永遠の翼≪第一部≫
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シオンは窓辺に寄りかかり、サガに微笑む。
シオン「何を恐れる事がある? アテナはお前の犯した罪でさえ、笑顔でお赦しになられた。また、我ら1人1人に幸せになって欲しいと願っておられる。そんな今、どういう罰が下ると恐れるのだ。」
サガ「…私は、自分が赦せないのです。私が自分を赦せない内は、幸福に身を委ねるなどできません。」
シオン「だが、このままではお前は一生、自分を赦す事が無いのだろうな。」
サガ「かもしれません。」
シオン「ならば、今のお前に必要なのは自分を赦す存在だ。葵は…その存在かも知れんぞ?」
サガ「彼女でも、本当の事を知れば…私を恐れて軽蔑するでしょう。」
シオン「では、お前は一度でも己の罪を葵へ告白したか?」
サガ「いいえ。」
シオン「何故、彼女が己を軽蔑すると決め付ける? 何故、彼女が己を受け入れぬと決め付ける? …全ては彼女に問うてみなければわからぬ事ぞ? サガよ、その勇気を持ち、時を待つのだ。神は、アテナはけしてお前という存在を見捨てはせぬ。」
それだけ言い残し、シオンは執務室を出て行った。
残されたサガは、法衣の胸辺りを押さえて中にある物を襟首の所から出す。
それは、葵がくれた首飾り。
葵が自分のイメージだと言ってくれた空色の石は、変わらずに輝いている。
サガ「葵、君は私の真実を知っても…私を愛してくれるか?」
その呟きは、誰に知られる事無く消えていく。
シオン「何を恐れる事がある? アテナはお前の犯した罪でさえ、笑顔でお赦しになられた。また、我ら1人1人に幸せになって欲しいと願っておられる。そんな今、どういう罰が下ると恐れるのだ。」
サガ「…私は、自分が赦せないのです。私が自分を赦せない内は、幸福に身を委ねるなどできません。」
シオン「だが、このままではお前は一生、自分を赦す事が無いのだろうな。」
サガ「かもしれません。」
シオン「ならば、今のお前に必要なのは自分を赦す存在だ。葵は…その存在かも知れんぞ?」
サガ「彼女でも、本当の事を知れば…私を恐れて軽蔑するでしょう。」
シオン「では、お前は一度でも己の罪を葵へ告白したか?」
サガ「いいえ。」
シオン「何故、彼女が己を軽蔑すると決め付ける? 何故、彼女が己を受け入れぬと決め付ける? …全ては彼女に問うてみなければわからぬ事ぞ? サガよ、その勇気を持ち、時を待つのだ。神は、アテナはけしてお前という存在を見捨てはせぬ。」
それだけ言い残し、シオンは執務室を出て行った。
残されたサガは、法衣の胸辺りを押さえて中にある物を襟首の所から出す。
それは、葵がくれた首飾り。
葵が自分のイメージだと言ってくれた空色の石は、変わらずに輝いている。
サガ「葵、君は私の真実を知っても…私を愛してくれるか?」
その呟きは、誰に知られる事無く消えていく。
