糸
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
カヤは留守番をしながら花の手入れをしていた。
ジャミールに住んでいた時は花の手入れなんてできる状況ではなかったが、今はこの時間がかけがえのない癒しだ。
シオン「カヤ、ここにいたか。」
「兄上、どうされました? アテナ様の謁見は?」
シオン「終わったよ。それより、お前に良い知らせがある。」
「?」
シオンの後ろから彼を追いかけてきたであろう童虎がやってくる。
童虎「こりゃ、シオン。慌てすぎじゃ! おぉ、カヤ。息災じゃな。」
「童虎様、こんにちは。あの、兄上は何かあったのですか?」
シオン「セージ様がな、お前の新しい薬が見つかったとおっしゃった。」
「え、新しい薬…?」
シオン「あぁ、ジャミールで我が師ハクレイが作ってくださる薬も悪くないが、薬草自体が少ない。だが、聖域近海の島に薬師の島があってな。」
童虎「その島は、薬草がたくさん自生しており、その効能も大変珍重されている。ワシらも何度か傷薬を処方されているが、なかなか効能があるんじゃ。もちろん、病にも。」
シオン「お前の症状を島にいる薬師に伝え、新しい薬がもうじきできるそうだ。お前の体質も少しずつ良くなる可能性がある。それが嬉しくて、ついついここまで走ってきてしまった。」
「セージ様、私などのためにそこまでお考えを…。」
童虎「それがの、カヤ。薬師の島に相談するという案は、アルバフィカの提案なんじゃ。」
「え…?」
シオン「彼は島に縁があってな。それで思い出してくれたんだ。カヤ、薬が来たら試してみよう。劇的によくなるというわけではないが、徐々にお前の体を癒してくれる。」
「わ、私…///」
カヤの目にはうっすら涙があふれている。
シオン「泣かないでおくれ、カヤ。こういう時は喜ぶものだ。」
「嬉しい、です。でも、嬉しすぎて…!」
もしかしたら、体が丈夫になるかもしれない。
そのきっかけをくれたのがアルバフィカだという事が嬉しくて…。
童虎「それに、もうすぐ祭りもある。それまで体調を崩さぬようにな。」
「お祭り、ですか?」
シオン「春を寿ぐ祭りだ、体調がよかったら見物に行こう。」
「はいっ。」
花を愛でる春の祭りは、すぐそこまで迫っていた。
~続く~
ジャミールに住んでいた時は花の手入れなんてできる状況ではなかったが、今はこの時間がかけがえのない癒しだ。
シオン「カヤ、ここにいたか。」
「兄上、どうされました? アテナ様の謁見は?」
シオン「終わったよ。それより、お前に良い知らせがある。」
「?」
シオンの後ろから彼を追いかけてきたであろう童虎がやってくる。
童虎「こりゃ、シオン。慌てすぎじゃ! おぉ、カヤ。息災じゃな。」
「童虎様、こんにちは。あの、兄上は何かあったのですか?」
シオン「セージ様がな、お前の新しい薬が見つかったとおっしゃった。」
「え、新しい薬…?」
シオン「あぁ、ジャミールで我が師ハクレイが作ってくださる薬も悪くないが、薬草自体が少ない。だが、聖域近海の島に薬師の島があってな。」
童虎「その島は、薬草がたくさん自生しており、その効能も大変珍重されている。ワシらも何度か傷薬を処方されているが、なかなか効能があるんじゃ。もちろん、病にも。」
シオン「お前の症状を島にいる薬師に伝え、新しい薬がもうじきできるそうだ。お前の体質も少しずつ良くなる可能性がある。それが嬉しくて、ついついここまで走ってきてしまった。」
「セージ様、私などのためにそこまでお考えを…。」
童虎「それがの、カヤ。薬師の島に相談するという案は、アルバフィカの提案なんじゃ。」
「え…?」
シオン「彼は島に縁があってな。それで思い出してくれたんだ。カヤ、薬が来たら試してみよう。劇的によくなるというわけではないが、徐々にお前の体を癒してくれる。」
「わ、私…///」
カヤの目にはうっすら涙があふれている。
シオン「泣かないでおくれ、カヤ。こういう時は喜ぶものだ。」
「嬉しい、です。でも、嬉しすぎて…!」
もしかしたら、体が丈夫になるかもしれない。
そのきっかけをくれたのがアルバフィカだという事が嬉しくて…。
童虎「それに、もうすぐ祭りもある。それまで体調を崩さぬようにな。」
「お祭り、ですか?」
シオン「春を寿ぐ祭りだ、体調がよかったら見物に行こう。」
「はいっ。」
花を愛でる春の祭りは、すぐそこまで迫っていた。
~続く~
