ETERNAL WIND
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サーシャ「葵、いつもお手伝いをしてくれてありがとう。女官長や侍従長もとても助かるといつも言ってくれるのよ?」
「いいの、お礼なんて。私に出来る事はそんなにないけど、お世話になっている以上、何でもお手伝いするつもりなんだ。」
サーシャ「時々は息抜きもしてね。休みたい時や出かけたい時は遠慮なく言って?」
「その時はちゃんと言うね。」
しばらく談笑した後、葵は茶器を下げに来た女官と共に退出し、仕事に戻った。
童虎は心に何か引っかかるものを感じたが、それが何かわからないまま執務に戻る。
その夜、教皇宮の宿直だった童虎が見回りをしていると、普段は灯りのない中庭の方からランプの灯りが見えた。
誰かはわからないものの、とりあえず声をかけてみようと近づくと…。
童虎(葵?)
ランプを手にして東屋に入った葵は、シーツをローブのように纏っていた。
そして、何をするでもなく空を見上げている。
童虎「葵、何をしているのだ。こんな夜遅くに。」
「童虎…。ちょっと、ね。」
昼間には見せなかった切なそうな表情に童虎は納得した。
望郷の念、とでも言えばいいのか。
いきなり異世界に飛ばされたのだ、無理もない。
童虎「故郷が恋しいのか?」
「うん…。時々ね、恋しくてたまらなくなるの。これからどうなるかわからないし、家族も心配しているだろうなとか、色々考えちゃって…。」
童虎「無理もない。ワシらには心配かけまいと、いつも明るく振る舞っていたのじゃな。」
「そうでもしないと、泣いちゃいそうだから…。泣き顔なんて見せたくないから、聖域のせいだって思われたくないの。」
童虎「強がらなくても良い。故郷が恋しくて泣くのを誰も責めないぞ。おぬしはおぬしらしくあれ。泣きたい時は、ワシの胸くらい貸すぞ?」
葵を自分の胸に引き寄せた童虎は、子供をあやすように彼女の背中を優しく叩く。
「ありがと、童虎…。」
そんな童虎の気遣いに感謝して、葵はほんの少し泣いた。
「いいの、お礼なんて。私に出来る事はそんなにないけど、お世話になっている以上、何でもお手伝いするつもりなんだ。」
サーシャ「時々は息抜きもしてね。休みたい時や出かけたい時は遠慮なく言って?」
「その時はちゃんと言うね。」
しばらく談笑した後、葵は茶器を下げに来た女官と共に退出し、仕事に戻った。
童虎は心に何か引っかかるものを感じたが、それが何かわからないまま執務に戻る。
その夜、教皇宮の宿直だった童虎が見回りをしていると、普段は灯りのない中庭の方からランプの灯りが見えた。
誰かはわからないものの、とりあえず声をかけてみようと近づくと…。
童虎(葵?)
ランプを手にして東屋に入った葵は、シーツをローブのように纏っていた。
そして、何をするでもなく空を見上げている。
童虎「葵、何をしているのだ。こんな夜遅くに。」
「童虎…。ちょっと、ね。」
昼間には見せなかった切なそうな表情に童虎は納得した。
望郷の念、とでも言えばいいのか。
いきなり異世界に飛ばされたのだ、無理もない。
童虎「故郷が恋しいのか?」
「うん…。時々ね、恋しくてたまらなくなるの。これからどうなるかわからないし、家族も心配しているだろうなとか、色々考えちゃって…。」
童虎「無理もない。ワシらには心配かけまいと、いつも明るく振る舞っていたのじゃな。」
「そうでもしないと、泣いちゃいそうだから…。泣き顔なんて見せたくないから、聖域のせいだって思われたくないの。」
童虎「強がらなくても良い。故郷が恋しくて泣くのを誰も責めないぞ。おぬしはおぬしらしくあれ。泣きたい時は、ワシの胸くらい貸すぞ?」
葵を自分の胸に引き寄せた童虎は、子供をあやすように彼女の背中を優しく叩く。
「ありがと、童虎…。」
そんな童虎の気遣いに感謝して、葵はほんの少し泣いた。