我が太陽の君
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葵の目の前に現れたのは、あの黒塗りの箱だった。
光に包まれたその箱を葵が受け取ると、光は一気に霧散した。
女院「それが我らが護ってきた神器…。葵典侍、天照大神様が下されたご神託…必ず役目を全うなさい。」
「はい、女院様。必ずや。」
女院「役目を終えるまで、健やかにお過ごしなさい。…皆様、どうか葵が役目を終えるまでよろしくお願いいたします。」
沙織「葵さんの事は承りました。何かありましたらまた…。」
女院「はい。それではまた…。」
そこで女院達との会話は終了し、映像も途切れた。
黒塗りの箱を目の前にした葵の表情はとても緊張していて、声をかけるのも躊躇われる。
(歴代の女院様方、お仕えしてきた女官、全ての方の力と祈り…。私にそんな大役が…。)
少し怖くなり、指先が静かに震える。
しかし、これは自分に課せられた役目、なんとしてもやり遂げなくてはならない。
呼吸をゆっくりと整えるようにしていると、そばに誰かがやってきてその手をそっと握りしめた。
沙織「大丈夫、大丈夫ですよ…。葵さん。」
「アテナ様…。お恥ずかしい限りです、女院様に任せていただいたお役目を前にして…。」
沙織「無理もない事ですよ。我らも命をかけて死地へ赴く時…大なり小なりその役目に緊張しますから。」
シオン「うむ…。アテナのおっしゃるとおり。葵、術式たるものをよく吟味して力を開放する時を教えてくれ。我らは協力を惜しまぬ。」
シオンの言葉を己の中で反芻し、葵は再び姿勢を正す。
「葵典侍、身命を賭してお役目を果たします。皆様、改めてよろしくお願いいたします。」
深く一礼すると、黄金達も並々ならぬ彼女の決意を感じて言葉を交わすでもなく一斉に膝をつく。
それが彼女にできる最大限の敬礼でもあった。
その後、葵は黒塗りの箱を持って自室へと戻っていった。
沙織「彼女や歴代の女院たちの努力と気持ちをありがたく受け取りましょう。そして、葵さんにもできうる限りの協力を。」
黄金「「はっ!」」
沙織「シオン、今のところ特に何もありませんが、葵さんの身辺には気を付けてください。何かあれば聖域の沽券にも関わります。」
シオン「御意。」
黄金達にも静かな緊張が走っていた。
光に包まれたその箱を葵が受け取ると、光は一気に霧散した。
女院「それが我らが護ってきた神器…。葵典侍、天照大神様が下されたご神託…必ず役目を全うなさい。」
「はい、女院様。必ずや。」
女院「役目を終えるまで、健やかにお過ごしなさい。…皆様、どうか葵が役目を終えるまでよろしくお願いいたします。」
沙織「葵さんの事は承りました。何かありましたらまた…。」
女院「はい。それではまた…。」
そこで女院達との会話は終了し、映像も途切れた。
黒塗りの箱を目の前にした葵の表情はとても緊張していて、声をかけるのも躊躇われる。
(歴代の女院様方、お仕えしてきた女官、全ての方の力と祈り…。私にそんな大役が…。)
少し怖くなり、指先が静かに震える。
しかし、これは自分に課せられた役目、なんとしてもやり遂げなくてはならない。
呼吸をゆっくりと整えるようにしていると、そばに誰かがやってきてその手をそっと握りしめた。
沙織「大丈夫、大丈夫ですよ…。葵さん。」
「アテナ様…。お恥ずかしい限りです、女院様に任せていただいたお役目を前にして…。」
沙織「無理もない事ですよ。我らも命をかけて死地へ赴く時…大なり小なりその役目に緊張しますから。」
シオン「うむ…。アテナのおっしゃるとおり。葵、術式たるものをよく吟味して力を開放する時を教えてくれ。我らは協力を惜しまぬ。」
シオンの言葉を己の中で反芻し、葵は再び姿勢を正す。
「葵典侍、身命を賭してお役目を果たします。皆様、改めてよろしくお願いいたします。」
深く一礼すると、黄金達も並々ならぬ彼女の決意を感じて言葉を交わすでもなく一斉に膝をつく。
それが彼女にできる最大限の敬礼でもあった。
その後、葵は黒塗りの箱を持って自室へと戻っていった。
沙織「彼女や歴代の女院たちの努力と気持ちをありがたく受け取りましょう。そして、葵さんにもできうる限りの協力を。」
黄金「「はっ!」」
沙織「シオン、今のところ特に何もありませんが、葵さんの身辺には気を付けてください。何かあれば聖域の沽券にも関わります。」
シオン「御意。」
黄金達にも静かな緊張が走っていた。
