ります。」
沙織の横に座り、彼女の表情を覗き込むと悩んでいるのが丸わかりだ。