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しばらく膝を抱えていると、何か声が聞こえた。
「誰…?」
周囲を見るが誰も居ない。
でも、かすかだが声はしっかり耳に届いていた。
1人の声ではない、何人かが話しているような声でもあった。
凄く近くから聞えてくるこの声は一体と、葵は不安げに周囲を見回す。
「…あ。」
葵が胸元に手をやると、ホンノリ温かな熱を感じた。
その熱の根源であろう物を取り出した。
「カード達…。私に話しかけてくれたの?」
葵の手から離れて宙に浮かび、カード達は葵に話しかけるように意思疎通を図ってくれる。
声なき声が葵には充分伝わっている。
「うん、大変な事になっちゃったね…。でもね、きっと誰かが来てくれるよ。絶対に大丈夫だよ。」
先ほども口にしていた言葉に、カード達も不思議がる。
「お母さんがね、私が不安だった時によく言ってくれたの。お母さんの魔法の言葉。どんな不安も飛んでっちゃう魔法の言葉だよ。」
葵の言葉の節々に、母への懐古の念がみてとれる。
次元の魔女と呼ばれる侑子の力を借り、世界を渡り、この世界の異変を治めるようになって、もう数ヶ月。
まだ少女という年齢の域を出ない葵は、両親を恋しいと思う時もあるのだ。
「誰…?」
周囲を見るが誰も居ない。
でも、かすかだが声はしっかり耳に届いていた。
1人の声ではない、何人かが話しているような声でもあった。
凄く近くから聞えてくるこの声は一体と、葵は不安げに周囲を見回す。
「…あ。」
葵が胸元に手をやると、ホンノリ温かな熱を感じた。
その熱の根源であろう物を取り出した。
「カード達…。私に話しかけてくれたの?」
葵の手から離れて宙に浮かび、カード達は葵に話しかけるように意思疎通を図ってくれる。
声なき声が葵には充分伝わっている。
「うん、大変な事になっちゃったね…。でもね、きっと誰かが来てくれるよ。絶対に大丈夫だよ。」
先ほども口にしていた言葉に、カード達も不思議がる。
「お母さんがね、私が不安だった時によく言ってくれたの。お母さんの魔法の言葉。どんな不安も飛んでっちゃう魔法の言葉だよ。」
葵の言葉の節々に、母への懐古の念がみてとれる。
次元の魔女と呼ばれる侑子の力を借り、世界を渡り、この世界の異変を治めるようになって、もう数ヶ月。
まだ少女という年齢の域を出ない葵は、両親を恋しいと思う時もあるのだ。
