我が太陽の君
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さらに数日後、葵は沙織主催のお茶会にやってきたのだが…。
その両手には黒い漆塗りの文箱があった。
沙織「葵さん、それは…女院から何かお便りが?」
「いいえ…。これは、私が拵えた…皆様へのお礼です。」
沙織「お礼、ですか?」
「はい、今日まで私がお役目を果たせているのは…ひとえに皆様のおかげ…。私なりにできるお礼を考えておりました。それがこれにございます。」
文箱が机に置かれた時、沙織とシャカ以外の者にもピンときた。
「アテナ様、文箱を開けてもよろしゅうございますか。」
沙織「あ、はい…どうぞ。」
葵はゆっくりと文箱を開けた。
すると、予感は確信になった。
文箱の中には美しい布でできた小さな袋がいくつか並んでいる。
中からは何とも言えぬ良い香りが立ち上ってきた。
「私、趣味ではあるのですが香を合わせるのが好きなのです。西洋にも香水や香油の文化がありますし、せめてものお礼と思って…。」
沙織「なるほど、それで日本で育った私や仏教に造詣が深いシャカには心当たりがあったのですね。」
香りは体の隅々にまでいきわたり、清々しい気持ちにさせてくれる。
「香りには好き嫌いがあると思うのですが、是非…。」
童虎「無論じゃ、お主が心から作ってくれた香袋…大事にいたそう。それに爽やかで心地よい香りではないか。」
童虎が1つ手に取ると、他の黄金も次々に手に取る。
皆が童虎と同じように心地よさを感じる香りに、表情は綻ぶ。
沙織「それにこの香袋、お守りのような清らかな小宇宙を感じますね。」
シオン「はい、アテナのそれとは異なりますが、聖なる力を感じます。」
「皆様のご無事を祈りながら設えましたので…。」
彼女のいじらしいほどの心遣いに心が温かくなる。
それは、彼女に惹かれている3人以外にも例外ではなかった…。
その両手には黒い漆塗りの文箱があった。
沙織「葵さん、それは…女院から何かお便りが?」
「いいえ…。これは、私が拵えた…皆様へのお礼です。」
沙織「お礼、ですか?」
「はい、今日まで私がお役目を果たせているのは…ひとえに皆様のおかげ…。私なりにできるお礼を考えておりました。それがこれにございます。」
文箱が机に置かれた時、沙織とシャカ以外の者にもピンときた。
「アテナ様、文箱を開けてもよろしゅうございますか。」
沙織「あ、はい…どうぞ。」
葵はゆっくりと文箱を開けた。
すると、予感は確信になった。
文箱の中には美しい布でできた小さな袋がいくつか並んでいる。
中からは何とも言えぬ良い香りが立ち上ってきた。
「私、趣味ではあるのですが香を合わせるのが好きなのです。西洋にも香水や香油の文化がありますし、せめてものお礼と思って…。」
沙織「なるほど、それで日本で育った私や仏教に造詣が深いシャカには心当たりがあったのですね。」
香りは体の隅々にまでいきわたり、清々しい気持ちにさせてくれる。
「香りには好き嫌いがあると思うのですが、是非…。」
童虎「無論じゃ、お主が心から作ってくれた香袋…大事にいたそう。それに爽やかで心地よい香りではないか。」
童虎が1つ手に取ると、他の黄金も次々に手に取る。
皆が童虎と同じように心地よさを感じる香りに、表情は綻ぶ。
沙織「それにこの香袋、お守りのような清らかな小宇宙を感じますね。」
シオン「はい、アテナのそれとは異なりますが、聖なる力を感じます。」
「皆様のご無事を祈りながら設えましたので…。」
彼女のいじらしいほどの心遣いに心が温かくなる。
それは、彼女に惹かれている3人以外にも例外ではなかった…。
