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しかし、想像以上に『剣』の抵抗は激しい。
戦闘能力の欠片もないユリティースが、12宮の朽ちた建物の石柱を大根のようにスパスパ切っていく。
あの剣撃が我が身に入れば、いくら聖衣を纏っていても唯では済まないだろう。
葵も鍵を解放して構えているが、なかなか隙など見つからない。
何か方法はないものかと今持っているカードを手にした。
オルトロスも葵の考えている事を察したのか、カードを1枚1枚見てくれる。
オル「『火』やと危険やし、『水』でも効果は薄そうや。『花』は論外やし…。残るは『風』やけど…。」
「オルちゃん、『風』で突風を起こして隙を作れないかな? 『剣』は凄いけど、今『剣』を持っているのはユリティースさんでしょ? 彼女になら少し強めの風で砂埃とか巻き起こせば…!」
オル「やってみるか!」
葵は『風』のカードを手にして、解放の術に入ろうとした。
しかし、『剣』がそれに気付いたのか、ユリティースが葵達の方へ向かってくる。
術に入ろうとしていた葵は無防備に近く、とても避けられそうにない。
オル「しまっ…!」
(ダメ、避けられない!!)
もうダメだと思った葵は、オルトロスを胸に抱きしめてギュッと両目を瞑った。
沙織「葵さん! オルちゃん!」
沙織の絶望にも近い叫び声がその場に響く。
戦闘能力の欠片もないユリティースが、12宮の朽ちた建物の石柱を大根のようにスパスパ切っていく。
あの剣撃が我が身に入れば、いくら聖衣を纏っていても唯では済まないだろう。
葵も鍵を解放して構えているが、なかなか隙など見つからない。
何か方法はないものかと今持っているカードを手にした。
オルトロスも葵の考えている事を察したのか、カードを1枚1枚見てくれる。
オル「『火』やと危険やし、『水』でも効果は薄そうや。『花』は論外やし…。残るは『風』やけど…。」
「オルちゃん、『風』で突風を起こして隙を作れないかな? 『剣』は凄いけど、今『剣』を持っているのはユリティースさんでしょ? 彼女になら少し強めの風で砂埃とか巻き起こせば…!」
オル「やってみるか!」
葵は『風』のカードを手にして、解放の術に入ろうとした。
しかし、『剣』がそれに気付いたのか、ユリティースが葵達の方へ向かってくる。
術に入ろうとしていた葵は無防備に近く、とても避けられそうにない。
オル「しまっ…!」
(ダメ、避けられない!!)
もうダメだと思った葵は、オルトロスを胸に抱きしめてギュッと両目を瞑った。
沙織「葵さん! オルちゃん!」
沙織の絶望にも近い叫び声がその場に響く。
