朱色の瞳
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一方、エルシド達の言いつけを守り、鞘は部屋で大人しくしていた。
喧騒も何も感じないが、何か圧迫感を感じている。
(聖域はどうなっているのだろう。戦になっているのは間違いないのに、逆にこの静けさが不安で仕方ない…。)
ベッドに腰かけては部屋をウロウロする、それを繰り返していて落ち着かない鞘だが、簡単に表に出てはならないのでグッと我慢する。
≪ほほぉ、ここに居たか。≫
「え?」
近くで誰かの声がしたと思い、部屋を見渡すが誰もいない。
外から声をかけられたにしては声が近い。
鞘は不安げにそんなに広くない部屋を見渡す。
「誰? 誰かいるんですか?」
≪東洋の娘よ、その肉体もらい受けるぞ。≫
「誰なんですか?」
≪光栄に思え、誇り高き女神の器に選ばれた事を。≫
次の瞬間、鞘の意識が薄れていく。
(あ…、誰…か。)
声を上げる間もなく、彼女の体は床に落ちる。
鞘のそばの空間が僅かに歪み、その中から出てきたのはあの神殿の老婆達。
「首尾よく手に入ったな、テミス様の依代。」
「さぁ、早く引き上げよう。アテナの聖闘士は小宇宙の異変に敏感であるぞ。」
「おぉ、そうしよう。」
老婆達は彼女の体を囲み、その身に手を触れた。
喧騒も何も感じないが、何か圧迫感を感じている。
(聖域はどうなっているのだろう。戦になっているのは間違いないのに、逆にこの静けさが不安で仕方ない…。)
ベッドに腰かけては部屋をウロウロする、それを繰り返していて落ち着かない鞘だが、簡単に表に出てはならないのでグッと我慢する。
≪ほほぉ、ここに居たか。≫
「え?」
近くで誰かの声がしたと思い、部屋を見渡すが誰もいない。
外から声をかけられたにしては声が近い。
鞘は不安げにそんなに広くない部屋を見渡す。
「誰? 誰かいるんですか?」
≪東洋の娘よ、その肉体もらい受けるぞ。≫
「誰なんですか?」
≪光栄に思え、誇り高き女神の器に選ばれた事を。≫
次の瞬間、鞘の意識が薄れていく。
(あ…、誰…か。)
声を上げる間もなく、彼女の体は床に落ちる。
鞘のそばの空間が僅かに歪み、その中から出てきたのはあの神殿の老婆達。
「首尾よく手に入ったな、テミス様の依代。」
「さぁ、早く引き上げよう。アテナの聖闘士は小宇宙の異変に敏感であるぞ。」
「おぉ、そうしよう。」
老婆達は彼女の体を囲み、その身に手を触れた。
