永遠の翼≪第一部≫
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ロス「カノンがやっていなければ、俺がお前を殴っていた!」
シュラ「それは俺も同じだ、サガ。葵への仕打ちは貴方らしくない。せめて、別れには来るべきだった。」
カミュ「あの娘は、いつか元の世界に戻るだろう。それまでは、貴方はありったけの愛情で彼女を守れば良かったではないか。」
サガはなおも黙りきったままだ。
カノン「こんな惰弱な男に、何を言っても無駄だ。」
バッサリとサガを断罪したのはカノンだった。
カノンは汚れた頬を乱暴に腕で拭う。
カノン「結局、この男は葵を守りきる甲斐性も覚悟も無く、ただ自分の罪深さに怯えて愛する者を傷つける事しかできん哀れな男だ。この男は…誰も愛せないのさ。」
サガ「…否定はしない。」
カノン「…それが気に喰わんのだ! お前は、何でもかんでも自分の中に収めて自己完結して! 言いたい事もはっきり言わず、感情も押し殺し、結局は愛する者を傷つけたと後悔して! 結局は堂々巡りしかできんのだ!!」
カノンはそのまま踵を返して金牛宮の方へ歩き出す。
ミロ「カノン、何処へ行くのだ?」
カノン「こんな辛気臭い男のいる場所など、願い下げだ。海界へ行く、当分戻らん。どのみち、あちらも復興作業が目白押しだからな。」
ミロ「お、おいっ! カノン!」
ミロの静止を促す声にも足を止めず、カノンはそのまま海界へ向かった。
シュラ「それは俺も同じだ、サガ。葵への仕打ちは貴方らしくない。せめて、別れには来るべきだった。」
カミュ「あの娘は、いつか元の世界に戻るだろう。それまでは、貴方はありったけの愛情で彼女を守れば良かったではないか。」
サガはなおも黙りきったままだ。
カノン「こんな惰弱な男に、何を言っても無駄だ。」
バッサリとサガを断罪したのはカノンだった。
カノンは汚れた頬を乱暴に腕で拭う。
カノン「結局、この男は葵を守りきる甲斐性も覚悟も無く、ただ自分の罪深さに怯えて愛する者を傷つける事しかできん哀れな男だ。この男は…誰も愛せないのさ。」
サガ「…否定はしない。」
カノン「…それが気に喰わんのだ! お前は、何でもかんでも自分の中に収めて自己完結して! 言いたい事もはっきり言わず、感情も押し殺し、結局は愛する者を傷つけたと後悔して! 結局は堂々巡りしかできんのだ!!」
カノンはそのまま踵を返して金牛宮の方へ歩き出す。
ミロ「カノン、何処へ行くのだ?」
カノン「こんな辛気臭い男のいる場所など、願い下げだ。海界へ行く、当分戻らん。どのみち、あちらも復興作業が目白押しだからな。」
ミロ「お、おいっ! カノン!」
ミロの静止を促す声にも足を止めず、カノンはそのまま海界へ向かった。
