朱色の瞳
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執務を終えたのはあれから2時間後、エルシドは鞘が待っているという施設に到着し、取り次ぎを頼む。
すぐに面会室へ通されて彼女を待つ。
石造りの部屋だが窓もちゃんと設けられており、外の穏やかな景色が心の鋭い感覚を和らげてくれる。
施設員「エルシド様、鞘さんをお連れしました。」
エルシド「ああ、お通ししてくれ。」
そして、ドアが開いて視界に入ってきたのは…。
黒髪を結い、あの朱色の瞳を自分から逸らさずにいる1人の女性。
「初めてお目にかかります、エルシド様…ですね?」
エルシド「いかにも。さぁ、中に入られよ。」
静かに入室してきた鞘は峰によく似ていた。
エルシド「…改めて名乗ろう。黄金聖闘士、山羊座のエルシドだ。」
「片倉峰が末妹、鞘にございます。」
エルシド「…峰に、姉上によく似ておられる。」
「そう、でしょうか? 姉は私がまだ幼い頃に日本を出たものですから…あまり記憶になく…。」
応接用の椅子にかけて、鞘は改めて一礼する。
「姉の顛末を記した手紙は確かに日本の家族の元に届きました。内容は悲しいものでございましたが、本当にありがとうございました。」
エルシド「いや…、礼を言われるような事は何も…。結局、俺は峰を救えなかった弱い男でしかない。」
「エルシド様、姉の墓はどちらに…?」
エルシド「あぁ、ここから少し離れた小高い丘の上にある。彼女が精進していた家のそばに。」
「簡単な絵地図で構いませんので、書いていただけますか? 参りたいのです。1つの目的は姉の墓参りなので。」
エルシド「承知した。で、他にも目的が?」
エルシドの問いに鞘は静かに口にした。
その口にした答えは、エルシドも驚きを隠せなかった。
~続く~
すぐに面会室へ通されて彼女を待つ。
石造りの部屋だが窓もちゃんと設けられており、外の穏やかな景色が心の鋭い感覚を和らげてくれる。
施設員「エルシド様、鞘さんをお連れしました。」
エルシド「ああ、お通ししてくれ。」
そして、ドアが開いて視界に入ってきたのは…。
黒髪を結い、あの朱色の瞳を自分から逸らさずにいる1人の女性。
「初めてお目にかかります、エルシド様…ですね?」
エルシド「いかにも。さぁ、中に入られよ。」
静かに入室してきた鞘は峰によく似ていた。
エルシド「…改めて名乗ろう。黄金聖闘士、山羊座のエルシドだ。」
「片倉峰が末妹、鞘にございます。」
エルシド「…峰に、姉上によく似ておられる。」
「そう、でしょうか? 姉は私がまだ幼い頃に日本を出たものですから…あまり記憶になく…。」
応接用の椅子にかけて、鞘は改めて一礼する。
「姉の顛末を記した手紙は確かに日本の家族の元に届きました。内容は悲しいものでございましたが、本当にありがとうございました。」
エルシド「いや…、礼を言われるような事は何も…。結局、俺は峰を救えなかった弱い男でしかない。」
「エルシド様、姉の墓はどちらに…?」
エルシド「あぁ、ここから少し離れた小高い丘の上にある。彼女が精進していた家のそばに。」
「簡単な絵地図で構いませんので、書いていただけますか? 参りたいのです。1つの目的は姉の墓参りなので。」
エルシド「承知した。で、他にも目的が?」
エルシドの問いに鞘は静かに口にした。
その口にした答えは、エルシドも驚きを隠せなかった。
~続く~