永遠の翼≪第二部≫
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サガの部屋のドアをノックすると、中から返ってきたのは大先輩である童虎の声だった。
カノン「老師、お久しぶりです。」
童虎「お主、帰っておったのか?」
カノン「先ほど、海界から帰還いたしました。今回の事もカミュから聞いております。…サガはどうですか?」
童虎「まだ目を覚まさぬよ。小宇宙も大分弱っておるし、心身ともに深いダメージを受けておるからな…。」
サガの眠っているベッドの脇へ移動すると、サガはまさしく昏々と眠っていた。
数日間の無理が祟ったのだろう、やつれているし、目の下には色濃いクマが出来ていて、顔色も良くないし、唇は乾いてカサカサになっている。
サガのタフさは自分が良く知っているだけに、彼がどれほど葵の死を嘆き悲しんだか痛いほど伝わってくる。
カノン「サガよ…、お前はそうなってしまうほど葵を愛していたのだな…。お前に葵を託した事、間違っていなかったというのに…! この仕打ちは…!」
童虎「…この一件が終われば、サガは葵に求婚する予定じゃった。」
カノン「…そう、でしたか。サガは葵を娶るつもりだったのですね。」
童虎は事細かく、そこに至るまでの経緯をカノンに話した。
葵の夢を渡ってきた水辺の精霊の言葉。
その言葉を紡いだが故に、葵に疑いがかけられた事。
疑いをかけた事で心苦しく思っていたサガに、シオンと自分が婚儀を持ちかけた事などを。
カノン「老師…。その精霊、何者です?」
童虎「それがわからぬ。聖域の水辺の精霊であろうが、水辺と言っても数限りない。」
カノン「どうやら、その精霊が一枚噛んでいるようですね。」
童虎「お主もそう思うか。今夜、皆で会議をする事になっておる。そなたも参加するか?」
カノン「無論です。」
カノンの目に躊躇いは無かった。
カノン「老師、お久しぶりです。」
童虎「お主、帰っておったのか?」
カノン「先ほど、海界から帰還いたしました。今回の事もカミュから聞いております。…サガはどうですか?」
童虎「まだ目を覚まさぬよ。小宇宙も大分弱っておるし、心身ともに深いダメージを受けておるからな…。」
サガの眠っているベッドの脇へ移動すると、サガはまさしく昏々と眠っていた。
数日間の無理が祟ったのだろう、やつれているし、目の下には色濃いクマが出来ていて、顔色も良くないし、唇は乾いてカサカサになっている。
サガのタフさは自分が良く知っているだけに、彼がどれほど葵の死を嘆き悲しんだか痛いほど伝わってくる。
カノン「サガよ…、お前はそうなってしまうほど葵を愛していたのだな…。お前に葵を託した事、間違っていなかったというのに…! この仕打ちは…!」
童虎「…この一件が終われば、サガは葵に求婚する予定じゃった。」
カノン「…そう、でしたか。サガは葵を娶るつもりだったのですね。」
童虎は事細かく、そこに至るまでの経緯をカノンに話した。
葵の夢を渡ってきた水辺の精霊の言葉。
その言葉を紡いだが故に、葵に疑いがかけられた事。
疑いをかけた事で心苦しく思っていたサガに、シオンと自分が婚儀を持ちかけた事などを。
カノン「老師…。その精霊、何者です?」
童虎「それがわからぬ。聖域の水辺の精霊であろうが、水辺と言っても数限りない。」
カノン「どうやら、その精霊が一枚噛んでいるようですね。」
童虎「お主もそう思うか。今夜、皆で会議をする事になっておる。そなたも参加するか?」
カノン「無論です。」
カノンの目に躊躇いは無かった。
