風の果て・異聞録
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★第1話★
1人の女子高生が近所にある神社でお参りをしていた。
あの、長いようで短い日々は終わり、今は平和な時間を過ごせている。
彼女の名前は葵、かつて異世界に飛ばされてしまい、その世界を守護する者達・聖闘士と交流を持った。
その中でも1人の黄金聖闘士・天秤座の童虎という男性と想いが通じた。
しかし、それも束の間…2人は離れ離れになってしまったのだ。
いつか会える時が来る、その為に必要な龍のお守りを彼女は肌身離さず持っている。
(童虎、皆…。どうか、いつか会えますように…。)
元の世界に戻ってから、友人に借りたのはあの世界の出来事を描いた漫画。
最初から外伝まで全てを読破し、涙が止まらなかった。
それでも、いつか生まれ変わりでもいいから皆に会いたいと願ってやまない。
葵の日課は登校前と下校時にこの神社へお参りに来ること。
この神社の祭神は龍神で、この世界とあの世界の橋渡しになってくれた白龍なのだ。
今はきっと、消耗しきった神力を回復させるべく眠りについているのだろう。
お参りを済ませ、帰宅する歩みを進める。
そして、鳥居をくぐった次の瞬間…。
「えっ?」
目の前に黒い渦が巻いているではないか。
呆気にとられている葵だったが、少しずつその渦が大きく成長している事に気づき、後ずさりをする。
「な、何なの!? えっ、ちょっ…!?」
後ずさりをしている内に、渦が早く動き出して吸い込まれそうになる。
「Σじょ、冗談でしょ!? きゃあああ!!!」
やがて、渦は葵と共に消えた。
(怖い、怖いよっ! 誰か助けて!! 童虎っ…!)
暗い空間をひたすら流されていく葵の脳裏には童虎の姿が浮かび上がる。
無意識の内に葵はお守りを強く握りしめていた。
やがて、闇の向こうに陽の光が見えてきた。
葵は不安を隠せぬまま、その陽の中へ飛び出していく。
1人の女子高生が近所にある神社でお参りをしていた。
あの、長いようで短い日々は終わり、今は平和な時間を過ごせている。
彼女の名前は葵、かつて異世界に飛ばされてしまい、その世界を守護する者達・聖闘士と交流を持った。
その中でも1人の黄金聖闘士・天秤座の童虎という男性と想いが通じた。
しかし、それも束の間…2人は離れ離れになってしまったのだ。
いつか会える時が来る、その為に必要な龍のお守りを彼女は肌身離さず持っている。
(童虎、皆…。どうか、いつか会えますように…。)
元の世界に戻ってから、友人に借りたのはあの世界の出来事を描いた漫画。
最初から外伝まで全てを読破し、涙が止まらなかった。
それでも、いつか生まれ変わりでもいいから皆に会いたいと願ってやまない。
葵の日課は登校前と下校時にこの神社へお参りに来ること。
この神社の祭神は龍神で、この世界とあの世界の橋渡しになってくれた白龍なのだ。
今はきっと、消耗しきった神力を回復させるべく眠りについているのだろう。
お参りを済ませ、帰宅する歩みを進める。
そして、鳥居をくぐった次の瞬間…。
「えっ?」
目の前に黒い渦が巻いているではないか。
呆気にとられている葵だったが、少しずつその渦が大きく成長している事に気づき、後ずさりをする。
「な、何なの!? えっ、ちょっ…!?」
後ずさりをしている内に、渦が早く動き出して吸い込まれそうになる。
「Σじょ、冗談でしょ!? きゃあああ!!!」
やがて、渦は葵と共に消えた。
(怖い、怖いよっ! 誰か助けて!! 童虎っ…!)
暗い空間をひたすら流されていく葵の脳裏には童虎の姿が浮かび上がる。
無意識の内に葵はお守りを強く握りしめていた。
やがて、闇の向こうに陽の光が見えてきた。
葵は不安を隠せぬまま、その陽の中へ飛び出していく。
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