糸
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★第2話★
聖域はジャミールよりも暖かく、すごしやすい気候。
今のままジャミールに住んでいると、遠からず命が尽きる。
そう言われて説得されたカヤは、兄シオンの所で世話になることになった。
今まで紹介された人々はとても優しく、自分を受け入れてくれた。
そんな中、少し様子が異なる黄金聖闘士が1人…魚座のアルバフィカ。
その理由はカヤもハクレイから聞いていたように魚座の宿命。
それでも、彼はきっと優しい人なのだろうと信じた。
態度はそっけないものの、その瞳は優しかったから。
シオン「カヤ、具合はどうだ?」
その日、カヤは少し体調が良くなかった。
シオンはハクレイからもらった薬を持ってきて、カヤの上半身をゆっくり起こす。
「兄上、大丈夫です…。ここ数日の疲れが出たのでしょう。」
シオン「そうか。だが、しばらくは安静にしていることだ。薬も持ってきたぞ。」
「ありがとう、兄上。」
シオン「…お前の機織りの腕前は、本当に素晴らしいと長やユズリハも言っている。布が仕上がったら一番に見せてくれよ?」
「はい、約束します。今の布は、兄上のために作っているのですから。」
シオン「私のため?」
「今まで、兄上に何もできなかった私です。せめて、心をこめた1枚の布を…。」
シオンはたまらずカヤを抱きしめた。
シオン「ありがとう、カヤ。何よりの贈り物だ…。」
「兄上…。」
ただ1人の妹が心をこめて織り上げてくれる布。
シオンは感じる、彼女の心がこもった小宇宙を機織り機の方から…。
聖域はジャミールよりも暖かく、すごしやすい気候。
今のままジャミールに住んでいると、遠からず命が尽きる。
そう言われて説得されたカヤは、兄シオンの所で世話になることになった。
今まで紹介された人々はとても優しく、自分を受け入れてくれた。
そんな中、少し様子が異なる黄金聖闘士が1人…魚座のアルバフィカ。
その理由はカヤもハクレイから聞いていたように魚座の宿命。
それでも、彼はきっと優しい人なのだろうと信じた。
態度はそっけないものの、その瞳は優しかったから。
シオン「カヤ、具合はどうだ?」
その日、カヤは少し体調が良くなかった。
シオンはハクレイからもらった薬を持ってきて、カヤの上半身をゆっくり起こす。
「兄上、大丈夫です…。ここ数日の疲れが出たのでしょう。」
シオン「そうか。だが、しばらくは安静にしていることだ。薬も持ってきたぞ。」
「ありがとう、兄上。」
シオン「…お前の機織りの腕前は、本当に素晴らしいと長やユズリハも言っている。布が仕上がったら一番に見せてくれよ?」
「はい、約束します。今の布は、兄上のために作っているのですから。」
シオン「私のため?」
「今まで、兄上に何もできなかった私です。せめて、心をこめた1枚の布を…。」
シオンはたまらずカヤを抱きしめた。
シオン「ありがとう、カヤ。何よりの贈り物だ…。」
「兄上…。」
ただ1人の妹が心をこめて織り上げてくれる布。
シオンは感じる、彼女の心がこもった小宇宙を機織り機の方から…。
