風の果て
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?「昔、昔…。楽しいお祭りの夜に迷子になった女の子がいました。」
「え…?」
まるで、子供に昔話を聞かせるような声。
?「女の子はお父さんやお母さんが恋しくてシクシク泣いていましたが、ある男の子が現れて女の子を慰めました。」
誰だろうと周囲を見渡すが、人影は見えない。
?「男の子は泣き止んでほしいと思い、大事にしていたお守り2個のうち1個を女の子にあげました。」
その下りになり、まさかと思った。
?「やがて、そのお守りは男の子と女の子を結び付ける大事な物になっていくのです。」
石灯籠の向こうから誰かが姿を見せ、葵は驚きのあまり、持っていた鞄を地面に落としてしまった。
「嘘…///」
童虎「嘘ではない。やっと、会えた…葵。」
「童虎ぉ…!」
童虎「葵…!」
2人は駆け寄って飛びつくように抱きしめあう。
「童虎、童虎ぉ…!」
童虎「会いたかったぞ、葵。ようやっと会えた。」
ひとしきり再会の喜びを分かちあえた2人は、参道脇にあるベンチに座り、あれからの事を教え合った。
童虎「あの後、ワシ等はそれぞれに天命を全うした。ワシがこの世界に生まれた時、傍にはこれがあったらしい。」
「あ、お守り!」
童虎「最近、声を聞いたんじゃ。戦士よ、娘はこの地にいる…とな。おそらく、ワシを感じた白龍が教えてくれたのだろう。どこで探せばよいのか迷ったが、この神社の祭神が龍神様とわかっての。ここへ来たんじゃ。どれほど待たせてしもうたかわからんが、もう離れん。これからはずっと傍にいよう。」
「うん、うんっ…!」
優しく抱きしめ合う2人の頭上には、優しい木漏れ日がいつまでも輝いていた…。
END
2025年10月11日加筆修正
「え…?」
まるで、子供に昔話を聞かせるような声。
?「女の子はお父さんやお母さんが恋しくてシクシク泣いていましたが、ある男の子が現れて女の子を慰めました。」
誰だろうと周囲を見渡すが、人影は見えない。
?「男の子は泣き止んでほしいと思い、大事にしていたお守り2個のうち1個を女の子にあげました。」
その下りになり、まさかと思った。
?「やがて、そのお守りは男の子と女の子を結び付ける大事な物になっていくのです。」
石灯籠の向こうから誰かが姿を見せ、葵は驚きのあまり、持っていた鞄を地面に落としてしまった。
「嘘…///」
童虎「嘘ではない。やっと、会えた…葵。」
「童虎ぉ…!」
童虎「葵…!」
2人は駆け寄って飛びつくように抱きしめあう。
「童虎、童虎ぉ…!」
童虎「会いたかったぞ、葵。ようやっと会えた。」
ひとしきり再会の喜びを分かちあえた2人は、参道脇にあるベンチに座り、あれからの事を教え合った。
童虎「あの後、ワシ等はそれぞれに天命を全うした。ワシがこの世界に生まれた時、傍にはこれがあったらしい。」
「あ、お守り!」
童虎「最近、声を聞いたんじゃ。戦士よ、娘はこの地にいる…とな。おそらく、ワシを感じた白龍が教えてくれたのだろう。どこで探せばよいのか迷ったが、この神社の祭神が龍神様とわかっての。ここへ来たんじゃ。どれほど待たせてしもうたかわからんが、もう離れん。これからはずっと傍にいよう。」
「うん、うんっ…!」
優しく抱きしめ合う2人の頭上には、優しい木漏れ日がいつまでも輝いていた…。
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2025年10月11日加筆修正
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