永遠の翼≪第一部≫
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シオン「行ってしまったか。」
童虎「葵は、耐えておったな…。我らとの、サガとの別れに…。」
カノン「教皇。」
シオン「…今日ばかりは大目に見る。」
カノン「はっ。」
カノンはシオンに何らかの許可を得て、12宮へ猛ダッシュしていく。
ムウ「我が師シオン、カノンは一体?」
シオン「兄弟喧嘩をしにいった。…皆、今日は双児宮に近付くでない。」
葵の気持ちを考えれば、カノンがサガと拳を交えるのも仕方が無い。
今日ばかりは、葵へ別れを言いに来なかったサガの態度が誰も納得できないから。
12宮からは、カノンの怒りが篭った小宇宙がひしひしと感じられる。
サガもそれを感じたのだろうか、教皇宮から離れて下へ向かっている。
シオン「サガは己に完璧を求めすぎる…。故に、心の闇を生み出してしまった。」
リア「では、この一件によって再び?」
童虎「可能性はゼロではない。サガの心の大半を葵という存在が占めていたら、どうなる? 葵を失った心の空白から闇が再び息を吹き返す事も充分考えられる。…まぁ、これだけの黄金聖闘士がいれば以前のようにはいくまい。」
シュラ「教皇…、我らは自らの幸せを望んではいけないのでしょうか? 罪や血に濡れているのは何もサガだけではありません。」
シオン「…アテナが我らに再び生を与えて下さった時、幸せを望むな、放棄しろと仰ったか?」
ハーデスとの協定により再び生を賜った時、沙織が言った言葉を皆が思い出した。
その言葉をサガが忘れる訳が無い。
複雑な気持ちと表情のまま、黄金聖闘士たちは双児宮方面を見上げるのであった。
童虎「葵は、耐えておったな…。我らとの、サガとの別れに…。」
カノン「教皇。」
シオン「…今日ばかりは大目に見る。」
カノン「はっ。」
カノンはシオンに何らかの許可を得て、12宮へ猛ダッシュしていく。
ムウ「我が師シオン、カノンは一体?」
シオン「兄弟喧嘩をしにいった。…皆、今日は双児宮に近付くでない。」
葵の気持ちを考えれば、カノンがサガと拳を交えるのも仕方が無い。
今日ばかりは、葵へ別れを言いに来なかったサガの態度が誰も納得できないから。
12宮からは、カノンの怒りが篭った小宇宙がひしひしと感じられる。
サガもそれを感じたのだろうか、教皇宮から離れて下へ向かっている。
シオン「サガは己に完璧を求めすぎる…。故に、心の闇を生み出してしまった。」
リア「では、この一件によって再び?」
童虎「可能性はゼロではない。サガの心の大半を葵という存在が占めていたら、どうなる? 葵を失った心の空白から闇が再び息を吹き返す事も充分考えられる。…まぁ、これだけの黄金聖闘士がいれば以前のようにはいくまい。」
シュラ「教皇…、我らは自らの幸せを望んではいけないのでしょうか? 罪や血に濡れているのは何もサガだけではありません。」
シオン「…アテナが我らに再び生を与えて下さった時、幸せを望むな、放棄しろと仰ったか?」
ハーデスとの協定により再び生を賜った時、沙織が言った言葉を皆が思い出した。
その言葉をサガが忘れる訳が無い。
複雑な気持ちと表情のまま、黄金聖闘士たちは双児宮方面を見上げるのであった。
