朱色の瞳
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
エルシド「なぜ、お前がここにいる…! 峰!?」
峰「鞘の悲痛な心の叫びに引き寄せられたんだ。可愛い妹の危機を見過ごすような薄情な姉に見えるか?」
エルシド「俺が言っているのは、そういう事ではなく…!」
峰「すでに死んでいる私がなぜここにいるのか、という意味なのだろう?」
エルシド「あぁ…。」
峰「今教えただろう、鞘の悲痛な心の叫びを聞いたからだ。お前にも覚えはあるはずだ、エルシド。危機迫った友のために、魂だけでもと救援に駆け付けただろう?」
ハーデスとの最終決戦時の事を言っているのは明確だった。
生き残っていたシオンと童虎の所へ、すでに召された黄金全員の魂が集った時だ。
だが、それは聖闘士だからできた事のはず。
峰「人は誰もが小宇宙を持っているのだろう? 死した者は一瞬エイトセンシズに目覚める。エイトセンシズを発揮する方法を知っていたら、あの世に渡った者でもできない事ではない。」
エルシド「そうか、お前はその方法を知ったのだな…。」
峰「おそらく、この1回きりだろうが…。エルシド、鞘を助けてやってくれ。本来ならば故郷でそれなりの家柄であったから、すでに嫁いでいていい年頃だ。それが、私を目標にしてしまったばかりに、この聖域まで流れてきた…。最早、故郷に戻れはしない。ならば、せめてこの地であの子なりの幸せをつかんでほしい。」
エルシド「…鞘の幸せは彼女が決める事だ。だが、その手助けはしよう。他ならぬ友である峰、お前の最後の望みならば。」
峰「お前の研ぎ澄まされた聖剣ならば、鞘とあの女神を結び付けている微かな糸筋も切れるはずだ。その糸が見えるきっかけは必ず来る。」
エルシド「なぜ、お前がそのような事まで…。」
峰「死んでから見えたり感じる事もあるということさ。」
峰はしゃがみこんで、エルシドの利き手を撫でる。
峰「お前のこの拳に、聖剣に…私の気持ちを乗せてくれ。鞘を…頼むぞ。」
そう言うと、峰の姿が少しずつ消えていく。
エルシド「峰!!」
峰「最後に、鞘に言伝を…。私の分まで…幸せにと…。」
その言葉を最後に、峰の姿は完全に消滅して彼女の小宇宙も途絶えた。
エルシド「…すまん、峰。死したお前に救われたぞ。鞘は必ず俺が助けてみせる!」
峰「鞘の悲痛な心の叫びに引き寄せられたんだ。可愛い妹の危機を見過ごすような薄情な姉に見えるか?」
エルシド「俺が言っているのは、そういう事ではなく…!」
峰「すでに死んでいる私がなぜここにいるのか、という意味なのだろう?」
エルシド「あぁ…。」
峰「今教えただろう、鞘の悲痛な心の叫びを聞いたからだ。お前にも覚えはあるはずだ、エルシド。危機迫った友のために、魂だけでもと救援に駆け付けただろう?」
ハーデスとの最終決戦時の事を言っているのは明確だった。
生き残っていたシオンと童虎の所へ、すでに召された黄金全員の魂が集った時だ。
だが、それは聖闘士だからできた事のはず。
峰「人は誰もが小宇宙を持っているのだろう? 死した者は一瞬エイトセンシズに目覚める。エイトセンシズを発揮する方法を知っていたら、あの世に渡った者でもできない事ではない。」
エルシド「そうか、お前はその方法を知ったのだな…。」
峰「おそらく、この1回きりだろうが…。エルシド、鞘を助けてやってくれ。本来ならば故郷でそれなりの家柄であったから、すでに嫁いでいていい年頃だ。それが、私を目標にしてしまったばかりに、この聖域まで流れてきた…。最早、故郷に戻れはしない。ならば、せめてこの地であの子なりの幸せをつかんでほしい。」
エルシド「…鞘の幸せは彼女が決める事だ。だが、その手助けはしよう。他ならぬ友である峰、お前の最後の望みならば。」
峰「お前の研ぎ澄まされた聖剣ならば、鞘とあの女神を結び付けている微かな糸筋も切れるはずだ。その糸が見えるきっかけは必ず来る。」
エルシド「なぜ、お前がそのような事まで…。」
峰「死んでから見えたり感じる事もあるということさ。」
峰はしゃがみこんで、エルシドの利き手を撫でる。
峰「お前のこの拳に、聖剣に…私の気持ちを乗せてくれ。鞘を…頼むぞ。」
そう言うと、峰の姿が少しずつ消えていく。
エルシド「峰!!」
峰「最後に、鞘に言伝を…。私の分まで…幸せにと…。」
その言葉を最後に、峰の姿は完全に消滅して彼女の小宇宙も途絶えた。
エルシド「…すまん、峰。死したお前に救われたぞ。鞘は必ず俺が助けてみせる!」
