朱色の瞳
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その頃の工房は普段通りの仕事が始まっており、皆が変わりなく過ごしている。
鞘はまず武器の修復を行っており、まだ農具の修理には取り掛かっていない。
空はいつものように青く澄んで、風も穏やか、心地よい日である。
しばらく修理作業をしていたが、工房長の声が遠くから聞こえてきた。
工房長「えぇ? 不思議な修復依頼、ですか?」
エルシド「あぁ、心当たりはないか?」
工房長「いやぁ、いつもと同じような依頼ばっかりですよ? よかったら、工房内をご覧になってください。」
エルシド「アスミタ?」
アスミタ「工房長の言葉に甘えよう。ここまでうっすらとした気配ではそばに行かねば正体がつかめん。」
鞘は何事かと思いながらも、自分は自分の仕事をしなくてはと集中している。
だが、3人の気配はどんどん近づいてきて、背後まで迫ってきた。
工房長「鞘、少しいいか?」
「はい。どうかしましたか? エルシド様と…、えっと…。」
アスミタ「乙女座のアスミタだ、君の噂はかねがね聞いている。単刀直入に聞くが、最近変わった修理依頼などは?」
「いえ、いつも通りの武具や農具の依頼のみで…。順番待ちの物がありますが、ご覧になりますか?」
エルシド「あぁ、見せてくれ。」
鞘は自分の使っている倉庫へ2人を案内した。
石組みの倉庫で、扉を開ければいくつかの武器と農具が規則正しく並んでいる。
アスミタは精神を集中させてあの小宇宙を探る。
アスミタ「…どうやら、ここで正解のようだ。」
彼は倉庫の中に入り、ある農具の前に立つ。
アスミタ「この農具の持ち込まれた経緯を知りたい。」
「ロドリオ村の工房に修理の依頼をしにきたご老人がいるそうです。その方は村の方ではないとしか聞いていません。」
アスミタ「なるほど、外部から持ち込まれた農具か…。この小宇宙を辿っていくのは少々事だな…。だが、そうも言っていられないな。鞘、この農具を預かる。」
「え?」
エルシド「この農具には何かしらの術が施されている。今は何も起きていないが、これから漂う小宇宙は我らの知るものとは異なる。外部の敵対勢力の可能性があるんだ。」
「そう…なんですね。ただ、ロドリオ村の工房は10日ほどで修理が終わるとそのご老人に伝えたそうです。それが2日前の話ですから、あまり時間がありません。」
アスミタ「最善を尽くそう。では、私は処女宮へ行って瞑想に入る。エルシド、教皇には左様伝えてほしい。」
エルシド「承知した。」
アスミタは鞘が持ってきた布に農具を包み、それを抱えて処女宮へ帰っていった。
鞘はまず武器の修復を行っており、まだ農具の修理には取り掛かっていない。
空はいつものように青く澄んで、風も穏やか、心地よい日である。
しばらく修理作業をしていたが、工房長の声が遠くから聞こえてきた。
工房長「えぇ? 不思議な修復依頼、ですか?」
エルシド「あぁ、心当たりはないか?」
工房長「いやぁ、いつもと同じような依頼ばっかりですよ? よかったら、工房内をご覧になってください。」
エルシド「アスミタ?」
アスミタ「工房長の言葉に甘えよう。ここまでうっすらとした気配ではそばに行かねば正体がつかめん。」
鞘は何事かと思いながらも、自分は自分の仕事をしなくてはと集中している。
だが、3人の気配はどんどん近づいてきて、背後まで迫ってきた。
工房長「鞘、少しいいか?」
「はい。どうかしましたか? エルシド様と…、えっと…。」
アスミタ「乙女座のアスミタだ、君の噂はかねがね聞いている。単刀直入に聞くが、最近変わった修理依頼などは?」
「いえ、いつも通りの武具や農具の依頼のみで…。順番待ちの物がありますが、ご覧になりますか?」
エルシド「あぁ、見せてくれ。」
鞘は自分の使っている倉庫へ2人を案内した。
石組みの倉庫で、扉を開ければいくつかの武器と農具が規則正しく並んでいる。
アスミタは精神を集中させてあの小宇宙を探る。
アスミタ「…どうやら、ここで正解のようだ。」
彼は倉庫の中に入り、ある農具の前に立つ。
アスミタ「この農具の持ち込まれた経緯を知りたい。」
「ロドリオ村の工房に修理の依頼をしにきたご老人がいるそうです。その方は村の方ではないとしか聞いていません。」
アスミタ「なるほど、外部から持ち込まれた農具か…。この小宇宙を辿っていくのは少々事だな…。だが、そうも言っていられないな。鞘、この農具を預かる。」
「え?」
エルシド「この農具には何かしらの術が施されている。今は何も起きていないが、これから漂う小宇宙は我らの知るものとは異なる。外部の敵対勢力の可能性があるんだ。」
「そう…なんですね。ただ、ロドリオ村の工房は10日ほどで修理が終わるとそのご老人に伝えたそうです。それが2日前の話ですから、あまり時間がありません。」
アスミタ「最善を尽くそう。では、私は処女宮へ行って瞑想に入る。エルシド、教皇には左様伝えてほしい。」
エルシド「承知した。」
アスミタは鞘が持ってきた布に農具を包み、それを抱えて処女宮へ帰っていった。
