朱色の瞳
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あの森の神殿内では…。
「壊れた農具に術を施し、聖域内への侵入が成功した。」
「しかし、アテナの走狗に勘づかれたようだ。」
「かまわぬ、今回は器の捜索のみが目的。我らの存在に気付いたとて、あの御方の聖なる結界によって捜索もここまで及ばぬ。完全に我らは守られるのだ。」
老婆達の中心には水晶玉が鎮座しており、ゆらゆらと光が揺れている。
そこには聖域の風景が次々に流れていく。
術の本体である農具はアスミタの手にあるが、小宇宙はうっすらと聖域中に広がっているのだ。
それは、約束された器のみを探し続ける。
聖域は男性社会、女性を見つける事すら難しい。
「あの御方こそ、太古の昔よりこの地上を治める一族のご出自…。あの忌々しいオリンポス神族との戦に敗れ、このような鬱蒼とした闇深い森林の神殿に封じられている事は…断じて許されない。」
「いかにも…。だが、もうすぐだ、もうすぐ…あの御方の依り代が見つかり、あの御方がこの地上に君臨なさる。」
「その後、ご自分の一族の封印も解かれるであろう。その時こそ、今一度オリンポスとの地上の覇権を争う戦が始まる!」
「そうよ、アテナは今度こそ敗北を喫する!」
薄暗い小宇宙が漂いだし、神殿を満たす。
「我らが崇める、ティターン神族の1柱にして、勇ましきあの御方…。」
その女神を模した石像を見上げ、老婆たちは笑みを浮かべる。
「正義の天秤を司りし、気高き女神…テミス様の復活を何としても成功させるのだ!」
~続く~
「壊れた農具に術を施し、聖域内への侵入が成功した。」
「しかし、アテナの走狗に勘づかれたようだ。」
「かまわぬ、今回は器の捜索のみが目的。我らの存在に気付いたとて、あの御方の聖なる結界によって捜索もここまで及ばぬ。完全に我らは守られるのだ。」
老婆達の中心には水晶玉が鎮座しており、ゆらゆらと光が揺れている。
そこには聖域の風景が次々に流れていく。
術の本体である農具はアスミタの手にあるが、小宇宙はうっすらと聖域中に広がっているのだ。
それは、約束された器のみを探し続ける。
聖域は男性社会、女性を見つける事すら難しい。
「あの御方こそ、太古の昔よりこの地上を治める一族のご出自…。あの忌々しいオリンポス神族との戦に敗れ、このような鬱蒼とした闇深い森林の神殿に封じられている事は…断じて許されない。」
「いかにも…。だが、もうすぐだ、もうすぐ…あの御方の依り代が見つかり、あの御方がこの地上に君臨なさる。」
「その後、ご自分の一族の封印も解かれるであろう。その時こそ、今一度オリンポスとの地上の覇権を争う戦が始まる!」
「そうよ、アテナは今度こそ敗北を喫する!」
薄暗い小宇宙が漂いだし、神殿を満たす。
「我らが崇める、ティターン神族の1柱にして、勇ましきあの御方…。」
その女神を模した石像を見上げ、老婆たちは笑みを浮かべる。
「正義の天秤を司りし、気高き女神…テミス様の復活を何としても成功させるのだ!」
~続く~
