朱色の瞳
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★第9話★
鞘が目覚めたのは、テミス封印の翌日。
見知らぬ部屋に寝かされており、そばにはアテナ神殿付きの女官が控えていた。
女官「お目覚めですか? お加減はいかがです?」
「あ…、大丈夫だと…思います。」
女官「ようございました。お目覚めになられた事、お知らせしてきますね。もうしばらく、お休みになっていてください。」
「はい…。」
女官はニッコリとほほ笑んで退出して、部屋から離れていく足音だけが耳に入ってきた。
「私は…どうして。」
鞘には先の戦いの記憶が残っていなかった。
部屋からけして出てはならないとエルシドに厳命されて、その部屋に妙な声が聞こえてきたところまでは覚えているのだが…。
ただ、うっすらと覚えているのは…エルシドの顔。
(私がどうしていたのかはわからないけど、エルシド殿が必死の表情をしていたのは覚えている。どなたかに何があったのか聞かなくては…。)
しばらくベッドに寝たまま考え事をしていたら、今度は近づいてくる足音が聞こえてきた。
ノックする音が聞こえてきて、鞘は入室を促す。
入ってきたのは、教皇セージとサーシャ、シジフォスの3人。
サーシャ「鞘さん、お加減はいかがですか?」
「はい、大丈夫です…。」
セージ「うむ、顔色も大分良い。」
シジ「…鞘、君は何故ここで眠っていたのか、わかるかい?」
「いいえ…。」
サーシャ「目覚める前の最後の記憶は、どうですか?」
鞘は先ほど思い出した事をそのまま伝える、エルシドの事を除いて。
鞘が目覚めたのは、テミス封印の翌日。
見知らぬ部屋に寝かされており、そばにはアテナ神殿付きの女官が控えていた。
女官「お目覚めですか? お加減はいかがです?」
「あ…、大丈夫だと…思います。」
女官「ようございました。お目覚めになられた事、お知らせしてきますね。もうしばらく、お休みになっていてください。」
「はい…。」
女官はニッコリとほほ笑んで退出して、部屋から離れていく足音だけが耳に入ってきた。
「私は…どうして。」
鞘には先の戦いの記憶が残っていなかった。
部屋からけして出てはならないとエルシドに厳命されて、その部屋に妙な声が聞こえてきたところまでは覚えているのだが…。
ただ、うっすらと覚えているのは…エルシドの顔。
(私がどうしていたのかはわからないけど、エルシド殿が必死の表情をしていたのは覚えている。どなたかに何があったのか聞かなくては…。)
しばらくベッドに寝たまま考え事をしていたら、今度は近づいてくる足音が聞こえてきた。
ノックする音が聞こえてきて、鞘は入室を促す。
入ってきたのは、教皇セージとサーシャ、シジフォスの3人。
サーシャ「鞘さん、お加減はいかがですか?」
「はい、大丈夫です…。」
セージ「うむ、顔色も大分良い。」
シジ「…鞘、君は何故ここで眠っていたのか、わかるかい?」
「いいえ…。」
サーシャ「目覚める前の最後の記憶は、どうですか?」
鞘は先ほど思い出した事をそのまま伝える、エルシドの事を除いて。
