朱色の瞳
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執務後、エルシドはいつも自己鍛錬している場所へ行き、小宇宙を高めるでもなく意識を静かに集中する。
セージに言われたように、自分が鞘をどう思っているのか。
エルシド(出会い、後見人になり、鞘がテミス女神の依代になってしまった…。あの戦いの最中は辛い気持ちがあった…。峰の妹を手にかけねばならぬのかと…。)
胸が痛かった、妹の鞘も救えないのかと。
峰の魂が現れて鞘を救う手立てを知り、救う事ができた。
あの時の安堵感は今までに無いもので、心からホッとしたのを覚えている。
その後、彼女の様子が変わってしまったわけだが、それが寂しいと思ってしまった。
そして、あの告白…。
エルシド(鞘の気持ちを知った俺はどう思った? 迷惑だったのか、嬉しかったのか。俺は彼女をどうしたいのだ…。)
鞘を守るという峰との誓いは変わらない。
エルシド(そして、ハクレイ様の言葉…。鞘をジャミールに連れていきたいと言っていた時、俺は動揺した。もう、彼女に会えなくなると思って…。)
彼女はずっとそばに居てくれるものと思っていた。
聖域で武具職人として聖域の兵や民の為に日夜励んで、その姿を見守っていく事が峰が言っていた「鞘を幸せに」という気持ちに応える事ではないか…。
しかし、今の鞘は幸せなのか?という疑問が沸き上がる。
先ほどの会見で、最後の彼女は辛そうに見えた。
おそらく、自分の想いが届かないという辛さから逃げるように、峰の使っていた小屋へ移り住みたいと考えているのだろう。
それが幸せなわけがない。
エルシド(俺の態度が鞘を不幸にしている…。俺がはっきりさせないから、迷惑とも嬉しいとも言えていないから…。)
エルシドの中で浮かんでは消えていく今までの記憶と、煮え切っていない自分の気持ちが次々浮かんで、少しずつ繋がっていく…。
エルシド「俺は…。」
セージに言われたように、自分が鞘をどう思っているのか。
エルシド(出会い、後見人になり、鞘がテミス女神の依代になってしまった…。あの戦いの最中は辛い気持ちがあった…。峰の妹を手にかけねばならぬのかと…。)
胸が痛かった、妹の鞘も救えないのかと。
峰の魂が現れて鞘を救う手立てを知り、救う事ができた。
あの時の安堵感は今までに無いもので、心からホッとしたのを覚えている。
その後、彼女の様子が変わってしまったわけだが、それが寂しいと思ってしまった。
そして、あの告白…。
エルシド(鞘の気持ちを知った俺はどう思った? 迷惑だったのか、嬉しかったのか。俺は彼女をどうしたいのだ…。)
鞘を守るという峰との誓いは変わらない。
エルシド(そして、ハクレイ様の言葉…。鞘をジャミールに連れていきたいと言っていた時、俺は動揺した。もう、彼女に会えなくなると思って…。)
彼女はずっとそばに居てくれるものと思っていた。
聖域で武具職人として聖域の兵や民の為に日夜励んで、その姿を見守っていく事が峰が言っていた「鞘を幸せに」という気持ちに応える事ではないか…。
しかし、今の鞘は幸せなのか?という疑問が沸き上がる。
先ほどの会見で、最後の彼女は辛そうに見えた。
おそらく、自分の想いが届かないという辛さから逃げるように、峰の使っていた小屋へ移り住みたいと考えているのだろう。
それが幸せなわけがない。
エルシド(俺の態度が鞘を不幸にしている…。俺がはっきりさせないから、迷惑とも嬉しいとも言えていないから…。)
エルシドの中で浮かんでは消えていく今までの記憶と、煮え切っていない自分の気持ちが次々浮かんで、少しずつ繋がっていく…。
エルシド「俺は…。」
