我が太陽の君
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数日後、葵は沙織からお茶に誘われた。
聖域に滞在してから頻繁に誘われているので、何も不思議に思わず葵はその席に臨んだ。
「お誘い、ありがとうございます。アテナ様。」
沙織「いらっしゃい、葵さん。頻繁にお誘いしてごめんなさい、迷惑ではなくて?」
「いいえ、とても嬉しいです。私などにお心を砕いてくださり、ありがとうございます。」
しばらくは、談笑をして穏やかな時間が過ぎていくのだが…。
葵は沙織の表情が曇っている事に気づき、カップをソーサーに戻した。
「アテナ様、何か悩み事があるのではありませんか?」
沙織「え、私の表情…何かおかしいですか?」
「いつも穏やかなお顔が、曇っております。」
沙織は迂闊だったと思いながらも居住まいを正し、葵に話を始める。
沙織「葵さん、先日女院が私の夢の中にお越しになりました。」
「女院様が…? この時期に何が…?」
沙織「葵さん、最後の儀式は取りやめにします。」
「!?」
沙織「これは、我らの総意でもあります。」
「何故、私に何かの不手際が…?」
沙織「いいえ、それはありませんわ。ただ、これ以上の儀式は貴女の身が持たない。」
沙織は女院の言葉をそのまま葵に伝えるが、驚きを隠せない葵は顔色がだんだん悪くなっていく。
「そう…なのですね。考えてみれば、人の身で神の力を行使するのですから、あの負担は当然ですね…。」
沙織「それに気づかず、今まで無理を強いた事…聖域の皆を代表し、謝罪いたします。」
「いえ、どうか謝らないで下さい。アテナ様。数ならぬ身でここまでお役に立てた事を私の誇りと思っております。私はこの後、すぐに日本へ帰る事になるのでしょうか。」
沙織「女院が時が来れば帰国を促す連絡をくださるそうです。それまではどうぞ今まで通りにお過ごしになって?」
「ありがとうございます、とりあえず身の回りの物を整えておきます。」
葵は一礼し、お茶を済ませて自室へと戻っていった。
沙織(どうか、日本でもお元気で…。)
沙織はその言葉を胸に、お茶の時間を終えた。
葵は自室に出していた私物の整頓をコツコツ始める。
自分を世話してくれていた女官達へ思い出に小物を分けていく。
女官「そうですか…、日本へ…。仲良くなれましたのに、残念ですわ。」
「今までありがとうございました、せめてもの思い出にこの品を貴女達に…。」
女性ならば使いそうな道具をキレイに手入れして女官達に差し出した。
女官「まぁ、美しい装飾が…よろしいのですか?」
「是非、私達が出会った証に。」
女官「大切にいたします、葵様。」
「どうか、これからもご健勝で。」
聖域に滞在してから頻繁に誘われているので、何も不思議に思わず葵はその席に臨んだ。
「お誘い、ありがとうございます。アテナ様。」
沙織「いらっしゃい、葵さん。頻繁にお誘いしてごめんなさい、迷惑ではなくて?」
「いいえ、とても嬉しいです。私などにお心を砕いてくださり、ありがとうございます。」
しばらくは、談笑をして穏やかな時間が過ぎていくのだが…。
葵は沙織の表情が曇っている事に気づき、カップをソーサーに戻した。
「アテナ様、何か悩み事があるのではありませんか?」
沙織「え、私の表情…何かおかしいですか?」
「いつも穏やかなお顔が、曇っております。」
沙織は迂闊だったと思いながらも居住まいを正し、葵に話を始める。
沙織「葵さん、先日女院が私の夢の中にお越しになりました。」
「女院様が…? この時期に何が…?」
沙織「葵さん、最後の儀式は取りやめにします。」
「!?」
沙織「これは、我らの総意でもあります。」
「何故、私に何かの不手際が…?」
沙織「いいえ、それはありませんわ。ただ、これ以上の儀式は貴女の身が持たない。」
沙織は女院の言葉をそのまま葵に伝えるが、驚きを隠せない葵は顔色がだんだん悪くなっていく。
「そう…なのですね。考えてみれば、人の身で神の力を行使するのですから、あの負担は当然ですね…。」
沙織「それに気づかず、今まで無理を強いた事…聖域の皆を代表し、謝罪いたします。」
「いえ、どうか謝らないで下さい。アテナ様。数ならぬ身でここまでお役に立てた事を私の誇りと思っております。私はこの後、すぐに日本へ帰る事になるのでしょうか。」
沙織「女院が時が来れば帰国を促す連絡をくださるそうです。それまではどうぞ今まで通りにお過ごしになって?」
「ありがとうございます、とりあえず身の回りの物を整えておきます。」
葵は一礼し、お茶を済ませて自室へと戻っていった。
沙織(どうか、日本でもお元気で…。)
沙織はその言葉を胸に、お茶の時間を終えた。
葵は自室に出していた私物の整頓をコツコツ始める。
自分を世話してくれていた女官達へ思い出に小物を分けていく。
女官「そうですか…、日本へ…。仲良くなれましたのに、残念ですわ。」
「今までありがとうございました、せめてもの思い出にこの品を貴女達に…。」
女性ならば使いそうな道具をキレイに手入れして女官達に差し出した。
女官「まぁ、美しい装飾が…よろしいのですか?」
「是非、私達が出会った証に。」
女官「大切にいたします、葵様。」
「どうか、これからもご健勝で。」
