朱色の瞳
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セージ「鞘!」
エルシド「なっ…!?」
半透明の球体状の小宇宙に包まれて、鞘は眠っていた。
セージ「その娘を返してもらおう!」
老婆「それはできぬ相談。この娘はテミス様復活に欠かせぬ存在故な。」
童虎「まさか、女神テミスの依代にするつもりか!?」
老婆「察しが良いな、聖闘士。この娘はテミス様のご神託によって選ばれた神の器。光栄に思うがよい。」
エルシド「ふざけるなっ、その娘は聖域で預かる大事な身! 返してもらう!」
老婆「聞けぬな、その願いは。早急にテミス様復活の儀式を執り行わなければな…。」
黒い渦が大きく広がり、鞘や老婆達の背後にアテナ神像とは異なるが神々しさを醸し出す石像が現れた。
アテナ神像とにらみ合うようにそれは顕現し、その手に持つ剣が怪しく点滅する。
老婆「おお、テミス様もアテナと対峙し、あらぶる心を抑えられぬのか…!」
老婆「さぁ、テミス様! この娘を依代に現世へ復活なさいませ!!」
サーシャ「お待ちなさい!!」
サーシャがニケに小宇宙を込めて老婆達へ向けるのだが、テミス像の剣の点滅は間隔が短くなり、老婆達と鞘を小宇宙が包んでいく。
エルシド「鞘!!」
黄金達は何とかしようと石像に攻撃を仕掛けるが、ことごとく無力化されていく。
エルシドの脳裏には、峰が夢神ボペトールに取り込まれそうになった時の事が浮かんでくる。
病から救えなかった、死に面しても涙を流せなかった、それをまた…繰り返してしまうのかと。
エルシド「鞘は…、お前らに渡さん!!」
渾身の一撃を繰り出したのだが、無情にも弾かれてしまう。
鞘の肉体は浮かびあがり、テミス像の前へ磔になる。
老婆「テミス様、ご降臨ぞ!」
エルシド「やめろっ!!」
エルシドの叫びと同時にテミス像の剣がまばゆい光を放ち、皆の視界を白く染めた。
エルシド「なっ…!?」
半透明の球体状の小宇宙に包まれて、鞘は眠っていた。
セージ「その娘を返してもらおう!」
老婆「それはできぬ相談。この娘はテミス様復活に欠かせぬ存在故な。」
童虎「まさか、女神テミスの依代にするつもりか!?」
老婆「察しが良いな、聖闘士。この娘はテミス様のご神託によって選ばれた神の器。光栄に思うがよい。」
エルシド「ふざけるなっ、その娘は聖域で預かる大事な身! 返してもらう!」
老婆「聞けぬな、その願いは。早急にテミス様復活の儀式を執り行わなければな…。」
黒い渦が大きく広がり、鞘や老婆達の背後にアテナ神像とは異なるが神々しさを醸し出す石像が現れた。
アテナ神像とにらみ合うようにそれは顕現し、その手に持つ剣が怪しく点滅する。
老婆「おお、テミス様もアテナと対峙し、あらぶる心を抑えられぬのか…!」
老婆「さぁ、テミス様! この娘を依代に現世へ復活なさいませ!!」
サーシャ「お待ちなさい!!」
サーシャがニケに小宇宙を込めて老婆達へ向けるのだが、テミス像の剣の点滅は間隔が短くなり、老婆達と鞘を小宇宙が包んでいく。
エルシド「鞘!!」
黄金達は何とかしようと石像に攻撃を仕掛けるが、ことごとく無力化されていく。
エルシドの脳裏には、峰が夢神ボペトールに取り込まれそうになった時の事が浮かんでくる。
病から救えなかった、死に面しても涙を流せなかった、それをまた…繰り返してしまうのかと。
エルシド「鞘は…、お前らに渡さん!!」
渾身の一撃を繰り出したのだが、無情にも弾かれてしまう。
鞘の肉体は浮かびあがり、テミス像の前へ磔になる。
老婆「テミス様、ご降臨ぞ!」
エルシド「やめろっ!!」
エルシドの叫びと同時にテミス像の剣がまばゆい光を放ち、皆の視界を白く染めた。
