永遠の翼≪第二部≫
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沙織の発言が気に召さなかったのだろう、アクエスの怪しげな目はつり上がる。
《自分の愚かさにも気付かぬくせに、知恵の女神を名乗るか。》
沙織「…貴女の望みは何ですか。」
《知れたこと。姉上をゼウスの中からお救いする。》
沙織「それは出来ぬ事だと、あれほど申し上げたはずです。ゼウスの中からお母様を救い出したとすれば、ゼウスから知恵の能力が極端に失われてしまいます。」
《…それほどゼウスが大事か、それほどメティス姉様をお救いするのが躊躇われるか。お前は母への愛が無いのだな。それで、地上の愛と平和を守るとは笑わせるでないわ!》
沙織「ゼウスはオリンポスの主神、ゼウスの力が弱体化すれば、また神々の聖戦が起きてしまいます。それだけは何としても阻止すべき事です。」
《それは詭弁だわ、アテナ。ゼウスはヘラが恐ろしいからメティス姉様を己の中に封じたのではないか。ヘラから守る度量も無いくせに主神を名乗る事こそおこがましい。だから、メティス姉様をゼウスからお救いし、我らが司っている水の世界へお帰りいただくというのに、お前は何を躊躇するというの。》
沙織「我々、神々が戦えば人間界にも被害が及びます。それだけはさせません。」
《…やはり、何度転生しても変わらぬ愚かさよ…。アテナ、私はこれより天界へ行くわ。邪魔立てすると、再びお前と事を構える事になるわよ?》
沙織「覚悟と承知の上です。ですが、アクエス…。貴女のした事は許せません。」
《何の事?》
沙織「…とぼけないで!! 貴女は…葵さんの夢を渡り、その身を生贄にさせたのでしょう!?」
沙織はニケを握り締め、アクエスを睨む。
アクエスはつり上げていた目を緩め、満足そうに微笑んで見せた。
《あぁ、あの贄の事? 本来は自分と何の関係もない命を救うため、その身を捧げる…。虫唾が走るくらいの美談ね。》
《自分の愚かさにも気付かぬくせに、知恵の女神を名乗るか。》
沙織「…貴女の望みは何ですか。」
《知れたこと。姉上をゼウスの中からお救いする。》
沙織「それは出来ぬ事だと、あれほど申し上げたはずです。ゼウスの中からお母様を救い出したとすれば、ゼウスから知恵の能力が極端に失われてしまいます。」
《…それほどゼウスが大事か、それほどメティス姉様をお救いするのが躊躇われるか。お前は母への愛が無いのだな。それで、地上の愛と平和を守るとは笑わせるでないわ!》
沙織「ゼウスはオリンポスの主神、ゼウスの力が弱体化すれば、また神々の聖戦が起きてしまいます。それだけは何としても阻止すべき事です。」
《それは詭弁だわ、アテナ。ゼウスはヘラが恐ろしいからメティス姉様を己の中に封じたのではないか。ヘラから守る度量も無いくせに主神を名乗る事こそおこがましい。だから、メティス姉様をゼウスからお救いし、我らが司っている水の世界へお帰りいただくというのに、お前は何を躊躇するというの。》
沙織「我々、神々が戦えば人間界にも被害が及びます。それだけはさせません。」
《…やはり、何度転生しても変わらぬ愚かさよ…。アテナ、私はこれより天界へ行くわ。邪魔立てすると、再びお前と事を構える事になるわよ?》
沙織「覚悟と承知の上です。ですが、アクエス…。貴女のした事は許せません。」
《何の事?》
沙織「…とぼけないで!! 貴女は…葵さんの夢を渡り、その身を生贄にさせたのでしょう!?」
沙織はニケを握り締め、アクエスを睨む。
アクエスはつり上げていた目を緩め、満足そうに微笑んで見せた。
《あぁ、あの贄の事? 本来は自分と何の関係もない命を救うため、その身を捧げる…。虫唾が走るくらいの美談ね。》