朱色の瞳
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一方のエルシドである。
彼はいつものように任務や執務、さらには己や部下の修練に励んでいる。
鞘はもう大丈夫だ、たまに様子を見に行けば良いだろうと思い込んでいた。
しかし、彼は気づいていない。
事あるごとに鞘を思い出している事、気遣っている事に。
シジ「そういえば、エルシド。鞘の様子はどうなんだい? 姉上の墓参はできたんだろう?」
ある執務の最中にシジフォスがふと話を振る。
エルシド「墓参は一緒に済ませている。今は先の戦いで遅れている職人としての仕事に集中しているようだ。今はその仕事に集中させてやるべきだろう。」
シジ「そうか…。それなら良かった。」
シジフォスも安堵の表情を浮かべるのだが…。
レグ「シジフォス、この間の任務の報告書持ってきたんだけど…。」
シジ「あぁ、じゃあもらおうか。…どうした?」
レグルスの表情が少し曇っているようで、シジフォスは気になった。
レグ「あのさ、さっき工房の親方に会ったんだけど…。鞘の様子がおかしいんだって。」
シジ「鞘が? 親方は何て言っていたんだ?」
レグ「うん…。パッと見はいつにも増して仕事に集中しているんだが、何かを忘れようと無理して集中しているように見えるって…。」
レグルスは親方に聞いて様子を見に行ったのだが、レグルスにもそうとしか見えなかったという。
レグ「鞘は何かを忘れたいんだよ、その為に仕事に集中しているし何かを考えているんだと思う。」
レグルスの人物観察眼は鋭く、おそらく間違いない。
エルシド(何を悩んでいるというのだ、鞘が…。峰の墓参も果たし、テミス女神の戦いも彼女に何ら責任が無いとアテナ様自ら布告なさったというのに…。)
まるで思い当たる節がないエルシドは、自分が何か見落としているのかと考える。
シジ「俺達が考えたところで思いあたる点がない。ならば、鞘自らに問うしかあるまい? エルシド、時間ができたら相談に乗ってあげるといい。お前は彼女の後見人でもあるのだから。」
エルシド「あぁ…。」
彼はいつものように任務や執務、さらには己や部下の修練に励んでいる。
鞘はもう大丈夫だ、たまに様子を見に行けば良いだろうと思い込んでいた。
しかし、彼は気づいていない。
事あるごとに鞘を思い出している事、気遣っている事に。
シジ「そういえば、エルシド。鞘の様子はどうなんだい? 姉上の墓参はできたんだろう?」
ある執務の最中にシジフォスがふと話を振る。
エルシド「墓参は一緒に済ませている。今は先の戦いで遅れている職人としての仕事に集中しているようだ。今はその仕事に集中させてやるべきだろう。」
シジ「そうか…。それなら良かった。」
シジフォスも安堵の表情を浮かべるのだが…。
レグ「シジフォス、この間の任務の報告書持ってきたんだけど…。」
シジ「あぁ、じゃあもらおうか。…どうした?」
レグルスの表情が少し曇っているようで、シジフォスは気になった。
レグ「あのさ、さっき工房の親方に会ったんだけど…。鞘の様子がおかしいんだって。」
シジ「鞘が? 親方は何て言っていたんだ?」
レグ「うん…。パッと見はいつにも増して仕事に集中しているんだが、何かを忘れようと無理して集中しているように見えるって…。」
レグルスは親方に聞いて様子を見に行ったのだが、レグルスにもそうとしか見えなかったという。
レグ「鞘は何かを忘れたいんだよ、その為に仕事に集中しているし何かを考えているんだと思う。」
レグルスの人物観察眼は鋭く、おそらく間違いない。
エルシド(何を悩んでいるというのだ、鞘が…。峰の墓参も果たし、テミス女神の戦いも彼女に何ら責任が無いとアテナ様自ら布告なさったというのに…。)
まるで思い当たる節がないエルシドは、自分が何か見落としているのかと考える。
シジ「俺達が考えたところで思いあたる点がない。ならば、鞘自らに問うしかあるまい? エルシド、時間ができたら相談に乗ってあげるといい。お前は彼女の後見人でもあるのだから。」
エルシド「あぁ…。」
