朱色の瞳
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エルシドも表面上は普通に執務を行っていた。
あくまで冷静に、迅速に、いつも通りに。
他の者も特にエルシドに変化を感じておらず、いつもの時間だった。
しかし、サーシャとセージだけはエルシドの微妙な変化に気づいていた。
そんな時である、前々から知らされてはいたのだが、ジャミールからの来訪があったのだ。
ハクレイ「久しいな、セージ。」
セージ「兄上、お久しゅうございます。」
サーシャ「ハクレイ、息災でしたか? ジャミールの民も息災でしょうか。」
ハクレイ「アテナ様、お久しぶりでございます。私もジャミールの民も健やかにて。」
ハクレイの来訪で少し執務室の空気も朗らかになる。
そのまま休憩しようと茶の時間になり、談笑が始まる。
ハクレイは愛弟子であるシオンともジャミールの話や聖域の話をしていたのだが、ふと話題は鞘の事になった。
シオン「その娘が大層腕の立つ武具職人なのです。」
ハクレイ「ほぉ…。お主がそう言うくらいにか。」
セージ「えぇ。武具だけではなく、近隣の村から農具の修理や製造依頼が絶えぬほどです。」
ハクレイ「そうか、それは興味が出てきたな。」
シオン「興味、ですか?」
ハクレイ「お主も知っておろうが、ジャミールは辺境の地にあって年々人も減っている。修復師の後継も今すぐではないのだが…。」
セージ「兄上、まさか鞘をジャミールに招いて修復師にするおつもりではないでしょうね。それは無理だと兄上も重々承知でございましょう? 聖衣の修復師になれるのは何故かジャミールの血を引く人物のみだと。」
そう、ジャミールの民の血を受け継ぐ者でなければ何故か聖衣の修復師になれないのだ。
いくら腕の立つ鞘でもなれないのだ。
セージ「なに、その娘をというのではない。ジャミールにも年頃の男がおるのでな、目合わせてみるのはどうであろうか?」
シオン「鞘をジャミールに嫁がせる、とおっしゃるのですか?」
セージ「話が飛びすぎるが、そうなれば腕の良い修復師が誕生するやもしれん。」
あくまで冷静に、迅速に、いつも通りに。
他の者も特にエルシドに変化を感じておらず、いつもの時間だった。
しかし、サーシャとセージだけはエルシドの微妙な変化に気づいていた。
そんな時である、前々から知らされてはいたのだが、ジャミールからの来訪があったのだ。
ハクレイ「久しいな、セージ。」
セージ「兄上、お久しゅうございます。」
サーシャ「ハクレイ、息災でしたか? ジャミールの民も息災でしょうか。」
ハクレイ「アテナ様、お久しぶりでございます。私もジャミールの民も健やかにて。」
ハクレイの来訪で少し執務室の空気も朗らかになる。
そのまま休憩しようと茶の時間になり、談笑が始まる。
ハクレイは愛弟子であるシオンともジャミールの話や聖域の話をしていたのだが、ふと話題は鞘の事になった。
シオン「その娘が大層腕の立つ武具職人なのです。」
ハクレイ「ほぉ…。お主がそう言うくらいにか。」
セージ「えぇ。武具だけではなく、近隣の村から農具の修理や製造依頼が絶えぬほどです。」
ハクレイ「そうか、それは興味が出てきたな。」
シオン「興味、ですか?」
ハクレイ「お主も知っておろうが、ジャミールは辺境の地にあって年々人も減っている。修復師の後継も今すぐではないのだが…。」
セージ「兄上、まさか鞘をジャミールに招いて修復師にするおつもりではないでしょうね。それは無理だと兄上も重々承知でございましょう? 聖衣の修復師になれるのは何故かジャミールの血を引く人物のみだと。」
そう、ジャミールの民の血を受け継ぐ者でなければ何故か聖衣の修復師になれないのだ。
いくら腕の立つ鞘でもなれないのだ。
セージ「なに、その娘をというのではない。ジャミールにも年頃の男がおるのでな、目合わせてみるのはどうであろうか?」
シオン「鞘をジャミールに嫁がせる、とおっしゃるのですか?」
セージ「話が飛びすぎるが、そうなれば腕の良い修復師が誕生するやもしれん。」
