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セラ「でね、ユニティったらお父様に叱られて…。」
デジェル「フッ、その情景が目に浮かびますね。」
今朝、突然ブルーグラードから聖域に使者が来たと知らされ、アテナが面会する事になった。
教皇の間に通されたのは紛れもなくセラフィナ様で、私を見つけると懐かしいと優しく微笑んでくださった。
使者としてやってきた理由は、数年に一度の定期報告の為だ。
かの地には海皇ポセイドンの封印があり、聖闘士の末裔とされるブルーグラードの民にはその監視役という大役がある。
封印は解ける兆候もなく、ポセイドンの眠りが覚める事は当分無さそうだと聞いたアテナと教皇は安堵されていた。
サーシャ「セラフィナさん、報告は確かに承りました。ポセイドンの封印もまだ解ける兆候が無いというのは、一安心ですわ。それにしても、領主ガルシア殿にこのような美しい娘さんがいらっしゃるとは…。」
セラ「滅相もございません。本来ならば、現領主たる父か未来の領主たる我が弟ユニティが参じるべきなのでしょうが…。2人に聖域を一度は見ておきなさいと言われまして…。」
サーシャ「それに、顔なじみが居るのでしょう? そこに控える我が聖闘士、水瓶座のデジェルが修行した地がブルーグラードに近いと聞いております。」
セラ「はい。デジェル…様は。」
セラフィナの口から出た敬称はデジェルの心にチクリと刺さる。
彼女から、そんな風に一線を引いて欲しくなかった。
デジェル「セラフィナ様、どうか昔のようにデジェルとお呼び下さい。」
セラ「…ありがとう、デジェル。デジェルは聖闘士の厳しい修行の合間にブルーグラードの知識を得ようとユニティと書物庫にこもりきって、父やデジェルの師であるクレスト様にお叱りを受ける事もありました。」
デジェル「セラフィナ様…///;」
サーシャ「フフッ、それが功を奏してデジェルは知の聖闘士となれました、実に良き事です。」
セージ「さて、アテナ。ガルシア殿には報告了承の書簡と聖域からの贈り物を用意せねばなりますまい。用意に数日頂きたいのですが…。」
サーシャ「そうですね。セラフィナさんや他の使者の方はいわばお客様、すぐに滞在していただく部屋を設えさせましょう。あと、デジェル。」
デジェル「はっ。」
サーシャ「彼女に聖域を案内してあげてください。せっかく来ていただいたのですから。」
デジェル「承知いたしました。」
サーシャ「フフッ、まるでデートのようですねv」
デジェル「ア、アテナ様っ///!」
デジェルの照れ具合に教皇の間は笑い声で溢れるのだった。
デジ(雪の舞う場所で出会ったセラフィナ様も美しいが、温かく花が咲き乱れる場所で会うセラフィナ様も美しい。この様な時間が過ごせるのも…アテナ様のご配慮ゆえ…。これからも誠心誠意お仕えせねば。)
今、デジェルの胸の中には聖闘士である限り、望める筈もなかった幸福な気持ちが溢れていた。
デジェル「フッ、その情景が目に浮かびますね。」
今朝、突然ブルーグラードから聖域に使者が来たと知らされ、アテナが面会する事になった。
教皇の間に通されたのは紛れもなくセラフィナ様で、私を見つけると懐かしいと優しく微笑んでくださった。
使者としてやってきた理由は、数年に一度の定期報告の為だ。
かの地には海皇ポセイドンの封印があり、聖闘士の末裔とされるブルーグラードの民にはその監視役という大役がある。
封印は解ける兆候もなく、ポセイドンの眠りが覚める事は当分無さそうだと聞いたアテナと教皇は安堵されていた。
サーシャ「セラフィナさん、報告は確かに承りました。ポセイドンの封印もまだ解ける兆候が無いというのは、一安心ですわ。それにしても、領主ガルシア殿にこのような美しい娘さんがいらっしゃるとは…。」
セラ「滅相もございません。本来ならば、現領主たる父か未来の領主たる我が弟ユニティが参じるべきなのでしょうが…。2人に聖域を一度は見ておきなさいと言われまして…。」
サーシャ「それに、顔なじみが居るのでしょう? そこに控える我が聖闘士、水瓶座のデジェルが修行した地がブルーグラードに近いと聞いております。」
セラ「はい。デジェル…様は。」
セラフィナの口から出た敬称はデジェルの心にチクリと刺さる。
彼女から、そんな風に一線を引いて欲しくなかった。
デジェル「セラフィナ様、どうか昔のようにデジェルとお呼び下さい。」
セラ「…ありがとう、デジェル。デジェルは聖闘士の厳しい修行の合間にブルーグラードの知識を得ようとユニティと書物庫にこもりきって、父やデジェルの師であるクレスト様にお叱りを受ける事もありました。」
デジェル「セラフィナ様…///;」
サーシャ「フフッ、それが功を奏してデジェルは知の聖闘士となれました、実に良き事です。」
セージ「さて、アテナ。ガルシア殿には報告了承の書簡と聖域からの贈り物を用意せねばなりますまい。用意に数日頂きたいのですが…。」
サーシャ「そうですね。セラフィナさんや他の使者の方はいわばお客様、すぐに滞在していただく部屋を設えさせましょう。あと、デジェル。」
デジェル「はっ。」
サーシャ「彼女に聖域を案内してあげてください。せっかく来ていただいたのですから。」
デジェル「承知いたしました。」
サーシャ「フフッ、まるでデートのようですねv」
デジェル「ア、アテナ様っ///!」
デジェルの照れ具合に教皇の間は笑い声で溢れるのだった。
デジ(雪の舞う場所で出会ったセラフィナ様も美しいが、温かく花が咲き乱れる場所で会うセラフィナ様も美しい。この様な時間が過ごせるのも…アテナ様のご配慮ゆえ…。これからも誠心誠意お仕えせねば。)
今、デジェルの胸の中には聖闘士である限り、望める筈もなかった幸福な気持ちが溢れていた。
