永遠の翼≪第一部≫
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★第一部最終話「聖なる夜に」★
私は、サガと向かい合わせに座って彼の話を静かに聞いた。
サガは愚かな男の話だと言ったけど、それはサガ自身の事だと私はわかってしまう。
そして、その話は想像を絶する内容だった。
サガがカノンをスニオン岬に幽閉した話から冥界との戦いまで、彼は何も隠す事無く私を見て話してくれた。
正直、そんな事があったなんて信じられない。
だけど、サガがそんな嘘をつくはずが無い。
何より、彼の表情は嘘をついているように見えなかった。
サガ「…君が聖域へ来るまでの話は以上だ…。そして、気付いていると思うが愚かな男とは私の事に他ならない。」
「どうして、その話を私に?」
サガ「この話を聞いてわかると思うが、私はとても人並みの幸福など望めぬ身…。故に、君と想いが通じ合い、幸せになる事が自分で赦せなかったんだ。この地上で最も罪深き存在であるにも拘らず、幸福になるなど笑止…とな。」
「…サガらしいといえば、らしいかな。」
サガ「あぁ。だが、アテナと他の黄金聖闘士達はそう思っていなかった。」
サガが他の皆の幸せを望んでいるのに、他の皆がサガの幸せを望んではいけないのか。
己が幸せで無いのに、他人を幸せにする事が出来るのか。
何より、仕えるべきアテナ、沙織がサガの罪を全て赦しているという事。
皆の気持ちに押されて、今ここで葵と会う事が出来た。
そう話すサガは、とても幸せそうに見える。
サガ「アテナに、教皇に、他の黄金達に赦しを得た私が、次に赦しを得る存在。それが君なんだ、葵。」
「私…?」
私は、サガと向かい合わせに座って彼の話を静かに聞いた。
サガは愚かな男の話だと言ったけど、それはサガ自身の事だと私はわかってしまう。
そして、その話は想像を絶する内容だった。
サガがカノンをスニオン岬に幽閉した話から冥界との戦いまで、彼は何も隠す事無く私を見て話してくれた。
正直、そんな事があったなんて信じられない。
だけど、サガがそんな嘘をつくはずが無い。
何より、彼の表情は嘘をついているように見えなかった。
サガ「…君が聖域へ来るまでの話は以上だ…。そして、気付いていると思うが愚かな男とは私の事に他ならない。」
「どうして、その話を私に?」
サガ「この話を聞いてわかると思うが、私はとても人並みの幸福など望めぬ身…。故に、君と想いが通じ合い、幸せになる事が自分で赦せなかったんだ。この地上で最も罪深き存在であるにも拘らず、幸福になるなど笑止…とな。」
「…サガらしいといえば、らしいかな。」
サガ「あぁ。だが、アテナと他の黄金聖闘士達はそう思っていなかった。」
サガが他の皆の幸せを望んでいるのに、他の皆がサガの幸せを望んではいけないのか。
己が幸せで無いのに、他人を幸せにする事が出来るのか。
何より、仕えるべきアテナ、沙織がサガの罪を全て赦しているという事。
皆の気持ちに押されて、今ここで葵と会う事が出来た。
そう話すサガは、とても幸せそうに見える。
サガ「アテナに、教皇に、他の黄金達に赦しを得た私が、次に赦しを得る存在。それが君なんだ、葵。」
「私…?」
