永遠の翼≪第二部≫
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★第2話「見えぬ不安」★
その日は朝から雨が降っており、気分も重くなる。
そんな中、昨夜の出来事が教皇宮にも伝えられ、緊急会議が円卓の間で行われる事になった。
沙織「して、その一般兵の容態は?」
シオン「はっ、命は助かりました。しかし…。」
沙織「しかし? 何か問題でも?」
シオン「はい、何点か。まずは、一般兵を治療していた者によりますと、かの者は生命維持ギリギリまで小宇宙を吸い取られていたそうです。なので、回復までには今しばらくかかります。」
カミュ「生命維持限界までの小宇宙を吸い取るという事は口にするのは簡単ではありますが、かなりの腕前と繊細な感性が必要です。犯人はかなり小宇宙への心得がある者と存じます。」
カミュは小宇宙学に関して聖域でもトップレベル、その彼が言うのだから疑う余地も無い。
シオン「更に、現場に犯行声明とも脅迫文とも取れる文字が残されておりました。」
沙織「内容は?」
シオン「はっ、『贄を奉げよ。』とだけ…。」
アル「…犯人は生贄を要求していると?」
デス「しかも、動物じゃなくて人間の生贄か…。」
リア「どうして、動物ではないと?」
デス「動物の生贄で間に合うようなら、あの森林の中で生きている鹿でも熊でも襲えばいいんだ。それをわざわざ、見回りに来た一般兵を狙って小宇宙を根こそぎ吸い取ったからだ。」
リア「…つまり、犯人はメッセージを見せるため、彼を襲ったのだな?」
デス「その通りだ。」
リア「何と愚劣な…!」
アイオリアは怒りを込めて円卓を叩いた。
その日は朝から雨が降っており、気分も重くなる。
そんな中、昨夜の出来事が教皇宮にも伝えられ、緊急会議が円卓の間で行われる事になった。
沙織「して、その一般兵の容態は?」
シオン「はっ、命は助かりました。しかし…。」
沙織「しかし? 何か問題でも?」
シオン「はい、何点か。まずは、一般兵を治療していた者によりますと、かの者は生命維持ギリギリまで小宇宙を吸い取られていたそうです。なので、回復までには今しばらくかかります。」
カミュ「生命維持限界までの小宇宙を吸い取るという事は口にするのは簡単ではありますが、かなりの腕前と繊細な感性が必要です。犯人はかなり小宇宙への心得がある者と存じます。」
カミュは小宇宙学に関して聖域でもトップレベル、その彼が言うのだから疑う余地も無い。
シオン「更に、現場に犯行声明とも脅迫文とも取れる文字が残されておりました。」
沙織「内容は?」
シオン「はっ、『贄を奉げよ。』とだけ…。」
アル「…犯人は生贄を要求していると?」
デス「しかも、動物じゃなくて人間の生贄か…。」
リア「どうして、動物ではないと?」
デス「動物の生贄で間に合うようなら、あの森林の中で生きている鹿でも熊でも襲えばいいんだ。それをわざわざ、見回りに来た一般兵を狙って小宇宙を根こそぎ吸い取ったからだ。」
リア「…つまり、犯人はメッセージを見せるため、彼を襲ったのだな?」
デス「その通りだ。」
リア「何と愚劣な…!」
アイオリアは怒りを込めて円卓を叩いた。