糸
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機織りの音が聞こえない日、それはカヤの体調がすぐれない日だと皆が知っていて、時々シオンに確認しに来る者もいる。
童虎「そうか、今日は体調が悪いのだな。」
シオン「あぁ。熱はないが大事をとって休んでいる。安静にしていることが何よりだ。」
童虎「そうじゃな。聖域はアテナの聖なる小宇宙が満ちた土地、カヤの体調もジャミールに住まいしていた時より良いと聞く。なによりじゃな。」
シオン「それに、あの子が今織っている布は私のためだそうだ。これ以上に嬉しい事があろうか…。」
それは皆が感じていた事、カヤの機織りの音の中には微弱ではあるけれど彼女の小宇宙がこもっていた。
誰かの無事を願う心、誰かの幸せを願う心、誰かの生を願う心…。
シオン「私はあの子こそ、幸せになってほしいんだ…。」
童虎「きっと、なれる。彼女は幸せになれる…。」
2人が雑談していると、白羊宮の入口の方から誰かがやってきた。
童虎「おぉ、アルバフィカか。」
アルバ「あぁ。シオン、通らせてもらうぞ。ん…?」
アルバフィカは2人のそばを通ろうとしたのだが、足をふと止める。
シオン「どうした、アルバフィカ?」
アルバ「いや、機織りの音がしないのでな…。体調を崩したのか、カヤは。」
シオン「あぁ。少し体調を崩してな。だが、薬も飲んで養生しているからすぐに良くなる。」
体調を崩している事を知ったアルバフィカの表情は、少し曇る。
しかし、すぐに表情を切り替えて何事もなかったように白羊宮を通過していった。
童虎「感情を隠すのが少し苦手なようじゃな、アルバフィカは。」
シオン「そうだな…。不謹慎かもしれんが少し嬉しく思う。カヤを心配してくれる事が…。」
今も聖戦前と変わらず、できるだけ他人と触れ合わないようにしているアルバフィカ。
しかし、その心は少し前向きになってきていると他の仲間たちも感じているようで。
少しずつ聖域が前進しているとシオンも思うのだった。
童虎「そうか、今日は体調が悪いのだな。」
シオン「あぁ。熱はないが大事をとって休んでいる。安静にしていることが何よりだ。」
童虎「そうじゃな。聖域はアテナの聖なる小宇宙が満ちた土地、カヤの体調もジャミールに住まいしていた時より良いと聞く。なによりじゃな。」
シオン「それに、あの子が今織っている布は私のためだそうだ。これ以上に嬉しい事があろうか…。」
それは皆が感じていた事、カヤの機織りの音の中には微弱ではあるけれど彼女の小宇宙がこもっていた。
誰かの無事を願う心、誰かの幸せを願う心、誰かの生を願う心…。
シオン「私はあの子こそ、幸せになってほしいんだ…。」
童虎「きっと、なれる。彼女は幸せになれる…。」
2人が雑談していると、白羊宮の入口の方から誰かがやってきた。
童虎「おぉ、アルバフィカか。」
アルバ「あぁ。シオン、通らせてもらうぞ。ん…?」
アルバフィカは2人のそばを通ろうとしたのだが、足をふと止める。
シオン「どうした、アルバフィカ?」
アルバ「いや、機織りの音がしないのでな…。体調を崩したのか、カヤは。」
シオン「あぁ。少し体調を崩してな。だが、薬も飲んで養生しているからすぐに良くなる。」
体調を崩している事を知ったアルバフィカの表情は、少し曇る。
しかし、すぐに表情を切り替えて何事もなかったように白羊宮を通過していった。
童虎「感情を隠すのが少し苦手なようじゃな、アルバフィカは。」
シオン「そうだな…。不謹慎かもしれんが少し嬉しく思う。カヤを心配してくれる事が…。」
今も聖戦前と変わらず、できるだけ他人と触れ合わないようにしているアルバフィカ。
しかし、その心は少し前向きになってきていると他の仲間たちも感じているようで。
少しずつ聖域が前進しているとシオンも思うのだった。
