朱色の瞳
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★第4話★
鞘が12宮の工房に滞在して数か月。
彼女は押しも押されぬ女性武具職人の代名詞となっていた。
けして目立つような立ち振る舞いはしないが、その腕前の確かさで好意的な噂の中心であった。
そして、毎日武具職人として過ごしている内に、ある依頼も彼女のところへ舞い込んでくるようになった。
「農具の修復と製造…ですか?」
工房長「あぁ、ロドリオ村の工房の主からお前なら腕前が確かだろうとな。最近、周辺の農村から修復や製造の依頼が結構舞い込んでくるそうだ。村の工房だけでは手が回らんそうでな。」
「そうですね…。人々の日々の暮らしを豊かにする道具を作り出すのも職人冥利に尽きる事。私でよろしければ、そのお話お受けします。」
工房長「はは、お前ならそう言ってくれると思っていたよ。では、修復の農具がいくつか届いているから持ってこようか。」
「私もお手伝いします。」
工房に持ち込まれたのは使い古されてヒビが入ったり、欠けた部分のある農具。
1つ1つが人々の生活を支える道具なのだ。
武具とは違う愛着のようなものを感じ、鞘は修復作業に入っていく。
その日から、鞘は1日の半分は武具、残り半分は農具の修復や製造に取り組むようになった。
その話は、間もなく12宮に広がっていく。
エルシド「ほぅ、農具の方も担当する事に…。」
執務室で武具工房からの定期的な報告書を読み、エルシドは小さな感嘆の声を上げる。
シオン「どうしたのだ、エルシド?」
エルシド「読んでみるといい。」
エルシドから渡された報告書を読むと、シオンの表情も好意的になる。
シオン「良い事じゃないか、武器や防具だけではなく、農具の修復や製造というのは直接人々の生活につながる事だからな。やはり、腕の良い武具職人とはいえ、平和な事にその腕前を振るう方が素晴らしい。」
エルシド「うむ。」
アルバ「我々はあらゆる面で周囲の村から恩恵を受けている。その手助けをしてもらえるなら、幸いだ。」
鞘の存在は少しずつ、皆に染み込んでいった。
鞘が12宮の工房に滞在して数か月。
彼女は押しも押されぬ女性武具職人の代名詞となっていた。
けして目立つような立ち振る舞いはしないが、その腕前の確かさで好意的な噂の中心であった。
そして、毎日武具職人として過ごしている内に、ある依頼も彼女のところへ舞い込んでくるようになった。
「農具の修復と製造…ですか?」
工房長「あぁ、ロドリオ村の工房の主からお前なら腕前が確かだろうとな。最近、周辺の農村から修復や製造の依頼が結構舞い込んでくるそうだ。村の工房だけでは手が回らんそうでな。」
「そうですね…。人々の日々の暮らしを豊かにする道具を作り出すのも職人冥利に尽きる事。私でよろしければ、そのお話お受けします。」
工房長「はは、お前ならそう言ってくれると思っていたよ。では、修復の農具がいくつか届いているから持ってこようか。」
「私もお手伝いします。」
工房に持ち込まれたのは使い古されてヒビが入ったり、欠けた部分のある農具。
1つ1つが人々の生活を支える道具なのだ。
武具とは違う愛着のようなものを感じ、鞘は修復作業に入っていく。
その日から、鞘は1日の半分は武具、残り半分は農具の修復や製造に取り組むようになった。
その話は、間もなく12宮に広がっていく。
エルシド「ほぅ、農具の方も担当する事に…。」
執務室で武具工房からの定期的な報告書を読み、エルシドは小さな感嘆の声を上げる。
シオン「どうしたのだ、エルシド?」
エルシド「読んでみるといい。」
エルシドから渡された報告書を読むと、シオンの表情も好意的になる。
シオン「良い事じゃないか、武器や防具だけではなく、農具の修復や製造というのは直接人々の生活につながる事だからな。やはり、腕の良い武具職人とはいえ、平和な事にその腕前を振るう方が素晴らしい。」
エルシド「うむ。」
アルバ「我々はあらゆる面で周囲の村から恩恵を受けている。その手助けをしてもらえるなら、幸いだ。」
鞘の存在は少しずつ、皆に染み込んでいった。
