朱色の瞳
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サーシャ「待って、鞘さん!」
セージ「鞘! …行ってしまいましたな。」
2人はあまりの事に言葉も出ない。
サーシャ「エルシドに迷惑をかけたくない、自分が自分ではなくなってしまう…。もしかして、彼女は…。」
サーシャの辿り着いた答えは、あまりに甘く切ない気持ち。
セージ「あの娘は…自分がエルシドの余計な荷物になると思っているのでしょう。エルシドの気持ちは分かりませぬが…。」
サーシャ「…彼は聖闘士である限り執務や任務に忠実。それ以上に優先する物事はないでしょう。鞘さんもそれを無意識に感じ取っているのです。だから、気持が肥大化しない内に彼の眼の届かない場所へ行きたくなったのでしょうね。」
セージ「自ら、身を引く事でですか…。」
何か良い方法はないだろうか、2人は思案にふけるのだった。
(無礼を働いてしまった…。こちらから謁見を頼んでいたのに…。)
鞘は教皇宮から早足で離れて工房へ向かう。
最高権限である2人に無礼を働いたという認識はあり、鞘の中には罪悪感があふれていた。
自分の荷物はそんなに多くないから、今のうちに時間を見て峰の小屋の手直しをしていくといいかもしれないと考えた。
?「鞘じゃねぇの?」
「あ…、カルディア殿、デジェル殿。」
デジェル「…何かあったのか、表情が冴えない。」
2人は聖域の見回りの帰りであろう、談笑しながら歩いていた。
「いえ、先ほどまでアテナ様とセージ様に謁見をしていただいたものですから。」
カル「…それにしても、表情が硬いぜ。良くない事でもあったか?」
「いえ…。でも、お2人に無礼をしてしまったかも…。お話を聞いていただいたのに…。」
彼女の声に力がなくなっていく。
デジェル「鞘? もしかして、具合でも…。」
「いぇ…、失礼します…。」
彼女は一礼しようとしたのだが、そのままフラリと倒れてしまった。
デジェル「鞘!」
カル「おいっ、マジかよ!」
2人の声は消えゆく鞘の意識をつなぎ止める事はできなかった。
セージ「鞘! …行ってしまいましたな。」
2人はあまりの事に言葉も出ない。
サーシャ「エルシドに迷惑をかけたくない、自分が自分ではなくなってしまう…。もしかして、彼女は…。」
サーシャの辿り着いた答えは、あまりに甘く切ない気持ち。
セージ「あの娘は…自分がエルシドの余計な荷物になると思っているのでしょう。エルシドの気持ちは分かりませぬが…。」
サーシャ「…彼は聖闘士である限り執務や任務に忠実。それ以上に優先する物事はないでしょう。鞘さんもそれを無意識に感じ取っているのです。だから、気持が肥大化しない内に彼の眼の届かない場所へ行きたくなったのでしょうね。」
セージ「自ら、身を引く事でですか…。」
何か良い方法はないだろうか、2人は思案にふけるのだった。
(無礼を働いてしまった…。こちらから謁見を頼んでいたのに…。)
鞘は教皇宮から早足で離れて工房へ向かう。
最高権限である2人に無礼を働いたという認識はあり、鞘の中には罪悪感があふれていた。
自分の荷物はそんなに多くないから、今のうちに時間を見て峰の小屋の手直しをしていくといいかもしれないと考えた。
?「鞘じゃねぇの?」
「あ…、カルディア殿、デジェル殿。」
デジェル「…何かあったのか、表情が冴えない。」
2人は聖域の見回りの帰りであろう、談笑しながら歩いていた。
「いえ、先ほどまでアテナ様とセージ様に謁見をしていただいたものですから。」
カル「…それにしても、表情が硬いぜ。良くない事でもあったか?」
「いえ…。でも、お2人に無礼をしてしまったかも…。お話を聞いていただいたのに…。」
彼女の声に力がなくなっていく。
デジェル「鞘? もしかして、具合でも…。」
「いぇ…、失礼します…。」
彼女は一礼しようとしたのだが、そのままフラリと倒れてしまった。
デジェル「鞘!」
カル「おいっ、マジかよ!」
2人の声は消えゆく鞘の意識をつなぎ止める事はできなかった。
