朱色の瞳
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マニゴルドは自分に丸投げした2人を恨みつつ、エルシドに指さして言い放つ。
マニ「鞘をどうするつもりだっていうのはなぁ、鞘をお前の女に…恋人にするのかしないのかってこった! わかったか、この生真面目山羊が!」
マニゴルドの言葉にエルシドも真っ白になってしまう。
エルシド(鞘を俺の恋人に…だと? いや、鞘はあくまで一流の武具職人になるために聖域へ来たのであって、それに鞘は峰の大事な妹だ、親友の妹をどうこうしようなどというのは人として如何なものなんだ、それに俺はまだまだ修行中の身…。)
生真面目と言われたとおりにエルシドの脳裏には鞘の事が浮かんでは消え、浮かんでは消えが繰り返される。
シジ「エルシドが黙り込んでしまったな…;」
アスプ「初恋の子供みたいだな…。」
マニ「荒療治にもほどがあんぜ…。」
3人3様の表現をするのだが、エルシドにはまるで耳に届いていないようで何の反応もない。
マニ「俺ぁ、帰るぞ。明日からの復興作業にむけて早く休みてぇんだ。」
アスプ「俺も帰る。デフテロスと作業の打ち合わせをしなくてはならん。」
シジ「じゃあ、俺も帰るよ。」
エルシドが我に戻ったのは、3人がその場を離れてずいぶんたってからだった。
いつまでも立ちっぱなしでもいられないので、エルシドは自分の宮へと戻る。
今まで鞘を特別どうこう想う事はなく、峰の妹という印象しかなかった。
職人としての修行にも熱心に取り組み、女性であるのに手は傷や火傷だらけだがそれを意にも介せず…。
その姿勢に好意を持てるのは確かだが、女性としてどうなのかというのは今まで一度も意識した事が無い。
年長2人組とマニゴルドの言葉に、エルシドは今まで感じた事も考えた事も無い感情に戸惑う事になる。
~続く~
マニ「鞘をどうするつもりだっていうのはなぁ、鞘をお前の女に…恋人にするのかしないのかってこった! わかったか、この生真面目山羊が!」
マニゴルドの言葉にエルシドも真っ白になってしまう。
エルシド(鞘を俺の恋人に…だと? いや、鞘はあくまで一流の武具職人になるために聖域へ来たのであって、それに鞘は峰の大事な妹だ、親友の妹をどうこうしようなどというのは人として如何なものなんだ、それに俺はまだまだ修行中の身…。)
生真面目と言われたとおりにエルシドの脳裏には鞘の事が浮かんでは消え、浮かんでは消えが繰り返される。
シジ「エルシドが黙り込んでしまったな…;」
アスプ「初恋の子供みたいだな…。」
マニ「荒療治にもほどがあんぜ…。」
3人3様の表現をするのだが、エルシドにはまるで耳に届いていないようで何の反応もない。
マニ「俺ぁ、帰るぞ。明日からの復興作業にむけて早く休みてぇんだ。」
アスプ「俺も帰る。デフテロスと作業の打ち合わせをしなくてはならん。」
シジ「じゃあ、俺も帰るよ。」
エルシドが我に戻ったのは、3人がその場を離れてずいぶんたってからだった。
いつまでも立ちっぱなしでもいられないので、エルシドは自分の宮へと戻る。
今まで鞘を特別どうこう想う事はなく、峰の妹という印象しかなかった。
職人としての修行にも熱心に取り組み、女性であるのに手は傷や火傷だらけだがそれを意にも介せず…。
その姿勢に好意を持てるのは確かだが、女性としてどうなのかというのは今まで一度も意識した事が無い。
年長2人組とマニゴルドの言葉に、エルシドは今まで感じた事も考えた事も無い感情に戸惑う事になる。
~続く~
