朱色の瞳
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エルシドはその話を聞いて、頭が真っ白になる。
鞘がジャミールに行ってしまえば、会う事はできなくなる。
エルシドは今までジャミールへ行く任務などなく、行く理由もこれからできないだろう。
嫁ぐと決まったわけではないが、ハクレイの言葉は真実味を帯びさせる。
サーシャ「ハクレイ、鞘さんはあくまで聖域で修業を積む身ですよ。彼女に無理を言ってはなりません。」
ハクレイ「いやはや、老体の戯言とお聞き流しください。ん…、どうしたのだエルシド。顔色が悪いぞ。」
急に話を振られたエルシドは、ハッとする。
エルシド「いえ、何もありません。」
だが、皆にはそれとなく理解できた、エルシドが動揺していると。
ハクレイはその長寿ゆえに人の心を読む事が得意でもある。
それは、エルシド本人がいまだ自覚していない気持ちすら手に取るようである。
ハクレイ「セージよ、一度その娘に会わせてもらえぬか。」
セージ「はぁ…、では鞘の工房へ遣いをやりましょう。」
セージは近くに控えていた女官に声をかけ、一筆認めた手紙を持たせて工房へ行かせた。
しばらくすると、女官は親方の返答を持ってきた。
鞘はもう少し作業したらキリが良いので、その後やってくるという。
ハクレイ「さて、妙齢の女性を迎えるのだからそれなりの準備をせねば失礼になるな。セージ、残っているお前の法衣を借りるぞ?」
セージ「えぇ、かまいませぬ。」
ハクレイは颯爽とセージの部屋へ向かい、法衣を取り出して纏う。
ハクレイ(さて、エルシドにとってどう転ぶか…。)
ハクレイはいそいそと元の執務室へ戻る。
戻った執務室内は見た目は普通なのだが、どこか浮足立っているように感じられた。
問題のエルシドは少し戸惑っているように見えるが、あえて声はかけない。
そして…。
鞘がジャミールに行ってしまえば、会う事はできなくなる。
エルシドは今までジャミールへ行く任務などなく、行く理由もこれからできないだろう。
嫁ぐと決まったわけではないが、ハクレイの言葉は真実味を帯びさせる。
サーシャ「ハクレイ、鞘さんはあくまで聖域で修業を積む身ですよ。彼女に無理を言ってはなりません。」
ハクレイ「いやはや、老体の戯言とお聞き流しください。ん…、どうしたのだエルシド。顔色が悪いぞ。」
急に話を振られたエルシドは、ハッとする。
エルシド「いえ、何もありません。」
だが、皆にはそれとなく理解できた、エルシドが動揺していると。
ハクレイはその長寿ゆえに人の心を読む事が得意でもある。
それは、エルシド本人がいまだ自覚していない気持ちすら手に取るようである。
ハクレイ「セージよ、一度その娘に会わせてもらえぬか。」
セージ「はぁ…、では鞘の工房へ遣いをやりましょう。」
セージは近くに控えていた女官に声をかけ、一筆認めた手紙を持たせて工房へ行かせた。
しばらくすると、女官は親方の返答を持ってきた。
鞘はもう少し作業したらキリが良いので、その後やってくるという。
ハクレイ「さて、妙齢の女性を迎えるのだからそれなりの準備をせねば失礼になるな。セージ、残っているお前の法衣を借りるぞ?」
セージ「えぇ、かまいませぬ。」
ハクレイは颯爽とセージの部屋へ向かい、法衣を取り出して纏う。
ハクレイ(さて、エルシドにとってどう転ぶか…。)
ハクレイはいそいそと元の執務室へ戻る。
戻った執務室内は見た目は普通なのだが、どこか浮足立っているように感じられた。
問題のエルシドは少し戸惑っているように見えるが、あえて声はかけない。
そして…。
