我が太陽の君
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来訪日の早朝、使者は星矢達に案内してもらいながら12宮を順調に上っている。
黄金達は教皇宮に詰めており、念のためにシオンと沙織の身辺警護についていた。
シオン「…小宇宙を感じる限りでは、悪意は感じませぬな。」
沙織「えぇ。案内をしてくれる星矢達の小宇宙も落ち着いているようで何よりです。瞬や紫龍は気遣っているような雰囲気すら感じますね。使者の方は女院からの親書を持っていらっしゃるそうですけど、ここまで来るとさぞ疲れることでしょう。面通しを終えたらゆっくり休息していただきたいものですね。」
シオン「女官達へ適度な時間に休息の準備をするように申し付けましょう。」
そして、太陽が空の中心へ来た頃…。
星矢達に伴われた使者が教皇宮に到着した。
沙織達は教皇の間に集まり、使者を迎え入れる準備を整えた。
沙織「皆さんは警戒しているでしょうが、どうか…使者の方を吊るし上げるような言動は慎んでくださいね?」
黄金達は黙礼し、一応の承諾をする。
紫龍「アテナ、日本よりの使者をお連れしました。」
沙織「お入りください。」
紫龍「はっ。」
案内役の中でも一番落ち着いた性格である紫龍が代表して口上し、入室を促すと大きく重い扉が開いていく。
先頭には紫龍がおり、その後ろには使者、その周りを他の青銅が囲んでいる。
ゆっくりと中に入ってくる使者を見て、皆が唖然となる。
纏っているのは美しい綾錦、日本古来の衣装でいわゆる十二単、黒く長い髪はここにいる誰よりも長く艶やか、しかし…顔は見えないように檜扇で覆い隠していた。
黄金達の並んでいる中を静々と歩き、中間地点くらいで立ち止まる。
先導していた紫龍も使者の前から退くと、使者はゆっくりとその場に座った。
真っ赤な絨毯の上には鮮やかな衣装や黒髪が広がり、何とも扇情的である。
完全に腰を下ろすと、檜扇で顔を覆ったまま沙織に向かって頭を下げた。
緩やかであって、所作も無駄がない。
沙織は大丈夫だろうと判断し、使者に声をかけた。
沙織「日本の…女院からの使者でいらっしゃいますね?」
「…御意にございます。」
沙織「女院からの親書は…。」
「こちらにございます。」
色鮮やかな組紐で絞められいる黒い漆塗りの文箱、それをそっと前に据える。
黄金達は教皇宮に詰めており、念のためにシオンと沙織の身辺警護についていた。
シオン「…小宇宙を感じる限りでは、悪意は感じませぬな。」
沙織「えぇ。案内をしてくれる星矢達の小宇宙も落ち着いているようで何よりです。瞬や紫龍は気遣っているような雰囲気すら感じますね。使者の方は女院からの親書を持っていらっしゃるそうですけど、ここまで来るとさぞ疲れることでしょう。面通しを終えたらゆっくり休息していただきたいものですね。」
シオン「女官達へ適度な時間に休息の準備をするように申し付けましょう。」
そして、太陽が空の中心へ来た頃…。
星矢達に伴われた使者が教皇宮に到着した。
沙織達は教皇の間に集まり、使者を迎え入れる準備を整えた。
沙織「皆さんは警戒しているでしょうが、どうか…使者の方を吊るし上げるような言動は慎んでくださいね?」
黄金達は黙礼し、一応の承諾をする。
紫龍「アテナ、日本よりの使者をお連れしました。」
沙織「お入りください。」
紫龍「はっ。」
案内役の中でも一番落ち着いた性格である紫龍が代表して口上し、入室を促すと大きく重い扉が開いていく。
先頭には紫龍がおり、その後ろには使者、その周りを他の青銅が囲んでいる。
ゆっくりと中に入ってくる使者を見て、皆が唖然となる。
纏っているのは美しい綾錦、日本古来の衣装でいわゆる十二単、黒く長い髪はここにいる誰よりも長く艶やか、しかし…顔は見えないように檜扇で覆い隠していた。
黄金達の並んでいる中を静々と歩き、中間地点くらいで立ち止まる。
先導していた紫龍も使者の前から退くと、使者はゆっくりとその場に座った。
真っ赤な絨毯の上には鮮やかな衣装や黒髪が広がり、何とも扇情的である。
完全に腰を下ろすと、檜扇で顔を覆ったまま沙織に向かって頭を下げた。
緩やかであって、所作も無駄がない。
沙織は大丈夫だろうと判断し、使者に声をかけた。
沙織「日本の…女院からの使者でいらっしゃいますね?」
「…御意にございます。」
沙織「女院からの親書は…。」
「こちらにございます。」
色鮮やかな組紐で絞められいる黒い漆塗りの文箱、それをそっと前に据える。