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辿り着いた場所は驚いた事に聖域そのものだった。
建物、すれ違う人、空気や照りつける太陽も。
「聖域、ですよね?」
カル「あぁ。12宮もアテナ神像も見える。っていうか、幻の中でも聖域かよ、お堅い野郎だな。」
オル「とにかく、行ってみよ。」
12宮の方へ歩いていくと、葵とオルトロスは少しずつ濃くなる異変の気配に気付く。
オル「どんどん近くなっとるようやな。でも、少し位置的にずれてへんか?」
「うん。カルディアさん、こっちは確か…。」
2人の指す方をカルディアも見る。
カル「あぁ、こっちは…儀式に使う花を育てている場所でな。別名『ペルセフォネの庭』だ。」
「ペルセフォネって、確か春の女神じゃ…。」
カル「そのとおり。知ってると思うが、聖域にはギリシアの神の名を冠した場所がたくさんあるからな。花園で何をしてるんだか、アイツは。」
カルディアの案内でペルセフォネの庭を目指していくと、道端にも草花が増えていく。
到着する頃には、視界には溢れんばかりの花が咲き乱れていた。
「綺麗…。」
カル「ここの花は特殊でな。切花にしてもその瑞々しさは長く保たれる。一説には、太古からこの土地だけペルセフォネの祝福を受けているとかいないとか…。」
オル「元の世界に戻ったら行ってみよや。まずは、デジェルの兄ちゃんを見つけよ。異変は確実にここに居るで。」
カル「デジェルの小宇宙もこの中から感じるぜ。微弱だがな…。」
そして、どんどん奥に進んでいくと東屋があり、そこに見慣れた人影があった。
カル「いやがった、デジェルの野郎。…グェッ!」
さっさと連れ戻そうとするカルディアだったが、被っていた聖衣のマスクから垂れていた後頭部の部分をオルトロスが引っ張って止めた。
オル「ちょっと待たんかい。」
カル「引っ張る前に言えよ; で、何だ?」
「隣に居るのは誰なんでしょう?」
隣には女性が座っており、2人で談笑しているように見えた。
カル「…聖域の女じゃない。それにしても、結構美人だな。」
「本当に。それに、綺麗な銀色の髪…。」
建物、すれ違う人、空気や照りつける太陽も。
「聖域、ですよね?」
カル「あぁ。12宮もアテナ神像も見える。っていうか、幻の中でも聖域かよ、お堅い野郎だな。」
オル「とにかく、行ってみよ。」
12宮の方へ歩いていくと、葵とオルトロスは少しずつ濃くなる異変の気配に気付く。
オル「どんどん近くなっとるようやな。でも、少し位置的にずれてへんか?」
「うん。カルディアさん、こっちは確か…。」
2人の指す方をカルディアも見る。
カル「あぁ、こっちは…儀式に使う花を育てている場所でな。別名『ペルセフォネの庭』だ。」
「ペルセフォネって、確か春の女神じゃ…。」
カル「そのとおり。知ってると思うが、聖域にはギリシアの神の名を冠した場所がたくさんあるからな。花園で何をしてるんだか、アイツは。」
カルディアの案内でペルセフォネの庭を目指していくと、道端にも草花が増えていく。
到着する頃には、視界には溢れんばかりの花が咲き乱れていた。
「綺麗…。」
カル「ここの花は特殊でな。切花にしてもその瑞々しさは長く保たれる。一説には、太古からこの土地だけペルセフォネの祝福を受けているとかいないとか…。」
オル「元の世界に戻ったら行ってみよや。まずは、デジェルの兄ちゃんを見つけよ。異変は確実にここに居るで。」
カル「デジェルの小宇宙もこの中から感じるぜ。微弱だがな…。」
そして、どんどん奥に進んでいくと東屋があり、そこに見慣れた人影があった。
カル「いやがった、デジェルの野郎。…グェッ!」
さっさと連れ戻そうとするカルディアだったが、被っていた聖衣のマスクから垂れていた後頭部の部分をオルトロスが引っ張って止めた。
オル「ちょっと待たんかい。」
カル「引っ張る前に言えよ; で、何だ?」
「隣に居るのは誰なんでしょう?」
隣には女性が座っており、2人で談笑しているように見えた。
カル「…聖域の女じゃない。それにしても、結構美人だな。」
「本当に。それに、綺麗な銀色の髪…。」
