我が太陽の君
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その夜、疼く心を抱える3人の黄金…。
サガ「彼女は…どこまで私の心を翻弄するのだろうな…。」
教皇宮の仮眠室バルコニーでサガはため息をつく。
手の中には今も爽やかな香りを出す香袋。
彼女の心遣いが自分の心を掴んで離してくれない。
サガは夜空を見上げて深呼吸し、一巡して決めた。
サガ「伝えよう、私の想いを。たとえ、彼女が…違う男を選ぼうとも、誰も選ばずとも…。彼女を愛する気持ちに、嘘はつけぬ…。」
肌寒い宝瓶宮の中庭では、カミュが目の前の小さな噴水の水の流れを唯々見ていた。
カミュ「私の心もこの水の如くいつまでも透明に、清らかにあれたら…。クールであれという我が心情、かくも脆く崩れ去るとは…。」
葵は熱い情熱の持ち主というわけではなく、涼やかで静かな存在だが…気づけばここまで己の心を熱くしている。
カミュ「私も…覚悟を決めなくてはならない…。」
寝室のベッドの上、シュラは天井を見つめながら深呼吸している。
鍛え上げた手の内にあるのは、少し力を籠めれば粉々にできそうな葵手製の香袋。
東洋的な模様の美しい布の中からは心を落ち着かせてくれる香り。
シュラ「この香は、葵そのものをイメージできる香りだな。心を落ち着かせてくれて、とてもリラックスできる…。だが、俺の心は燃えるばかりだぞ、葵…。」
自分だけのためではないにしても、彼女からの小さな贈り物。
シュラ「葵、お前は取り返しのつかない事をしたぞ。俺は…諦められない。」
シュラの表情には、彼特有のニヒルな笑みが浮かんでいた。
「なんてキレイな星空…。」
3人から想いを寄せられている葵も寝室の窓から夜空を見上げていた。
残る儀式はあと1回、それさえ終われば自分の役割は終わって日本へ帰る事になる。
しかし、それが幾分か寂しくもあった。
今まで知らなかった外の世界を知り、日本の仲間以外に自分を大切にしてくれる人々に出会い、心ときめかせてくれた男性達もいた。
「だめよ、葵。今は…私に課せられた役目を無事に果たす事だけを考えなさい。」
それを肯定するのか、止めるようにか、幾筋の流れ星が夜空を走っていた。
~続く~
サガ「彼女は…どこまで私の心を翻弄するのだろうな…。」
教皇宮の仮眠室バルコニーでサガはため息をつく。
手の中には今も爽やかな香りを出す香袋。
彼女の心遣いが自分の心を掴んで離してくれない。
サガは夜空を見上げて深呼吸し、一巡して決めた。
サガ「伝えよう、私の想いを。たとえ、彼女が…違う男を選ぼうとも、誰も選ばずとも…。彼女を愛する気持ちに、嘘はつけぬ…。」
肌寒い宝瓶宮の中庭では、カミュが目の前の小さな噴水の水の流れを唯々見ていた。
カミュ「私の心もこの水の如くいつまでも透明に、清らかにあれたら…。クールであれという我が心情、かくも脆く崩れ去るとは…。」
葵は熱い情熱の持ち主というわけではなく、涼やかで静かな存在だが…気づけばここまで己の心を熱くしている。
カミュ「私も…覚悟を決めなくてはならない…。」
寝室のベッドの上、シュラは天井を見つめながら深呼吸している。
鍛え上げた手の内にあるのは、少し力を籠めれば粉々にできそうな葵手製の香袋。
東洋的な模様の美しい布の中からは心を落ち着かせてくれる香り。
シュラ「この香は、葵そのものをイメージできる香りだな。心を落ち着かせてくれて、とてもリラックスできる…。だが、俺の心は燃えるばかりだぞ、葵…。」
自分だけのためではないにしても、彼女からの小さな贈り物。
シュラ「葵、お前は取り返しのつかない事をしたぞ。俺は…諦められない。」
シュラの表情には、彼特有のニヒルな笑みが浮かんでいた。
「なんてキレイな星空…。」
3人から想いを寄せられている葵も寝室の窓から夜空を見上げていた。
残る儀式はあと1回、それさえ終われば自分の役割は終わって日本へ帰る事になる。
しかし、それが幾分か寂しくもあった。
今まで知らなかった外の世界を知り、日本の仲間以外に自分を大切にしてくれる人々に出会い、心ときめかせてくれた男性達もいた。
「だめよ、葵。今は…私に課せられた役目を無事に果たす事だけを考えなさい。」
それを肯定するのか、止めるようにか、幾筋の流れ星が夜空を走っていた。
~続く~
