朱色の瞳
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
テミスは自らの未熟さを恥じた。
戦闘を繰り返すうちに高揚していた自らを律していれば、この結界を復活させている動きも見抜けたであろうに。
『口惜しや…。せめて我ができる範囲でそなたらを倒すのみぞ。』
テミスの消耗は見た目以上のようで、小宇宙の揺らめきが今までよりも顕著だ。
時々、鞘の肉体からオーラのようなものが浮き上がってくる。
それこそがテミスの魂であるとサーシャは見破っていた。
峰の魂がエルシドに教えたというテミスと鞘を繋ぐ糸とはこのことだ。
エルシドもそれを理解しており、その瞳からは一切の迷いが消えている。
峰の小宇宙が籠っている手からもエルシドを促す熱が発せられていた。
エルシド「女神テミス、アテナの御名と聖闘士の誇りを持って貴女を再び封印し、その肉体…返還していただく! 剣をとられよ。」
『山羊座がアテナの剣とはよく言ったものよ。よかろう、今生の我が剣の冴え、とくとその目に焼き付けるがよい!』
テミスももはやこれまでと悟っているのだろう。
どうせ封印されるならば、心のままに剣を振るおうというのだ。
敵対するティターン神族とはいえ、己の道をまっすぐに突き進み、迷いなく行動する。
道は違えども、どこか好感さえ持てた。
エルシドと剣を交えていくうちに、テミスの魂が少しずつ鞘の肉体から浮き出てくる。
急いては鞘の魂までも傷つけかねず、エルシドは注視しながら戦闘を継続していた。
『そんなにこの肉体の娘が気になるか、山羊座。』
エルシド「亡き友との約束だ、必ず助けると。それ以外に他意はない。」
『難儀なものだな、聖闘士とは。』
エルシド「どういう意味か?」
『自らで悟らねば意味がなかろう。…これでどうだ!!』
テミスの一撃はこれまでよりも重いもの。
エルシド「くっ、重い一撃…!」
だが、その一撃が更なる負担になったのか、テミスが表情を歪める。
『くっ、これすらもこの負担か…!』
戦闘を繰り返すうちに高揚していた自らを律していれば、この結界を復活させている動きも見抜けたであろうに。
『口惜しや…。せめて我ができる範囲でそなたらを倒すのみぞ。』
テミスの消耗は見た目以上のようで、小宇宙の揺らめきが今までよりも顕著だ。
時々、鞘の肉体からオーラのようなものが浮き上がってくる。
それこそがテミスの魂であるとサーシャは見破っていた。
峰の魂がエルシドに教えたというテミスと鞘を繋ぐ糸とはこのことだ。
エルシドもそれを理解しており、その瞳からは一切の迷いが消えている。
峰の小宇宙が籠っている手からもエルシドを促す熱が発せられていた。
エルシド「女神テミス、アテナの御名と聖闘士の誇りを持って貴女を再び封印し、その肉体…返還していただく! 剣をとられよ。」
『山羊座がアテナの剣とはよく言ったものよ。よかろう、今生の我が剣の冴え、とくとその目に焼き付けるがよい!』
テミスももはやこれまでと悟っているのだろう。
どうせ封印されるならば、心のままに剣を振るおうというのだ。
敵対するティターン神族とはいえ、己の道をまっすぐに突き進み、迷いなく行動する。
道は違えども、どこか好感さえ持てた。
エルシドと剣を交えていくうちに、テミスの魂が少しずつ鞘の肉体から浮き出てくる。
急いては鞘の魂までも傷つけかねず、エルシドは注視しながら戦闘を継続していた。
『そんなにこの肉体の娘が気になるか、山羊座。』
エルシド「亡き友との約束だ、必ず助けると。それ以外に他意はない。」
『難儀なものだな、聖闘士とは。』
エルシド「どういう意味か?」
『自らで悟らねば意味がなかろう。…これでどうだ!!』
テミスの一撃はこれまでよりも重いもの。
エルシド「くっ、重い一撃…!」
だが、その一撃が更なる負担になったのか、テミスが表情を歪める。
『くっ、これすらもこの負担か…!』
