我が太陽の君
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
バルコニーは石造りの少し突き出た場所にあるが、聖域が一望できるとても眺めの良い場所だ。
黄金や青銅達がそこに到着すると、またもや感嘆の息が零れる。
沙織「まぁ…。」
童虎「これはまた、何とも華やかな…。」
葵はテーブルから離れ、バルコニーの手すりの方で景色を眺めていた。
おりしも良い心地の風が吹き、彼女の纏っている鮮やかな衣装が軽やかに舞い、それに乗じて美しい黒髪もなびく。
無機質な石造りの中での美しい色合いが皆の目を惹きつけてやまない。
「あ…、皆様お揃いで…。」
沙織「お待たせしてしまい申し訳ございません、葵さん。」
皆が席に着くと女官達が茶を用意し始め、それが終わるとすぐに場を去った。
「…皆様の表情を拝するに、ご意見はまだ纏まっていないものと思われますが…。」
シオン「うむ、その通りだ。それぞれに持つ意見が異なってしまうのは致し方ないこと。しばらく時間をいただくがよろしいか?」
「私は大丈夫です、存分に論を交わしてお決めになさってください。それにしても、ここの景色の素晴らしいこと…。先ほどからずっと眺めていますが、少しも飽きませんわ。」
瞬「葵さんが普段住んでいる場所は、どんな景色なのですか?」
おずおずと瞬が訪ねると、葵もフワリと笑って教えてくれる。
「そうですね…。結界が何重にも張られた静かな深い森の中、女院様のお屋敷を中心に、いくつかの庵がお守りするように囲んでいる場所です。朝は深い霧の中に沈むような光景がどこか神秘的で…。ですから、この様に開けた素晴らしい景観はないのです。」
紫龍「普段はどのような生活を…?」
「私などは、女院様の身の回りのお世話を。外界からの取次なども行っています。その中でできた余暇には静かに修行などを。」
シュラ「修行とは、女院殿をお守りする護身的なものか?」
「…そうですね、皆様にとっては児戯に等しいかもしれませんが。と言っても、攻めるものではなくて、護る事に重きを置いております。」
ふわりと檜扇で自らを扇ぐ仕草すら気品が匂う。
沙織「暑いのではないですか? この聖域の気候は貴女が普段お住いの場所に比べれば厳しいのでは…。」
「暑い場所であるとは聞き及んでおりましたので、対処はしております。それにこの装束は私が纏う事を許された最上の物になるのです。神に拝謁するため、この装束が一番相応しいと…。普段はもう少し軽装になりますが、よく似た物です。」
星矢「まるで、ひな祭りのお雛様みたいだよな。」
沙織「確かにそうですわね。もし、支障なければこれからは軽装でお過ごしくださいな。私は気にしませんから。」
「ありがとうございます、アテナ様。」
空気は和らいできて、談笑が進んでいく。
改めて葵に聖闘士達が自己紹介したり、沙織が聖域の景色を説明したりと穏やかな時間が流れる。
黄金や青銅達がそこに到着すると、またもや感嘆の息が零れる。
沙織「まぁ…。」
童虎「これはまた、何とも華やかな…。」
葵はテーブルから離れ、バルコニーの手すりの方で景色を眺めていた。
おりしも良い心地の風が吹き、彼女の纏っている鮮やかな衣装が軽やかに舞い、それに乗じて美しい黒髪もなびく。
無機質な石造りの中での美しい色合いが皆の目を惹きつけてやまない。
「あ…、皆様お揃いで…。」
沙織「お待たせしてしまい申し訳ございません、葵さん。」
皆が席に着くと女官達が茶を用意し始め、それが終わるとすぐに場を去った。
「…皆様の表情を拝するに、ご意見はまだ纏まっていないものと思われますが…。」
シオン「うむ、その通りだ。それぞれに持つ意見が異なってしまうのは致し方ないこと。しばらく時間をいただくがよろしいか?」
「私は大丈夫です、存分に論を交わしてお決めになさってください。それにしても、ここの景色の素晴らしいこと…。先ほどからずっと眺めていますが、少しも飽きませんわ。」
瞬「葵さんが普段住んでいる場所は、どんな景色なのですか?」
おずおずと瞬が訪ねると、葵もフワリと笑って教えてくれる。
「そうですね…。結界が何重にも張られた静かな深い森の中、女院様のお屋敷を中心に、いくつかの庵がお守りするように囲んでいる場所です。朝は深い霧の中に沈むような光景がどこか神秘的で…。ですから、この様に開けた素晴らしい景観はないのです。」
紫龍「普段はどのような生活を…?」
「私などは、女院様の身の回りのお世話を。外界からの取次なども行っています。その中でできた余暇には静かに修行などを。」
シュラ「修行とは、女院殿をお守りする護身的なものか?」
「…そうですね、皆様にとっては児戯に等しいかもしれませんが。と言っても、攻めるものではなくて、護る事に重きを置いております。」
ふわりと檜扇で自らを扇ぐ仕草すら気品が匂う。
沙織「暑いのではないですか? この聖域の気候は貴女が普段お住いの場所に比べれば厳しいのでは…。」
「暑い場所であるとは聞き及んでおりましたので、対処はしております。それにこの装束は私が纏う事を許された最上の物になるのです。神に拝謁するため、この装束が一番相応しいと…。普段はもう少し軽装になりますが、よく似た物です。」
星矢「まるで、ひな祭りのお雛様みたいだよな。」
沙織「確かにそうですわね。もし、支障なければこれからは軽装でお過ごしくださいな。私は気にしませんから。」
「ありがとうございます、アテナ様。」
空気は和らいできて、談笑が進んでいく。
改めて葵に聖闘士達が自己紹介したり、沙織が聖域の景色を説明したりと穏やかな時間が流れる。