永遠の翼≪第一部≫
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沙織が用意してくれたホテルの一室に行くと、そこは最上階のスイートルームだった。
大都会のイルミネーションを一番高い場所から見下ろすと、葵はため息が出る思いだ。
「沙織ちゃん、凄い部屋を取ってくれたのね…;」
サガ「寒かっただろう、何か飲むかい?」
「私が淹れるよ。あ、サガはお酒の方が良い?」
サガ「いいや、紅茶でいいよ。」
「うん。」
葵はコートを脱いで部屋にあったダイニングで紅茶の用意をした。
聖域に居た頃は、毎日のようにこうしてお茶を淹れてくれたものだとサガは思い出している。
「はい、どうぞ。」
サガ「あぁ、ありがとう。」
紅茶で身体を暖めると、サガは口を開いた。
サガ「…葵、今更だが君に話しておきたい事がある。」
「話しておきたい事?」
サガ「この世で一番愚かな男の話だ…。少し長くなるが…?」
葵はそれがサガ本人の事だと察したが、あえてそれを追求しなかった。
「聞かせて?」
サガ「あぁ…。事の発端は13年前…。」
この後、どれだけ罵られようがかまわない。
サガは隠す事無く、全てを話す決意を胸に抱いていた………。
~続く~
大都会のイルミネーションを一番高い場所から見下ろすと、葵はため息が出る思いだ。
「沙織ちゃん、凄い部屋を取ってくれたのね…;」
サガ「寒かっただろう、何か飲むかい?」
「私が淹れるよ。あ、サガはお酒の方が良い?」
サガ「いいや、紅茶でいいよ。」
「うん。」
葵はコートを脱いで部屋にあったダイニングで紅茶の用意をした。
聖域に居た頃は、毎日のようにこうしてお茶を淹れてくれたものだとサガは思い出している。
「はい、どうぞ。」
サガ「あぁ、ありがとう。」
紅茶で身体を暖めると、サガは口を開いた。
サガ「…葵、今更だが君に話しておきたい事がある。」
「話しておきたい事?」
サガ「この世で一番愚かな男の話だ…。少し長くなるが…?」
葵はそれがサガ本人の事だと察したが、あえてそれを追求しなかった。
「聞かせて?」
サガ「あぁ…。事の発端は13年前…。」
この後、どれだけ罵られようがかまわない。
サガは隠す事無く、全てを話す決意を胸に抱いていた………。
~続く~
