永遠の翼≪第一部≫
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傷を癒した後、私は執務に専念した。
最早彼女に会えぬというのなら、彼女を傷つけた分だけ仕事に専念しようと思ったから。
私がいくら仕事をしようとも、彼女の心の傷が消えるわけではない。
しかし、私はこれしか償う方法を知らないのだ。
アテナの護衛に黄金の誰かが行っていれば、交代した折にあちらの様子を知る事も出来るだろう。
しかし、アテナの護衛は今や白銀と青銅に任されている。
彼らにおいそれとそんな事を聞いては、上の者として示しがつかない。
シオン「サガよ、少し休憩せぬか。」
サガ「教皇…。」
執務に夢中でいると、シオンが自ら紅茶を淹れていた。
サガ「教皇自ら、そのような…。」
シオン「たまには良かろう。…全く、お前の仕事振りには舌を巻く。窓の外を見てみよ。」
シオンの声に窓を見ると、いつのまにか太陽は沈みかけている。
私が執務についたのは夜明けとほぼ同時、それから休憩していなかったから。
シオン「サガよ…。葵を愛する事が恐ろしかったか。」
サガ「…はい。私はいつ、天罰を下されてもおかしくない身。彼女を巻き添えにしたくは無かったのです。」
シオン「そなたは本当に生真面目すぎる。お前はあまりにも聖闘士として自覚がありすぎるようじゃ。しかし、1人の男としては自覚がなさ過ぎる…。」
サガ「は…?」
最早彼女に会えぬというのなら、彼女を傷つけた分だけ仕事に専念しようと思ったから。
私がいくら仕事をしようとも、彼女の心の傷が消えるわけではない。
しかし、私はこれしか償う方法を知らないのだ。
アテナの護衛に黄金の誰かが行っていれば、交代した折にあちらの様子を知る事も出来るだろう。
しかし、アテナの護衛は今や白銀と青銅に任されている。
彼らにおいそれとそんな事を聞いては、上の者として示しがつかない。
シオン「サガよ、少し休憩せぬか。」
サガ「教皇…。」
執務に夢中でいると、シオンが自ら紅茶を淹れていた。
サガ「教皇自ら、そのような…。」
シオン「たまには良かろう。…全く、お前の仕事振りには舌を巻く。窓の外を見てみよ。」
シオンの声に窓を見ると、いつのまにか太陽は沈みかけている。
私が執務についたのは夜明けとほぼ同時、それから休憩していなかったから。
シオン「サガよ…。葵を愛する事が恐ろしかったか。」
サガ「…はい。私はいつ、天罰を下されてもおかしくない身。彼女を巻き添えにしたくは無かったのです。」
シオン「そなたは本当に生真面目すぎる。お前はあまりにも聖闘士として自覚がありすぎるようじゃ。しかし、1人の男としては自覚がなさ過ぎる…。」
サガ「は…?」
