我が太陽の君
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沙織「シオン、今朝あなたがアテナ神殿で感じた小宇宙、紛れもなく…女院のものです。」
シオン「やはり…。しかし、彼女自身の来訪ではございますまい。夢を渡ってまいりましたか。」
沙織「その通りです。昨晩、私の夢の中に再び女院が訪ねてきました。」
黄金達は少しざわつく。
仮にも聖域、アテナの聖なる結界が幾重にも張り巡らされ、至高の黄金が全員揃い、教皇シオンまでもいるというのに誰もそれに気づかなかった。
沙織「敵意もなく、聖なる力を身につけている女院です。結界も意味をなさない。」
シャカ「では、彼女は何用でアテナの夢にやってきたのですか?」
沙織「…葵さんに関する事ですわ。私は、これ以上の儀式を行うべきではないと考えます。」
サガ「アテナ!?」
ロス「どういう事です!?」
沙織「葵さんがこのまま儀式を続けた場合、命の保証ができないからです。」
黄金「「!!」」
あまりの衝撃的な告白に、黄金も戦慄する。
確かに儀式の後は彼女が著しい衰弱を見せていたが、死んでしまうほどではないと思えた。
沙織「…葵さんは今、どこに?」
シオン「おそらく、部屋で朝食を。」
沙織「…聞かせたくありません、この部屋に結界を張ります。」
沙織はニケを少し振りかざすと、うっすらと黄金の光が部屋を覆う。
これは、部屋の中の会話が外に漏れないようにするものであると皆が理解する。
沙織「これからお話しする事は、女院から直接教えてもらいました。」
沙織は一度深呼吸すると、話を続けた。
沙織「葵さんが進めている儀式は、誰もができるわけではありません。ごく少数の選ばれた人しかできないのです。並外れた神通力をその身に宿し、行使できる者。当代では葵さんが一番それに相応しい存在なのだそうです。」
並外れた神通力というのは今までの儀式で充分認識できている。
沙織「ですが、神通力を行使しすぎるとその肉体が滅びる可能性が出てくるというのです。私のように最初から神の器として作られた肉体ならまだ耐性がありますが、彼女はそういう肉体ではない。ですから、過ぎた力は体にとって毒でしかありません。これ以上は命に関わる…女院はそう教えてくれました。」
シオン「やはり…。しかし、彼女自身の来訪ではございますまい。夢を渡ってまいりましたか。」
沙織「その通りです。昨晩、私の夢の中に再び女院が訪ねてきました。」
黄金達は少しざわつく。
仮にも聖域、アテナの聖なる結界が幾重にも張り巡らされ、至高の黄金が全員揃い、教皇シオンまでもいるというのに誰もそれに気づかなかった。
沙織「敵意もなく、聖なる力を身につけている女院です。結界も意味をなさない。」
シャカ「では、彼女は何用でアテナの夢にやってきたのですか?」
沙織「…葵さんに関する事ですわ。私は、これ以上の儀式を行うべきではないと考えます。」
サガ「アテナ!?」
ロス「どういう事です!?」
沙織「葵さんがこのまま儀式を続けた場合、命の保証ができないからです。」
黄金「「!!」」
あまりの衝撃的な告白に、黄金も戦慄する。
確かに儀式の後は彼女が著しい衰弱を見せていたが、死んでしまうほどではないと思えた。
沙織「…葵さんは今、どこに?」
シオン「おそらく、部屋で朝食を。」
沙織「…聞かせたくありません、この部屋に結界を張ります。」
沙織はニケを少し振りかざすと、うっすらと黄金の光が部屋を覆う。
これは、部屋の中の会話が外に漏れないようにするものであると皆が理解する。
沙織「これからお話しする事は、女院から直接教えてもらいました。」
沙織は一度深呼吸すると、話を続けた。
沙織「葵さんが進めている儀式は、誰もができるわけではありません。ごく少数の選ばれた人しかできないのです。並外れた神通力をその身に宿し、行使できる者。当代では葵さんが一番それに相応しい存在なのだそうです。」
並外れた神通力というのは今までの儀式で充分認識できている。
沙織「ですが、神通力を行使しすぎるとその肉体が滅びる可能性が出てくるというのです。私のように最初から神の器として作られた肉体ならまだ耐性がありますが、彼女はそういう肉体ではない。ですから、過ぎた力は体にとって毒でしかありません。これ以上は命に関わる…女院はそう教えてくれました。」
